液タブでイラストが描きたい!上手く描くコツとは!?
絵が描きたいけれど、液タブで描くにはどのようにすれば上手く描けるのでしょうか?ひらすらに練習?
それともそれは才能?
上手く描くにはまず液タブの特徴をきちんと理解し環境を整える必要があります。
そして正しい描き方を知り、実践することが大切なのです。
今回はそれらすべてについて詳しく説明していきたいと思います。
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まず導入に必要な環境を知ろう
液タブを用意する前に導入に必要な環境を知りましょう。
高価なものなので間違いのないよう、購入前にしっかりと確認しておくことが大切です。
HDMI端子が必要
液タブを接続する時に必要になるのがHDMI端子です。
このHDMI端子がなくても使用する方法はありますが、かなり面倒なのでとりあえずこの端子を確保しましょう。
また、それ以外にもUSB端子の空きが一つ必要になります。
こちらは足りない場合は増設し、事前に空きを確保しておきましょう。
電源が確保出来るか
液タブはディスプレイになるので電力の確保が必要になります。
パソコン周りであらかじめコンセントを確保しておきましょう。
こちらも空きがない場合はタコ足配線などで増設する必要があります。
設置スペースがあるか
ものによりますが、だいたいA4サイズより少し大きいくらいのスペースは予め空けておきましょう。
、ただ大きいサイズの液タブ、22HDや27HDだとかなりのスペースが必要になってきます。
購入前に設置スペースがどれくらいあるのかは確認しておきた方が良さそうです。
PCスペックがあるのか
最後にPCスペックがどこまであるのかも確認する必要があります。
基本的に液タブは独自で動かすことは出来ず、パソコン本体に繋いで使うのが一般的です。
そのため、接続するパソコンによって動作に差が出てきます。
まず重要なのはメモリです。
メモリは多いとペイントツールの動作が安定するストレスフリーで絵を描くことが出来ます。
特に解像度の大きいデータやレイヤーの多いデータを扱う時はある程度のメモリがないと動作が止まることもあります。
次はストレージです。
基本的にはHDDが搭載されていると思いますが、HDD以外にSSDと呼ばれるストレージがあります。
実はこのSSD、HDDよりも2倍以上の速度が出るのです。
SSDを使用できる場合はこちらを用意しておくと快適に液タブを使用できます。
この2点は予めチェックし、液タブを快適に動かせるだけのスペックがあるのか見極めておきましょう。
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液タブの特徴を知ろう
液タブを導入する環境が出来たら、次は液タブの特徴について理解しましょう。
なんの知識もなく導入すると失敗してしまう可能性があります。
どんな人に向いているか
すでに板タブで絵を描いてる方で操作がうまくいっていない人は非常におすすめです。
板タブはモニターを見ながら描くため、慣れるまで時間が掛かるデメリットがあります。
しかし液タブは、液晶画面なので直接モニターを見て描画できる利点があります。
実際に紙に線を引くような感覚です。
板タブが合わなかった人は液タブなら扱いやすいかもしれません。
液タブのデメリット
液タブのデメリットについても見ていきましょう。
まず目とディスプレイの距離が近くなるため、目が疲れやすくなります。
特に細かい部分を描く際は、モニターにかなり近づくと思います。
きちんとこまめに休みを取りながら使用するようにしましょう。
次が液晶モニターの発熱で汗をかきやすいことです。
結構本体が熱くなります。
特に夏場はその熱で汗をかくことも少なくありません。
そういった点もデメリットかと思います。
あとはやはり価格が高いことです。
板タブに比べると倍以上します。
初期投資がかかってしまう点も購入する前にきちんと把握しておきましょう。
液タブで描くコツ
それでは次に液タブで絵を描くコツをご紹介します。
独学や感で行うのではなく、上手く描くコツを体で理解しましょう。
線は少しずつ描く
慣れない最初のうちから線を一気に引こうとしてはいけません。
複数の線を重ねて描いていき、消しゴムなどで線を整えることから始めましょう。
手間に感じる方もいると思いますが、何度も描きなおすことで絵もうまくなっていくので近道だと思って線は少しずつ描きましょう。
回転させる
どのままの角度で描いているとどうしても手の構造上、描きにくい部分や角度が出てくると思います。
そんな時は直に回転機能を使って、キャンバスを回転させます。
回転だけでなく反転させるのもいいでしょう。
自分が描きやすい角度につねにしておくことで線を綺麗に引け、また全体のバランスも確認することが出来るのでおすすめです。
手ぶれ補正を使う
アナログで描くよりもやはり液タブは手ぶれが発生してしまい、それが線に表れたり上手く描けなかったりすることがあります。
そんな時にこの手振れ補正機能があれば、線が震えることなく綺麗に描くことが出来ます。
手振れ補正は強さを調整できる場合が多いので、自分の描きやすい強さに調整して使うのがおすすめです。
おすすめの液タブ
最後に使い勝手の良いおすすめの液タブをご紹介します。
ワコム 液タブ 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD DTK-1301/K0
液晶タブレットでトップシェアをもつ国内メーカー 。
今やペンタブと言えばワコムですが、このワコムから出ている液タブになります。
スリムでコンパクトなので設置スペースも確保しやすく、作業しやすいのが特徴です。
作業スタイルに合わせてカスタマイズ出来るのもうれしい点です。
カスタマイズ可能なのは 4 つのファンクションキーと リングキーです。
これで作業効率がぐんと向上します。
高性能なペンテクノロジを実現したプロペンを搭載しているので、2048 レベル筆圧機能と傾き検出機能に対応し、自然な手描きの感覚を実現してくれています。
ただやはり液タブなので価格ははって70000円前後します。
高価は買い物になると思うので店頭で実際に描いてみて、その描き心地や使い勝手などを確認するのも良いと思います。
XP-Pen 液タブ 15.6インチ液晶ペンタブレット バッテリフリースタイラスペン フルHD 8192レベル筆圧感知 6個エクスプレキー
XP-PENは米国カリフォルニア州で創立された液タブメーカ―です。
こちらも本体はスリムな11mmと超薄型で場所をとりません。
また8192レベルの筆圧感知を持っているので、より正確にペン先のタッチを反映することができ描き心地は最高です。
より自然な手描きが実現出来ます。
更に充電不要の電池レスペンなのもうれしい点です。
6つあるエクスプレキーはもちろんカスタマイズ可能。
作業効率がグンをグンと上げることが出来ます
Photoshopなどのソフトにも素早く対応出来るので使い勝手は抜群。
しかも価格はワコムより下がって35000円前後とかなりコスパが良いです。
とにかく安く液タブが欲しいという方、とりあえずお試しで楽しみたいという方はこちらをおすすめします。
まとめ
このように順を追っていけば液タブでも絵がうまく描けるようになるのです。
やみくも液タブを選んで買って描き始めても中々うまくはなりません。
準備と知識とコツが必要なのです。
これから液タブで絵をはじめてみたいという方は、是非参考にしてみて下さい。
他にも多くのメーカーから様々な液タブが出ています。
自分に合ったものを探すのも知識が深まって楽しいかもしれませんね。
参考URL・参考文献・根拠など
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https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0779YLP9L/pentabu489256-22/ref=nosim/