すぐに頭が痛くなる…液晶モニタで頭痛がすることへの対処法ってある?
液晶モニタを長い間見ていると、次第に頭が痛くなってきてしまうという方も多いのではないでしょうか?
そうして途中で頭が痛くなってしまうと、それによって作業効率も大幅に落ちたりして、やる気もなくなっていくものです。
だからそれにはきちんと対処したいところ。
ではどうすれば液晶モニタを見ていても頭痛がしないようにしていけるのでしょうか?
フリッカーフリーの液晶モニタに変える
液晶モニタで頭痛がしてきてしまうということには、いくつかの原因があるものです。
そのうちの一つと言えるのが、フリッカー。
フリッカーというのは、簡単に言えば画面のちらつきです。
それは肉眼で見ていてもなかなか気が付きはしないでしょう。
でも、ビデオカメラなどで液晶モニタを映したとき、画面の上を黒い線が走るようになっていることを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
そうしたちらつきが、知らない間に目にすごくダメージを与えているんです。
結果、その目へのダメージから頭痛が起こってしまうようになる。
なので、このちらつきの対策をすることが、イコールで液晶モニタを見ているときの頭痛への対策となるんです。
では、どうすればこのちらつきに対策していけるんでしょうか?
それは意外と簡単です。
というのも、世の中にはフリッカーフリーという、こうしたフリッカーの発生をなるべく抑えてくれている液晶モニタもあるんです。
そういう液晶モニタを利用していけば、フリッカーからくる目へのダメージ、ひいてはそこからくる頭痛も予防していくことが期待できます。
フリッカーフリーだからと言って高いわけではない
フリッカーフリーの液晶モニタというと、高いのではないかと思う人もいるかもしれません。
でも、別にフリッカーフリーだからと言って高いということは全くないんです。
価格的にはほとんどかわらないと思って良いくらい。
価格的にほとんど変わらない値段でフリッカーフリーの液晶モニタを買うことができるのであれば、そうした方が良いに決まっています。
だから、フリッカーフリーの液晶モニタに変えてみることはおすすめです。
たとえこれが原因で頭痛が起こっているわけではないのだとしても、フリッカーを抑えることは悪いことではありませんから。
モニタの位置が原因であることも
液晶モニタを見ていて頭痛がしてきてしまうというのは、液晶モニタの位置が原因であることもあります。
液晶モニタの位置が高すぎたり、低すぎたりして頭痛になってしまうのです。
でもどうして液晶モニタの位置が高すぎたり低すぎたりした頭痛がしてきてしまうのか。
それは、正しい高さでないと首や肩にすごく負担がかかるから。
首や肩に負担がかかると、当然肩こりになっていきます。
肩こりが酷くなると、そこから頭痛に派生することがあるんです。
そうして頭痛が起こってしまう。
だからそうならないように、モニタの位置は正しい高さに調整しないとなりません。
まっすぐ前を見てやや目線がさがる位置が適切
でも高さを調整するとは言っても、どの高さに調整するのがいいのかわからないという方もいるでしょう。
正しい液晶モニタの高さは、当然厳密には個人差があります。
いろいろ試しながら、長時間液晶モニタを見ていても肩や首の負担にならない高さを見つけていくのが一番です。
ただ、それをするにしても一般的な基準は知っておいた方が良いでしょう。
一般的に液晶モニタは、背筋を伸ばして椅子に座り、そのまままっすぐ前を見たところから、ちょっと首の力を抜いて目線を下げたくらいのところの視界の真ん中に上端が来るというのが適切な高さになります。
基本的にはやや目線は下げ気味でいるのが、首や肩をこらせないような自然な角度なのです。
そんな自然な角度で見やすい位置に液晶モニタを設置して、そこから微調整していくとちょうどよい高さが見つかりやすいです。
画面が明るすぎることも原因になる
目が疲れてしまうことが頭痛の原因になるわけですから、フリッカー以外にも液晶モニタ自体で気をつけないとならないことがあります。
それが、画面の明るさです。
当然ながら、画面がやたら明るいと、それだけ目への刺激は強くなっていきます。
そうして目への刺激が強くなれば、当然その分だけ目は疲れやすくなっていく。
結果、そこから頭痛になってしまうということもあるんです。
そうならないようにするためには、やっぱり液晶モニタの画面の明るさには気を使わないとだめなんです。
一番暗いところから見づらくないところに合わせていく
液晶モニタの画面の明るさも、その液晶モニタによって全然違ってきます。
一番暗い設定にしてもまだ明るく感じるものもありますし、一番暗い設定にすると暗くなりすぎてしまうものもある。
ただ、目への負担を最大限に軽減する設定にするためには、まずは一番暗い設定にするのが良いでしょう。
まずは一番暗い設定にしたうえで、そこから少しずつ明るさを上げていきます。
そして、見づらくないところで、かつ目への負担も感じない明るさに調節していくんです。
もし、一番暗い設定でも明るすぎるように感じるという場合には、液晶モニタを買い替えた方が良いですね。
実際に目で見て、実物を触りながらチェックできるお店で、一番暗い設定を確認しながら買っていけば間違いはありません。
長時間見続けないこともポイント
もう一つ、液晶モニタを見ていて頭痛がすることへの対策方法があります。
それが、長時間見続けないということ。
たとえば1時間等自分で時間を決めて、時間が来たらアラームが鳴るようにするんです。
そしてそのアラームが鳴ったら一度立ち上がって遠くを見つつ、肩や首を動かしてあげる。
これだけでもだいぶ目の疲れや肩こりや首こりを予防することができるようになります。
そしてそれはつまり、頭痛を予防することにつながるというわけです。
確かに集中して、リズムよく作業をしているときに、一度そこから離れるのは嫌なものです。
集中している時こそ、頭痛につながりやすくなっているんです。
集中している時、人はどうしても瞬きの回数が減ります。
だからそれだけでまず目は疲れやすくなる。
さらに、長時間モニタの前にいると、肩や首も同じ姿勢のまま固定されてしまう。
するとやっぱり筋肉も凝りやすくなるんです。
でも1時間程度で動かしてあげればそれらにも対策できる。
だから、時間を決めて定期的に目線を外し体を動かしてみてください。
最終的な効率は良くなる
集中しているときにそうしてリズムを乱されると、効率が悪くなるのではないかと思うこともありますよね。
でも、頭痛がしてきたら作業どころではなくなります。
そしてそのまま長時間目や肩、首に負担をかけていたら、いずれ頭痛が来ることはわかっています。
結果効率は悪くなるんです。
それならば今のうちに適度に肩や首、そして目を負担から解放してあげて、ある程度のペースで長時間作業が出来るようにしてあげた方が良いんです。
もちろん休憩をしすぎるのは逆に効率を悪くしますが、ちょっと肩や首を動かすくらいの運動であれば1分あればできますから、問題はありません。
まとめ
液晶モニタを見ていて頭痛がしてしまうという人は、是非これらのことを試してみてください。
頭痛をしたまま無理して作業をしたり、あるいは薬で抑え込んで作業をしていたりしても、いずれそれには限界が来ます。
限界が来る前に早め早めで対処していった方が良いことは間違いありませんから、しっかり対処をして、頭痛から解放されていってください。