学費の安い漫画の専門学校4選! その魅力は安さだけではない?
日本では、漫画家を目指している方たちの多くが、専門学校に入学して学ぶようになりました。
しかし、経済的に余裕がない方は「家族に迷惑をかけるので入学する事はできない」と諦めているでしょう。
そこで、学費の安い専門学校を4校まで紹介しましょう。
4校は、学費が安い上に、スキルアップしやすい授業を行っているので、今まで入学に躊躇(ちゅうちょ)していた方も入学したくなるはずです(学費やサポート内容は2019年3月17日時点の情報なので注意)。
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東京アニメーター学院専門学校
『東京アニメーター学院専門学校』は、今まで漫画を制作してこなかった方でも『アニメーター』になれるようなカリキュラムを用意しています。
さらに学費も安くなっているので詳しく紹介しましょう。
学費とサポート情報
日本の漫画の専門学校では、年間の学費が150万円近くになる所もありますが、本校は驚くべき事に97~100万円程度になっています。
今まで専門学校に入学していなかった方は、少し高いように感じるかもしれませんが、他校に比べたら学費が安くなっているほうです。
経済的に余裕がない方でも、アルバイトをしながら学習をすれば、家族にかかる負担を軽減できる学費になっているので、学びやすい専門学校と言えるでしょう。
他校ほどのサポートシステムは用意されていませんが、漫画に関連する『アニメーション学科』は、1年次が97万円・2年次が87万円になっているので、入学しやすい専門学校です。
授業内容
本校では『アニメーター育成カリキュラム』が用意されていて、1年次では徹底的に基礎的なスキルを習得できるように、指導が行われています。
その内容は、基礎描写・基礎デッサン・背景実技・キャラクター描写・パース基礎などです。
多くのものが、漫画を制作する上では欠かせないスキルになるので、今まで漫画を描いてこなかった方でも、漫画家を目指せる内容になっています。
2年次では、レイアウト実技や就職用作品制作&添削などが行われるので、実践的なスキルを学べる上に、アニメーションの制作会社に入社するための準備も行えるのです。
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大阪情報コンピュータ専門学校
『大阪情報コンピュータ専門学校』の場合には、東京アニメーター学院専門学校ほど学費は安くなっていませんが、様々なサポートシステムを用意しているので、詳しく解説しましょう。
学費とサポート情報
本校(大阪情報コンピュータ専門学校)の学費は、入学金12万円・授業料(1期)30万円・授業料(2期)30万円・実習費18万円・施設&設備費15万円で、合計金額は105万円になっています。
しかし、数多くの奨学金を用意していて、第1種奨学金は、自宅通学の場合には貸与金額2万~5万3千円・自宅外の場合には貸与金額2万~6万円になっているのです。
さらに『特別奨励奨学金』や『学業支援奨学金』などもあって、特別奨励奨学金の奨学金学は20万円にもなって、学業支援奨学金は10万円にもなります。
学費は少し高くなっていても、様々な奨学金が用意されているので、経済的に余裕のない方には、おすすめの専門学校です。
授業内容
本校には『CGアニメーションコース』が用意されていて、Premiere・Photoshop・Illustrator・3dsMAXなどの操作法を学ぶ事ができます。
Premiereは、アニメーション制作を行う事ができるソフトなので、アニメーションの制作会社で働きたい方には、覚えておいて損はしないでしょう。
Photoshopは、画像編集ソフトとして有名ですが、CGによる漫画を制作する事も可能なので、極めて重要なソフトになります。
Illustratorは、ペンツールによってキャラクターを制作できるソフトなので、漫画作品に登場させるキャラクターを制作する際の下書きとして作成する事も可能です。
3dsMAXは、3DCGのアニメーションを制作する上で、重要なソフトになります。
このように様々なソフトの操作法を学ぶ事ができるので、CGの漫画やアニメーション制作を学びたい方は、入学してみる価値があります。
名古屋モード学園
数多くある専門学校の中でも高い知名度を誇っているモード学園ですが『名古屋モード学園』では、学費を免除する制度を用意しています。
そのため、多くの方たちが入学しやすいと思うので、詳しく解説しましょう。
学費とサポート情報
2019年度の『グラフィック学科』の学費は、授業料78万円・教育充実費14万1千円・施設&設備維持費19万8千円で、年間の合計が111万9千円となっています。
本校も東京アニメーター学院専門学校ほど安くはなっていませんが『交通学割』を利用する事ができるので、遠く離れている方にとっては、嬉しいサポート制度を備えています。
さらに『AO入学』にエントリーする事も可能になっていて、出願時の選考料3万円を免除してもらえるのです。
授業内容
漫画やアニメーションのスキルを取得できる『グラフィック学科』では、デッサンからグラフィックまで学ぶ事ができます。
デッサン力を上げる事ができれば、イメージ通りのキャラクターを描けるようになるので、漫画を描きたい方にとっては、注目すべきポイントです。
授業では、プロが直接指導してくれるので、様々なスキルを取得する事ができます。
『WEBデザイン』を制作する事もできるので、自分のHPを制作して、そこに漫画作品を紹介する事も可能です。
実は、最近ではHPに漫画を掲載して、広告使用料で生活している漫画家も多いのです。
HPで有名になってきたら、本を出版するようになった方もいるので、WEBデザインを学んでみるのも悪くはないでしょう。
アミューズメントメディア総合学院
今回紹介する4校の中では、最もが学費が高くなってしまうのが『アミューズメントメディア総合学院』になります。
しかし、本校では多くのサポート制度を用意しているので、その魅力に迫ってみましょう。
学費とサポート情報
2019年度の『マンガ&イラスト学科』の学費(初年度)は、入学金10万円・授業費85万円・施設設備費17万円・演習実習費8万円で、初年度の合計は120万円にもなります。
2年次の学費は、授業費85万円・施設設備費17万円・演習実習費8万円で、2年次の合計は110万円になっているのです。
しかし、国の『教育ローン・学院提携教育クレジット』を利用できますし『AO入学制度』もあるので、経済的に余裕のない方でも入学しやすくなっています。
そして『新聞奨学制度』や『寮付アルバイト制度』まで用意されているので、アルバイトしても学んでみたいと思っている方には、入学しやすい専門学校です。
授業内容
マンガ&イラスト学科では、それぞれ担当講師が大勢いて、背景描写実習・模写実習・マンガ概論・マンガ技術実習などの講師がいます。
専門となる講師が細かく指導してくれるので、苦手な分野を徹底的に学んでいく事が可能です。
授業では『独自カリキュラム』を採用していて、個別に作品指導していくので、多くの生徒たちがスキルアップできる環境になっています。
実際に、個別指導できない所では、授業に追いついていけない生徒も出てくるので、個別指導してくれるのは本校の魅力的なポイントです。
まとめ
漫画の専門学校は、学費が高い所が多くありますが、学費が安くなっている学校もあるのです。
そのため、近くにある専門学校の学費が高すぎて諦めていた方は、今回紹介した4校の中から、検討してみる価値があります。
実際に、アルバイトをしながら学ぶ生徒をサポートしている所もあるので、経済的に余裕がない方でも学ぶ事は十分に可能です。