イラストの勉強がしたい!大学を中退してイラストの専門学校にいくのはアリ?

2017年2月15日専門学校で学ぶ

大学・専門学校と学生をつなぐ 学校案内のデザイン (DESIGN for COMMUNICATION)

本当はイラストの勉強がしたいけど、大学にいくか専門学校にいくか迷って大学に進んだ人は、大学に行っている途中でどうしてもイラストの勉強がしたくなることもあるでしょう。

そうなると日々当時の選択を後悔しだすので、心はすり減っていくでしょう。

だから大学を中退するという選択肢も現実味を帯びてくるはずです。

でも、大学を中退してイラストの専門学校に通うのはアリなのでしょうか?

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大学を中退して専門学校にいくのはおすすめできない

まず結論から言うと、大学を中退してイラストの専門学校にいくというのは、あまりおすすめできません。

もちろんどうしてもいますぐイラストの勉強をしたいという思いや、あまり興味の無い大学の勉強をずっと続ける気力がないという方もいるでしょう。

しかしそれでも大学は中退しない方が良いのです。

それはなぜかわかりますでしょうか?

就職の際に悪影響になる

それは、就職の際に悪影響になるからです。

大学を中退してまでイラストの専門学校にいってイラストの勉強をしたいということは、当然将来の就職先もイラスト関係の就職を考えていることでしょう。

大学を中退してイラストの専門学校へ行くという事は、それだけイラストへの熱意があるという事ですから、一見するとそれはイラスト関係への就職に良い影響を与えそうに思えるものです。

でもそれは間違いで、逆効果なのです。

嫌な事があったらすぐに辞めてしまうひとだと思われてしまうだけになります。

そして、イラスト業界への就職率が悪いという事も考えずに、後先考えずに行動する人物だとも思われてしまうでしょう。

イラスト業界への就職は、イラストの専門学校を出ていても難しいというのが現状なのです。

そんな状態なのに、大学を中退しているわけですから、後先考えずに行動すると思われても仕方ないでしょう。

そう思われたら余計に就職が厳しくなるのは当然のことなのです。

大学を出ていれば選択肢も増える

また、それは選択肢の問題にもつながります。

日本では、大学を出ていないと就職できないところはたくさんあります。

たとえば大手の出版社などはそうでしょう。

でも、イラストを活かせると言えば、そうして大手の出版社も当てはまります。

ただでさえ少ない選択肢の中、学歴の問題で就職先をけしてしまうというのはすごく勿体ないと言えるでしょう。

だから、そういう意味でも大学は出ておいた方が賢いと言えます。

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卒業してからいっても遅くはない

イラストの専門学校へは、大学を卒業してから行っても全く遅くはないでしょう。

もちろんそこから3年制の専門学校にいくとなると、卒業する時に25歳かあるいはそれ以上になってしまうでしょうから、気持ち遅めな気はします。

25歳かそれ以上の方と、21歳の方がいたら、イラストのレベルが同じくらいだった場合、21歳の方を採用するところが多いでしょう。

ただもちろん中には、基本的に社内の年齢層が高いので、若すぎると浮いてしまうという事情があったりして、25歳かそれ以上の方の方を採用することもあります。

なので、年齢を重ねているからといって、とんでもなく就職に不利になるという事はないのです。

だったらやはり、学歴は得ておいた方が損はしないでしょう。

学費の問題はある

もちろん大学を卒業してからイラストの専門学校にいく場合、一つの問題は立ちふさがります。

それが、学費の問題です。

大学の学費も4年分払わないとならない上に、さらにその上でイラストの専門学校の学費も払わないとならないわけですから、それはかなり厳しいと言えるでしょう。

でも、奨学金などもありますし、絶対に無理だというわけではありません。

もしどうしても無理なのであれば仕方ありませんが、なんとかなりそうなのであれば、出来ればイラストの専門学校へは、大学を卒業してから行くのがおすすめです。

大学にいきながら専門学校にいくのもあり

もし、どうしても今すぐにイラストの勉強がしたいという思いが強くなり、おさえきれなくなってしまったというのであれば、大学に通いながらイラストの専門学校に通うというのがおすすめです。

イラストの専門学校は、そうしたダブルスクールに対応しているような夜間のところもありますし、通信の学部があるところもあります。

だから、大学に通いながらイラストの専門学校に通うという事も可能なのです。

それならば、年齢をたくさん重ねてしまうこともありませんし、今すぐにイラストの勉強ができるので、学費以外の面に関しては特に問題はなくなるでしょう。

学費に関しても、やはり昼間の学部に通うよりも、夜間や通信の学部でイラスト専門学校に通った方が、はるかに安いでしょう。

ところによっては数十万円で済むところもあります。

もしそれくらいなのであれば、大学に通いながら必死でアルバイトすれば自分でなんとかすることも可能なのではないでしょうか?

だから、こういう方法もおすすめです。

生活の時間はかなり厳しくはなる

ただ、大学に通いながらダブルスクールでイラストの専門学校に行くということは、専門学校の課題と大学の課題が重なったりすることが出てくるということになります。

イラストの課題をしつつ大学の課題をこなすなんてことになったら、当然ながら日常で遊びに使う時間などは無くなるでしょう。

日々すごく忙しくなってしまう事はまず間違いありません。

でも、そうして日々すごく忙しくなるという事を覚悟して挑んでいけば、乗り越えられないようなものではないはずです。

イラストの勉強をすることが支えになり、大学の課題も頑張れるようになるかもしれません。

相乗効果で両方をたのしめるようになれば、学生としてはそれが一番でしょう。

どちらかしかいけない場合は大学を選ぶべし

もし、イラストの専門学校と大学、どちらかにしか通うことができないという場合、大学を選ぶべきだと言えるでしょう。

なぜなら、イラストの勉強は独学でも出来るからです。

もちろん専門学校へ行くことにはそれはそれでメリットがあります。

でも、専門学校へ行かなくたってイラストの勉強をすることは出来るのです。

そしてこのご時世です。

別に学校へいき、そこで先生にアピールしたりして成績をあげつつ、就職を目指すという方法をとらなくても、イラストを仕事にすることは出来たりします。

日々ネットにイラストを投稿していれば、そこから人気に火が付き、それによってイラストの仕事を依頼されるようになったりもするのです。

そうして実績を積んでいけば、就活の時にもそれが武器になります。

そしてもちろん大学卒業という学歴もあるので、だいたいのところの応募資格は得られます。

どちらかにしかいけない場合、あきらかに大学に通っていた方がメリットは多いと言えるのです。

必要なのは独学で学ぶ意思の強さだけ

大学に行きながら独学でイラストの勉強をしていく場合、そこで必要になるのは意思の強さだけでしょう。

イラストは、かけばかくだけ上手くなると言えます。

だから、毎日描くのが理想です。

でも、大学の課題などで忙しくなると、どうしてもやる気が出ない日もあるでしょう。

それでもなんとか描く意思の強さは、絶対に持っていないとなりません。

まとめ

大学を中退してイラストの専門学校へ行きたいと思っても、まず大学は辞めてはなりません。

卒業してからイラストの専門学校にいくか、大学に活きながらイラストの専門学校にいくか、或いは大学にいきながら独学でイラストを学ぶか、選択肢は色々あります。

だから、大学をやめるという選択肢はまず排して考える事をおすすめします。






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