おすすめのモニタアーム4選!メリットと選び方、注意点とは?
モニターを好きな場所に取り付けたり、縦横並べて設置したりできるモニタアーム。
オフィス用や、デイトレーダーなどのヘビーユーザー向けというイメージが強いですが、これひとつあるだけでモニターの移動が簡単にでき、机のスペースを広く使えるなど様々なメリットがあります。
今まで興味がなかったという方も、この機会にぜひ導入を検討してみてください。
モニタアームのメリットとは
モニタアームの一番のメリットは、モニターを好きな位置に固定したり、必要に応じて動かしたりできることです。
例えばモニターの位置が目線と合わずおかしな姿勢のまま長時間作業を続けていると、首を痛めたり肩こりがひどくなったりという症状が出てくる場合があります。
その対策として、モニタアームを用いて目線の位置に固定してあげることで、そのような症状の改善を期待できます。
また、モニタアームを使うとモニターのスタンド(下の土台部分)を取り外せるため、モニター下部のスペースを有効に使うことができます。
キーボードの収納はもちろん、スピーカーを設置したり、スマートフォンやタブレットを使いながら作業したりなど、使い方はアイデア次第です。
そのほかにも、マルチディスプレイ(モニターを2枚以上使って広い作業画面を確保する)機能を使う場合でも、モニタアームによって位置を細かく調整したり、上下2枚に設置したりなど自由に設置できます。
今のパソコンデスクをもっとすっきりと、もっと便利に使うための器具になります。
モニタアームを使う時の注意点は?
モニタアームの製品には、机を万力のようにクランプで挟み込んで設置する製品が多いです。
そのため、机の厚さがモニタアームの設置に適しているかどうか、またモニターに設置用の穴が開いているかどうか(説明書にVESAマウントと記載があれば安心です)、モニターの重量、コードの長さが足りるかどうかなどを事前に確認するようにしましょう。
画面一体型のパソコンや、一部のモニターではモニタアームを使えない場合があるので注意してください。
設置するときも、地震などで不安定にならないよう、しっかりと固定することを心掛けたほうがよいでしょう。
なお、設置時にはプラスドライバーや六角レンチ(六角レンチについては製品に付属している場合も多いです)が必要になりますので、手元にないという方は事前に用意しておくと設置がスムーズです。
おすすめのモニタアーム
モニタアームは各社から様々な製品が発売されており、どの製品を使えばよいか迷ってしまいそうです。
そこで、おすすめのモニタアームの選び方をご紹介します。
モニタアームは動く場所の数を軸数で表します。
高さのみ変更可能なもの、ディスプレイの方向を変更可能なものや上下左右に傾けたりできるものがありますが、軸数は多いほど調整が効きやすくおすすめです。
高さのみのタイプでは、高いモニターが目線より上向きになってしまい見えにくかったり、個のみの場所に移動させられないなど、細かな調整が効かず使いづらくなってしまいます。
もちろん注意したいのは、取り付け可能なモニターの枚数と重量です。
取付予定のモニターより少ないアームを買ってしまったりしてはもったいないですし、重量オーバーのモニターを取り付けてしまい、万が一倒れたりしてしまった場合、アームだけでなくモニター本体までもダメージを負う可能性がありますので、注意しましょう。
では、実際におすすめのモニタアームをご紹介します。
サンコー 4軸式くねくねモニタアーム
製品情報:https://www.thanko.jp/product/760.htm
このメーカーは、なんといっても価格が安く購入しやすいのがメリットです。
もちろん製品本体はしっかりした作りになっており、他メーカーのモニタアームと変わらず使えるので心配は無用です。
1画面対応ですが、4軸でモニターを好きな場所に移動させることができ、机を広く使えるメリットは十分に味わえます。
アームにはケーブル固定用のクリップも付いているので、ケーブルが垂れ下がり見た目が汚くなったりする心配もありません。
はじめてのモニタアームとしておすすめの商品です。
グリーンハウス GH-AMCA01
製品情報:https://www.green-house.co.jp/products/gh-amca01/
グリーンハウスも安価で手を出しやすい製品を幅広く販売しているメーカーです。
こちらのモニタアームはガススプリング方式という固定方法を用いており、他の六角レンチで完全に固定するモニタアームに比べ、使用中に簡単にモニターを移動させることができるのが特徴です。
パソコンで作業する際は手前側に、書類仕事をする際は奥側に、など、デスクの使い方に合わせて自由自在にモニター位置を調整することができます。
設置も、机にクランプで固定し、モニターを取り付けるだけなので、カンタンに行えます。
作業のスタイルに合わせてモニター位置を変えたいという方におすすめです。
グリーンハウス GH-AMCB1-V
製品情報:https://www.green-house.co.jp/products/gh-amcb1/
こちらはモニター2枚を縦に配置できるモデルです。
とにかく縦につなげて表示したい、という方向けの製品で、可動はモニターの上下移動(六角レンチで固定)と左右の首振りのみになるので、上下に傾けたりするような設置は不可能になります。
上のモニターを見上げるような視線になってしまうこともありますが、とにかく安く縦並びのマルチディスプレイを使いたいという方にはおすすめです。
グリーンハウス GH-AMCG03
製品情報:https://www.green-house.co.jp/products/gh-amcg03/
こちらはアームが4本付いており、とにかく広い作業領域を確保したい、という方向けの製品です。
メールチェックやインターネットで情報を調べながら書類を作成したり、動画を見ながらゆったりと作業を進めたりなど、様々な使い方ができるようになります。
位置調整も5軸モデルとなっておりカンペキです。
とにかくこだわり派、というの方向けの製品になります。
モニター設置時の注意点
ネジはモニタアームもしくはモニター本体に付属していることが多いですが、足りない場合にはホームセンターなどで対応するネジを購入することになります。
モニター設置時には、M4(直径4ミリ)長さ10ミリのネジを基本的には使用することになりますので、この規格のネジを探すようにしましょう(モニターによって別のネジを用意する必要がある場合もありますので、説明書を確認してください)。
また、モニタアーム設置後は、モニターにもともと取り付けてあったスタンド部分を取り外すことになります。
以後ずっとモニタアームに取り付けて使うならば廃棄してしまって構いませんが、再度モニタアームから取り外して使用する、あるいは中古品として売却するような予定がある場合は大切に保管しておきましょう。
そのほか、地震などの揺れに耐えられるよう、設置はしっかりと行うようにしましょう。
クランプをゆるまないように固定する、あるいはモニタアームをポールに固定するタイプではずり落ちないように六角レンチでしっかりと締め固定するなど、動かないように固定することが大切になります。
まとめ
モニタアームのメリット、おすすめの製品などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
モニタアーム選びは、さまざまな要素があり大変ですが、最低限固定の方法、モニターの枚数、可動部の数をチェックして選ぶようにしましょう。
また、設置可能な最大サイズが決まっている製品もあるので、安全のため、またモニターの寿命を延ばすためにも、その範囲内で使用するようにしましょう。
ぜひ、モニタアームを使って便利なパソコンライフを楽しんでください。