プログラミングスクールからいきなり起業するのは現実的?

プログラミングスクール

プログラミングスクールに行く目的は人それぞれではあります。

でも多くの場合、プログラミングスクールに行くのは、就職支援制度を使って就職したいからであることが多いです。

そんな中、プログラミングスクールからいきなり就職をしたいという方もいるんです。

では、プログラミングスクールからいきなり起業するというのは、現実的なのでしょうか?

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決して現実的でないことはない

まず結論から見ていくと、プログラミングスクールに行って、そこで学んだ知識を活かしていきなり起業するというのは、決して現実的ではないということはありません。

確かにプログラミングスクールの多くは、就職させることを目的としています。

でも、全てのところがそういう人材を育てることを目標にしているわけではないんです。

中にはプログラミングスキルを活かして起業させることを目的としているところもあります。

そういうところがあるわけなのですから、プログラミングスクールを経ていきなり起業するというのも、全く現実的ではないということはありません。

ただし成功するかどうかは別の話

たしかにプログラミングスクールを経ていきなり起業するというのは不可能ではありません。

現実的でないこともない。

でも、それが成功に繋がるかどうかは、また別の話になります。

プログラミングスクールを経ていきなり起業をするとなると、やっぱりアイデアの面に問題があったりする可能性もあるんです。

またスキル不足であるという可能性もあります。

なので、起業したはいいけどすぐにダメになってしまうという可能性も全然あります。

ただ起業すること自体は別段不可能ではないというだけの話です。

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一番安全なのは一旦就職すること

またプログラミングスクールを経てからいきなり起業をするとなると、やっぱり一つ大きな問題があります。

それが、お金の問題。

起業をするにはお金がかかります。

また当然起業をしたら、そのサービスを利用してお金を稼いでいかないとなりません。

ただ、いきなりそれが軌道に乗るということなんてそうそうないんです。

そんな時でも当然生活費はかかってきます。

だから、起業をする際にはある程度お金には余裕を持っておきたいところ。

でも、プログラミングスクールに行くのだってすごくお金がかかります。

10万20万では済まないこともあるんです。

なのでどうしてもプログラミングスクールを経てからすぐに起業となると、お金的に厳しくなることも多いです。

もちろん人によってはそのあたりは家族がカバーしてくれたり、すでにごっそり貯めてきたという方もいるでしょう。

それであれば別段問題はありません。

でもそうではない人はどうすればいいのか。

一番おすすめなのは、やはり一旦就職することになります。

まずはお金を稼いだ方が無難

確かにIT業界はスピード勝負なところがあります。

アイデア自体は、遅かれ早かれ誰かが思いついてしまうものです。

だからそのアイデアを人より早く思いついて、そして人より早く出していかないといけません。

後発になってしまうと、なかなかシェアを逆転していくのは難しい。

ただ、先に出したところでそれがヒットするとは限らない。

焦って出して、結果全然ヒットせず、ただただお金だけがなくなるということもあるものです。

就職していれば少なくとも最悪の自体は防げます。

開発自体は働きながらでもしていけるもの。

そして働きながら開発をするのであれば、開発をしながらお金も入ってくる。

確かにスピード感は劣るものの、リスクなく開発を進めていけるというメリットはすごく大きいのです。

就職してからならば業界のことも学べる

就職してから起業をするとなれば、いったんその業界についてしっかりと学ぶことができます。

もちろんある程度のことは、別にそこで実際に働かなくてもわかるものです。

でもそれでわかるのはうわべだけです。

実際にその環境に身を置いてみないと、そこがどんな業界なのかわからない。

たとえば、データ上では、残業時間なんてすごく少ないような企業でも、いざ入社してみたら、腐るほどサービス残業があるなんて言うのは、日本では珍しい話ではありません。

それと同じように、データとは全然違うことが現実には起こっているものなのです。

だから、就職してこの業界がどんな風に回っているのかを実際に理解してみるというのは、多いに効果的です。

他の企業と差をつけられるということ

その業界のあり方を実際に把握することが具体的にどんなことに役立つのかというと、差別化です。

同じような業界のやり方をそのまま踏襲して、同じような企業を作っても意味がありません。

でもよくない点をガラッと変えて新しい風をふかしていけば、そこの企業に引かれる人が必ず増えてきます。

働きたいというファンもついてくるでしょうし、その企業のサービスを使いたいというファンもついてくる。

結果、業界内で独自のポジションをつかむことができるようになるんです。

それが出来るのは、やっぱりその業界のあり方を身をもって把握していたから。

それなしにこうした意味のある差別化をするのは難しいものです。

就職をすればコネクションもできる可能性が高い

また、プログラミングスクールを経ていきなり起業するのではなく、いったん就職してから起業することのメリットとして、いったん就職をすれば、コネクションができる可能性が高いということも挙げられます。

いったん就職をすると、当然仕事上のつながりから、その業界のいろいろな人とであったりつながったりすることになります。

そうしてたくさんの人と交流を深めていけば、今後起業してからもその人たちからの協力を仰げる可能性が出てきます。

もちろんコネクションがあればすべてがうまくということはないです。

でも、コネクションがまったくない人よりも、いろいろな人に顔や名前が知れているコネクションがある人の方がいろいろとうまくいきやすいことは事実です。

そうしたコネクションは、やっぱり仕事の中でしかできないものです。

信用のないコネクションでは意味がない

たしかにコネクション自体は、たとえば交流会などでも作ることはできます。

あるいは誰か友達の紹介などでもコネクションができることはあるもの。

でも、そういうところからできたコネクションは、信用できるでしょうか?

友達の紹介ならばまだしも、やっぱり交流会などのコネクションとなると、どこまで信用していいのかわからないものです。

よほど意気投合して、プライベートで遊ぶようになったとしても、その人がする仕事がどんなものか、仕事に向き合う姿勢がどんなものなのかというのは、実際に仕事をしている姿を見ない限りわかりません。

信用していいかどうかわからない人からの仕事の話は、やっぱり受けづらいものです。

だから、どれだけコネクションがあっても全然意味がないという可能性もあるんです。

意味のあるコネクションを作るためには、仕事を通じて出会うしかない。

そのためには、やはり一度就職をするしかないのです。

まとめ

プログラミングスクールを経ていきなり就職するというのも、全然ありではあります。

でもそれがおすすめできるかというと、それはまた別の話。

一番おすすめなのは、やはりいろいろなメリットがある、就職してから起業を目指すというやり方になります。

人生にやり直しは効きませんから、よりリスクのないやり方で話を進めていくのは間違いなく賢い方法です。