はじめてのペンタブ!板タブと液タブどっちを買うのが正解?

液タブの選び方, 液タブ(液晶ペンタブレット)

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はじめてペンタブを買おうと思った時には、板タブを買うべきか、それとも液タブを買うべきか迷うものです。
基本的には板タブは比較的に安いものにはなりますが、だからと言ってすごく安いわけではありません。
そしていわずもがなで液タブは高いものになります。
なので、どっちを買うとしても、失敗したくないものです。
そこでここでは、初めてのペンタブにはどっちが良いかを見ていきます。

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最初から液タブを買う方がおすすめ

はじめてのペンタブには、板タブを買うべきか、それとも液タブを買うべきかということですが、まず結論から述べると、最初から液タブを買うのがおすすめになります。
勿論それにはリスクもあります。
まずはそのリスクについて見ていきます。

飽きた時のダメージが大きい

まずひとつはやはり、絵を描くことに飽きてしまった時のリスクです。
液タブはすごく高いものになりますから、それを買ったあげくすぐに絵を描くことに飽きてしまっていたら、そこにかけたお金はムダになってしまいます。
実際、たとえ液タブを最初に買ったとしても、すぐに絵を描くことに飽きてしまうということは多々あります。

使いこなせないリスクもある

また液タブをいきなり買っても、使いこなせないリスクもあります。
液タブは、板タブに比べると多少なりとも多機能です。
だから、その分操作も多少複雑になったりします。
結果、買ったはいいけど使いこなすことができないということが起こりえるのです。

リスクがあっても液タブを買うべき

このように、最初に液タブを買うことにはそれなりのリスクがあります。
しかし、こうしたリスクがあってもなお、最初に液タブを買うべきなのです。
それには勿論理由があります。

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板タブで買うと液タブが欲しくなるから

その理由としてまず挙げることができるのが、板タブを買うと、結果的に液タブが欲しくなるからです。
板タブでできることで、液タブでできないことはありません。
しかし板タブでは液タブのように、一つの画面だけを見ながら描くことができません。
そして板タブの場合は、タイムラグが発生することがあります。
それが非常に厄介です。
慣れてしまえばどうということはないかもしれませんが、慣れるまではそれにはすごくイライラさせられます。
結果、板タブを買ったところで、液タブが欲しくなってしまうことは多いのです。
実際そのイライラや、いちいち2つのところを見ないといけないということに嫌気がさして、すぐに液タブに乗り換える方は少なくないです。

液タブはいずれ必要にもなる

また、液タブはいずれ必要にもなります。
たとえば、一生懸命絵のレベルをあげていって、どこかのプロの現場などでアシスタントをすることになったとします。
そういうプロの現場で使われているのは、まず間違いなく液タブになります。
そうなったらやはり、そのタイミングで結局液タブが必要になります。
しかも、それに慣れないといけないという手間もあります。
それならば、最初から液タブでやってきた方がはるかに効率は良いし、板タブと液タブという2台を両方とも買わなくて済む分経済的になります。
だから、はじめてのペンタブであっても、液タブを買うのがおすすめになるのです。

飽きた時に売れる値段も高い

また、初めてのペンタブとして液タブがおすすめなのには、最初に液タブを買うことのデメリットを帳消しにしてくれる理由も関係しています。
それが、液タブの場合、たとえすぐに飽きてしまったとしても売れる値段が高いということです。
液タブというのは、需要がすごく高いです。
でも、定価で買うとすごく値段が張るものになります。
需要が高いけどなかなか価格的に手が出せないものがあるとき、にぎわうのは決まって中古市場です。
中古であれば、あこがれの液タブも比較的に安くかうことができます。
だから、中古の液タブは、すごく人気なのです。
そんな風にすごく人気だということは、中古でも液タブを売れば比較的に高い値段で売れることになります。
そうして高い値段で売ることが出来れば、たとえばすぐに液タブに飽きてしまったとしても、そのダメージがあまり大きくならないこともあるのです。

板タブはそこまで需要が高くない

もちろん板タブだって、需要がないわけではありません。
しかし、板タブの需要は、液タブと比べるとやはり弱くなってしまいます。
だから、はじめて買った板タブをすぐに売ろうと思ったら、全然大した金額にならないことがあるのです。
そんな金額で売るのであれば売りたくないとおもうこともあります。
でもそうして売れなかったら、ムダに家に板タブがあることになります。
もっとも、いずれまた興味を持ち、板タブを使うようになる可能性はありますから、持っていても損することはありませんが、それでも要らないと思った時点ですぐにお金にできる方が確実ではあります。
だから、やはりはじめてのペンタブとしては、板タブよりは液タブの方がおすすめになります。

液タブは練習もしやすい

板タブにはない液タブの利点として、練習がしやすいということがあります。
板タブの場合は、いちいちパソコンをつけないとそれを使用することができません。
正確には、使用することはできますが、画面が見えないので、ただただペンを動かしているだけになります。
それでは意味がありません。
対して液タブの場合は、それひとつで絵を描いていくことができます。
それひとつで絵を描いていくことができるということは、ちょっとした空き時間などでも、フラッとそれをとりだして絵を描いていくことができるということになります。
そうなれば当然自然とそれを描く機会も増えていきます。
いちいち準備に時間や手間がかかると、それを使用する機会は減りますが、準備に手間や時間がかからなければ、どんどん使用していくものなのです。
そうしてどんどん使用していくということは、当然それの操作にも慣れていくということになります。
だから、最初のうちは確かにうまく使いこなせないこともあるかもしれませんが使用しているうちにどんどんそれを使いこなせるようになっていきます。

絵のレベルも上がりやすい

はじめてのペンタブとして液タブがおすすめなのは、そうしてどんどん使用して、それに慣れていくことができるというだけではなく、どんどん使用していくうちに、どんどん絵のレベルが上がっていくからでもあります。
当然ながら絵は、描けば描くほどにレベルが上がっていきます。
だからどんどん描いた方が良いのです。
液タブであればちょっとした隙間時間でもどんどん描いていくわけなのですから、どんどん成長していきます。
どんどん成長して行くことができるのであれば、それに越したことはありません。
勿論板タブでも、強い意志と時間があれば、どんどん描いていき成長していくことは可能です。
でも、強い意志があるということならばまだしも、いちいちパソコンを立ち上げて、ソフトを起動して…とそんなことをやっている時間はない方が多いです。
結果、液タブの方が基本的には絵は成長していきやすくなるのです。

まとめ

はじめてのペンタブとしては、液タブの方が板タブよりもおすすめになります。
だから、もし経済的に液タブを買うことができる状態であれば、板タブではなく液タブを買うようにしていってください。
ただ液タブはすごく高いですから、もし経済的に今それだけのお金を用意することが難しいということであれば無理する必要はありません。