修理それとも買い替え？ペンタブが故障した時どちらを選んだ方がお得なの？

ペンタブは精密機械です。

丁寧に扱っていても初期不良や予期せぬ故障で使えなくなることも充分考えられます。

故障したら当然修理が必要ですが、場合によっては新しいペンタブを買った方が安上がりなんてことも…。

一体どちらを選んだらいいのでしょうか?

また、いざという時のために修理を依頼する手順も知っておかなくてはいけません。

ペンタブの修理を依頼する前に試してほしいこと

ペンタブの不具合は色々なことが原因でよく起こります。

認知されない・動かないからといって確実に故障しているとは限らないので、
修理を依頼する前に説明書や公式サイトのFAQなどを確認して改善の余地がないか試しておきましょう。

例えば以下のようなことで治りませんか?

●ドライバの再インストール
●PCの再起動やシステムの復元
●USBをさし直す、または他の場所に変える

またペンタブの設定に問題があることも…、とにかくやれそうなことは全てやってみましょう。

ペンタブの修理を頼みたい時は事前にメーカーのサポートセンターに連絡しておかなくてはなりません。

スタッフにペンタブの品番や状態などを伝えて、それから発送という流れになるので勝手に送らないように注意してください。

サポートセンターへの問い合わせは電話・FAX・メールからできます、口頭じゃなくても構わないので説明が苦手という方でも問題ありませんよ。

また、連絡した際に改善方法を教えてくれる場合もあります、とりあえず故障したらサポートへ連絡と覚えておきましょう。

こればかりは素人目で判断することはできません。

メーカーに問い合わせをしても、やはり現物をしっかり見てもらわない限り正確な見積もり金額は出ないと思ってください。

Wacom製品なら目安になる金額が公式サイトに掲載されています。

Bamboo→S(サイズ)6,800円・M7,900円、Bamboo pad4,500円～5,500円、※本体故障の場合
Intuos→16,000円～30.500円程度、※部品の在庫関係により製品一式と交換になるそうです

ペンタブを買ってから1年経っていない場合や長期保証に入っているという方なら無償修理も受けられます。

ただしレシートなど購入日を証明する物がないと有償となるので注意してください。

また無償の場合でも送料は依頼者持ちです。

ペンタブの修理に出せる金額には上限があるでしょうから、見積もりをして高いと感じたなら新しい物を購入することをおすすめします。

Wacomの場合は修理のキャンセル費用が掛からないので特に負担もありません。

ちなみに見積もりの有効期限が30日間あるので直ぐに答えを出さなくてもOK、じっくり考えることができます。

Wacomでは大体5営業日以内にペンタブを返却してくれるそうです。

他のサービスと比べたら断然早く済むのではないでしょうか。

ただし修理をしてもらう場合、タブレット本体だけではなくペンやケーブルなど全て揃えて送らなくてはならないため、
代わりのペンや本体を用意すれば問題ないということはありません。

この期間は一切の作業がストップしてしまいますから、仕事でペンタブを使っている方は思い切って新しいペンタブやスペア用を買ってはいかがでしょうか。

また知人や友人にお願いして借りるという方法もあります。

ペンタブを買ってから1年以上が経過している、また保証期間が過ぎている場合は有償修理になります。

値段は現物を見てもらわない限り分かりませんが、物によっては新しいペンタブを買った方がお得かもしれません。

キャンセル料は掛からないので、一応見積もりをしてもらって金額次第でキャンセルか修理かを選べばいいと思います。

また故障じゃない可能性もありますから、設定やドライバ・OSなどを見直してみるのも忘れずに!