中高生がプログラミングスクールを選ぶ際のポイントってある?
プログラミングスクールは、大人が行くところだと思っている方もたくさんいるでしょう。
しかし実はそんなこともありません。
別にプログラミングスクールには、中高生だって行くことができるんです。
どんなことでも、早いうちに学んでおけば最終的な習熟度は高くなることが多い。
だからプログラミングスクールにも早くから通うのは賛成です。
でも、どうやって選んでいけばいいのでしょうか?
中高生向けのプログラムがあるところを選ぶ
まず一つ大切なことは、中高生向けのプログラムがあるプログラミングスクールを選ぶということです。
プログラミングスクールと一口に言ってもいろいろなところがあります。
その中には中高生向けのプログラムを提供しているところもありますが、多くの場合ではそれはありません。
でもそれがあれば、中高生向けの優しいレベルからスタートできますし、そもそもそれがあるということで、たくさんの中高生に向けて教えてきたという実績があるということになりますよね。
それがないのにいきなり中高生向けのプログラムを提案するのは難しい。
それがあるからこそ、中高生ならこんなことから始めると理解が早いとか、中高生にはこれ以上のレベルのことは難しいことが多いとか、そういうことが判断できるようになり、効率的に教えていけるようになるんですから。
なので、中高生向けのプログラムがあるところを選ぶ方が確実なのです。
決して数は多くはない
ただそういう中高生向けのプログラムを提供しているプログラミングスクールというのは、決して数は多くないです。
基本的にはあまり数がないんです。
なので、その中からえり好みしていくのはやや難しくはなりますね。
ただそういうところもあることは確実なので、その中で比べてみることをおすすめします。
オンラインで授業を受けることができるところ
中高生向けのプログラムがあるということも大切ですが、それと同じくらい大切なことに、オンラインで授業を受けることができるかどうかということもあります。
何となく中高生の習い事というと、直接教室に通って、そこで何かを教えてもらうというイメージがある方も多いでしょう。
確かにそれも間違いではありません。
しかし、より効率的に勉強していきたいのであれば、オンラインタイプのスクールを受講するべきなのです。
意外と時間が取れないのが高校生
大学生や大人であればある程度夜遅くまで勉強することも可能です。
しかし中高生の場合には、そうそうそれが出来ません。
夜遅くに外を出歩いていたら、補導されてしまう可能性だって0ではないでしょう。
では夜以外の時間に勉強することは可能かと言われたらそれもむずかしいです。
部活をしていなければ、周りの人が部活をしている時間をプログラミングスクールにあてることもできますから、通学タイプのプログラミングスクールでもありではあります。
しかし部活をしていたら、授業が終わってから6時くらいまでの間は埋められてしまいます。
人によってはもっと遅くなることもあるでしょう。
となるとやはり、時間が足りなくなるんです。
だから通学に時間をかけていられる余裕はありません。
オンラインであれば、通学に時間がかかるということはまずないんです。
さらに空いている時間をうまく使うことができるわけですから、時間の使い方もより効率的になります。
だから、オンラインタイプのプログラミングスクールがおすすめなんです。
コストがあまりかからないということも大切
プログラミングスクールは、大人が行くと30万円以上かかってくることもあります。
しかし、やはり中高生の習い事でそこまでのコストをかけるのはおすすめしません。
というのも、そもそも中高生がプログラミングを習うのと、大人がプログラミングを習うのでは、そもそも理由が違うことが多いですから。
大人の場合は、プログラミングを学んでそれをそのまま就職に活かして、その仕事に就こうという方が多いです。
確かに中高生でも、最終的にはそうなればいいなと思っている方はいるでしょう。
しかしそれは、決して来年再来年あたりにくる話ではないはず。
中学生の場合にはあと6年から10年くらい時間があります。
高校生の場合でも、4年から6年くらいは猶予があるものです。
だから、今すぐにすごく高いレベルを身に着ける必要はない。
まずは基礎的なところをしっかりと網羅して、あとは独学で学びながら進歩していくということでも十分なのです。
それならばやはり、あまりコストをかけるのはもったいないです。
今すごく高いレベルに無理して持っていったとしても、使わないと忘れるのがプログラミングです。
だから中高生のうちにあまりコストをかけてしまうとますます持ったないことになりかねない。
シンプルなことではありますが、コストというのはすごく大切なポイントになります。
挫折する可能性もある
プログラミングスクールでは、行き始めたはいいけど挫折してしまうこともあります。
それは別に、中高生だからそうなるということではなく、大人でもそうなることはあるんです。
比較的にいろいろなことを経験して、経験からくる予測で比較的に物事を理解しやすくなっている状態の大人でもそうなることがあるんですから、中高生の場合より挫折してしまう可能性は高くなります。
ましてや大人であれば、これを使って就職をしたいというモチベーションがありますが、中高生の場合はまだそこまでのモチベーションがないことも多いものです。
何となく興味を持ったから行ってみたという程度の人がほとんどになります。
となるとやはり、途中で難しく感じて面倒になり、行くのをやめようと思ってしまうようになることもあるんです。
それを考えても、あまりコストはかけない方が良いということになります。
マンツーマンで学べるところを
もう一つ、中高生がプログラミングスクールを選ぶ際のポイントとして挙げるならば、マンツーマンで学ぶことができるかどうかです。
マンツーマンで学ぶことができるところであれば、わからないところも比較的に質問しやすいです。
少なくともいろいろな人と同時に学ぶところよりは、はるかに質問はしやすくなります。
だから、確実にわからないところを攻略していけるんです。
なぜ人に教えてもらうのかを考えれば、その質問の重要性はわかるのではないでしょうか?
わからないところを分かるようにするから習う
もしわからないところが特になく、本を読んで理解できるのであれば、そもそも人に習う必要はありません。
本をたくさん読めばいいでしょう。
しかし人はそううまくはできていない。
ほとんどの人が、本を読んだだけでは理解出来ないポイントが出てくるものなのです。
それを聞くことができるから、教室に行くんです。
つまり質問しやすい環境で、きちんと質問が出来て、分からないところを分かるように出来ないのであれば、そんなところに行く意味はないということになります。
中高生で数名が同じ教室で学ぶとなると、さらに聞きづらさは増すものです。
だから特に中高生の場合には、マンツーマンで学ぶことができるところがおすすめになります。
まとめ
中高生がプログラミングスクールに行くのであれば、これらのポイントのうち少なくとも一つは満たしているところに行くようにするのが吉です。
もちろんすべてを満たしていればそれに越したことはないですが、なかなかすべてを満たすのは難しい。
だからこの中から特に自分にとって重要そうなポイントを選んで、それを満たしているところに行くようにするのが良いのです。