漫画家を目指す方が専門学校を目指すメリットやデメリットとは?
日本で漫画家を目指す方法は、独学で努力するケースとプロのアシスタントになるケースがありました。
所が、最近では、多くの専門学校が存在するので、通学する事によってプロになる方が増えています。
しかし、専門学校へ通学して、プロの漫画家を目指す方法は、メリットもあればデメリットもあるのです。
そこで、これから漫画家を目指そうと考えている方のために、専門学校へ通ったほうが良いのか紹介するので、参考にしてみて下さい。
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専門学校へ通うメリット
漫画関連の専門学校へ通うメリットは数多くあるので、短期間でプロの漫画家になる可能性は十分にあります。
そこで、どのようなメリットがあるのか説明するので、確認してみて下さい。
豊富な機材やソフトが豊富
漫画を制作する際には、今までアナログの画材道具を使う事が一般的でしたが、最近ではデジタルの画材道具を使うケースが増えています。
このデジタルの画材道具とは、パソコン・ペンタブレット・専用ソフトなどです。
これらの画材道具を揃えようとしたら、よほど予算を抑えなければ20万円を超えてしまうので注意しなければいけません。
さらに、独学の場合には、どの画材を揃えたら良いのか分からない場合もあり得ます。
所が、漫画の専門学校では、これらの画材道具を揃えている学校が多いのです。
そのため、デジタルの画材道具を揃える事が難しい場合には、漫画の専門学校へ入学するメリットは大きいです。
短期間でスキルアップ
独学で漫画家を目指そうとしたら、間違った描き方をしている事に気づかないケースがあります。
間違った描き方をしていたら、いつまでも上達しないのですが「努力していれば、いつか上達する」と思ってしまう場合もあるので注意する必要があるのです。
所が、専門学校へ通えば、プロの講師がしっかりと指導してくれるので、正しい描き方を学べるので、短期間でスキルアップする事が可能です。
そのため、いつまでも上達できなくて悩んでいる場合には、漫画関連の専門学校へ入学してみる事をおすすめします。
ライバルと切削琢磨
一人で漫画を描いていたら、モチベーションが上がらない場合があります。
しかし、専門学校へ通学していたら、多くのライバルたちがいるので、多くの刺激をもらえます。
そのため、ライバルたちと切磋琢磨する事によって、集中して漫画の作品を完成させる事が可能です。
ただし、全ての生徒の性格が良いとは限らないので、あなたの作品を馬鹿にしてくる場合もあり得ます。
それでも、馬鹿にされた時の悔しさを創作するエネルギーに変えられたら、漫画を描くスキルを身に付ける事が可能です。
業界と太いパイプ
日本の漫画の専門学校は、様々な学校があって、その中には漫画の業界と太いパイプがある所も存在します。
実際に、スキルの高い方であっても、巡り合わせが悪ければプロの漫画家になれない可能性は高いです。
しかし、太いパイプが存在する専門学校を卒業すれば、そのパイプを利用して、プロの漫画家になれる可能性が高くなります。
そのため、自分の実力だけでは心配になってしまう方は、業界と太いパイプのある専門学校へ通うメリットは大きいです。
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専門学校へ通うデメリット
漫画の専門学校へ通うメリットは数多くありますが、残念ながらデメリットも存在します。
そのデメリットを把握しないで、専門学校へ入学したら後悔する事になってしまうので、詳しく紹介しましょう。
通学する難しさ
学校を卒業して、親が学費を出してくれる状態であれば、漫画の専門学校へ通う事は難しい事ではありません。
しかし、社会人になってからプロの漫画家になりたくなった場合には、専門学校へ通う時間を確保する事は難しいのです。
実際に、夜間に授業を行なっている場合もありますが、自宅に帰ってから専門学校へ通うのは時間のロスになるので注意しなければいけません。
そのため、社会人として通う事が難しい場合には、自宅からインターネットを利用して、学べる学校を選んだほうが良いです。
学費が高い
インターネットで学べる専門学校を利用すれば、社会人でも会社を辞めなくてもスキルアップする事はできます。
しかし、問題となるのが『学費』です。
実際に、日本の漫画の専門学校は、学費の高い所が多いので注意しなければいけません。
その時に、少しでも学費の安い所を選ぼうとしたら、機材があまり揃っていない可能性があるので、気を付けて下さい。
そのような事を考えたら、学費と学校の環境のバランスを考えて、どこの学校へ入学するべきか検討したほうが良いです。
専門学校へ通う注意点
漫画の専門学校へ入学したら「これでプロになれる」と勘違いしてしまう方がいますが、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。
そのポイントを抑えておかなければプロになる事が難しくなってしまうので、参考にしてみて下さい。
通学期間
専門学校は、小学校とは違って、多くの学校の通学期間が2年程度です。
そのため、積極的に学ぼうとしなければ、スキルアップする事は難しいのです。
そのような問題点を考えたら、専門学校にいる時だけではなく、自宅にいる時も漫画を描く努力をしなくてはいけません。
自宅で、ある程度まで漫画の作品を完成できたら、その作品を講師に見せて、どの辺りが良かったのか聴いてみて下さい。
そうすれば、講師は漫画を描く際のアドバイスをしてくれるので、短期間でプロに近づく事は可能です。
漫画の練習方法
専門学校へ行けば、多くの事を学べますが、多くの漫画にも目を通す事も重要です。
実際に、日本は世界でも漫画が進んだ国なので、多くの漫画本が販売されています。
そのような漫画本に目を通して、自分の作品とプロの作品では、どのような所が違うのか確認してみて下さい。
そうすれば、自分の実力の高さが分かりますし、足りない部分を専門学校で学んでいく事もできます。
可能であれば、専門学校へ通う前に、自分がどの部分を学べば良いのか把握して、自分にとって必要なスキルを教えてくれる学校を選んだほうが良いでしょう。
おすすめの専門学校
漫画の専門学校のメリットやデメリットなどを理解してもらえた所で、次におすすめの専門学校を2つまで紹介するので、参考にしてみて下さい。
日本マンガ塾
『日本漫画塾』では、多くの方たちが自分のペースで学べるようなシステムを用意しています。
実際に、本校の『プロ養成科』では、週に3~5日まで学べる上に、午前と午後のどちらかまで選ぶ事ができます。
さらに『土曜科』では、週に1日だけ学ぶ事ができるので、社会人でも通学しやすいコースなので、おすすめです。
そして『プロ養成科』では、2年間のうちに漫画の基礎からしっかりと学ぶ事ができるので、初心者の方でもスキルアップする事が可能です。
日本アニメ・マンガ専門学校
多くの漫画家を輩出した新潟県にも、漫画の専門学校があって、それが『日本アニメ・マンガ専門学校』です。
この学校では、多くのコースが用意されていて、アニメーター科・コミックイラスト科・マンガ&イラストマスター科・マンガクリエイト科などがあります。
そのため、あなたの好みに合うコースを見つけられる可能性が高いです。
さらに、新潟は漫画に関係する施設やイベントがあるので、プロの漫画家を目指しやすい環境が整っています。
まとめ
漫画の専門学校へ通えば、必ずプロの漫画家になれる訳ではありませんが、短期間でスキルアップする事ができます。
さらに、デジタルの画材道具の使い方まで学べるので、今までアナログの画材ばかり使ってきた方は、専門学校へ通うメリットは大きいです。
そのため、アナログだけではなく、デジタルの漫画も制作してみたい方は、まずは専門学校へ通ってみる事をおすすめします。