タブレット端末をもっと便利にする!筆者おすすめ・主要スタイラスペンのご紹介
OS問わず、タブレット端末の手書きアプリが充実してきました。
こうなると欲しいのが、スタイラスペン。
形状や筆圧感知機能対応・非対応など、用途に応じて様々な種類がありますが、売れ筋の商品は大体決まりつつあります。
ここでは、筆者の実体験・実際に使用しているかたのレビューを参考に、それぞれの特徴や用途などのご紹介をしていきます。
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スタイラスペンの基本
市販のスタイラスペンをいくつか紹介する前に、基本的なことのおさらいや、スタイラスペンを最も快適に使う方法のご提案をします。
iPad Pro&Apple Pencilが最強
タブレット端末+スタイラスペンという組み合わせで、異口同音に「最強」とされているのが表題の組み合わせ。
スペックは非公開とされていますが、今年6月に発売されたモデルはより性能が向上し、品切れ状態になることもあるそうです。
なかでも優れているとされているのが、
- 視差(ペン先と描画面の距離が非常に短い)
- 追従性能(描画遅延がほとんどない)
- 傾き感知機能(精度の高さ)
これらとされています。
しかし、使用目的によっては「ここまでの性能は必要ない」場合もよくよくあることです。
そんなときに便利なのが、スタイラスペン。
Amazonなどの通販サイトで購入する場合、高くても3000円程度のものがほとんどです。
アプリやタブレット端末の機能に依存しますが、筆圧感知機能も付属しているものもありますし、反射神経を必要とするゲームなどに有用な追従性能をもつ機種も存在します。
ビジネス目的で使うのであれば、持ちやすさや「ペンらしさ」が重視される点になります。
商品の紹介をさせていただきたいところですが、ペンの便利さ・使い心地のよさを最大限に引き出すための心構えを、ひとつ述べたいと思います。
ペンを快適に使う心構え
スタイラスペンの機種問わず、その宿命となるのが、ペン先の摩耗です。
ペン先の種類は大きく分けると、ゴム製・銅製になりますが、いずれ書き込むうちに交換が必要になってきます。
優秀とされるスタイラスペンのほとんどが海外製で、ペン先の交換に苦労することも稀にあります。
そこで、書き心地を長持ちさせる方法として
- できれば保護フィルムは貼らない
- 貼る場合は「ペーパーライク」フィルムに要注意
この2つが重要になってきます。
筆者の体験ベースや大手通販サイトのレビューに多い意見ですが、保護フィルムによってペンの感度が変わることは、ままあることです。
そのせいで筆圧が余計にかかったりすると、摩擦によりペン先の寿命を縮めることになります。
また、ペーパーライクと呼ばれる、ノングレアで表面にこまかな凹凸のある保護フィルムも人気ですが…デメリットがあります。
筆者はiPad proとApple Pencilの組み合わせで上記のフィルムを使いましたが、ペン先の摩耗が早く、2ヶ月に1度は交換しています。
他の同組み合わせユーザー・AndroidやWin端末&市販のペンユーザーもどうやら同じようで、人によっては「保護フィルムを剥がしただけで、ペン先の交換周期が2倍近く伸びた」という意見も。
ただ、とくにイラスト制作の場面においては、ペーパーライクフィルムの書き心地はバツグンに良いと思われます。
運用コストの問題と相談しながら、検討をおすすめします。
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Amazon1番人気!万能ペン
スタイラスペンの利用目的には、
- メモアプリを使った手書きのノート
- イラスト制作
- ゲーム
などが主要になりますが、どの目的でつかっても快適だというイチオシの商品がひとつあります。
筆者もサブマシンでつかってみたので、個人的感想を交えて語ってみたいと思います。
Jotシリーズ/Adonis
海外製のスタイラスペンで、今一番人気のシリーズです。
Bluetooth搭載モデル・ドット単位での描画精度を高めたモデル・筆圧感知機能つきのモデルなどを含めて、現在8機種が出回っています。
価格は1000円〜3000円の範囲でお好みのモデルが選べます。
利用できる端末については、主要タブレットOSすべて(iOS/Android/Windows)に対応。
Bluetooth対応モデルは、画面にタッチするだけで接続が完了。
非常に手軽に使えます。
ペン先は、ボールペン構造のものに円盤型の透明なアタッチメントがついており、画面を傷つけにくい構造になっています。
ノーガードでタブレットを使っている人に大変好評を得ている構造です。
クリエイター向けモデルはApple Pencilの代用品としての性能が十分にあるとのことで、今主流になっているペンタブレットと同様の2048ポイントの筆圧感知を誇ります。
筆者が実際に使ってみた感想ですが、追従性はほぼ「アナログで書いている」のとほぼ変わりませんでした。
アプリとタブレットスペックに左右される部分は大きいかと思いますが、主要3OS搭載機種すべてでほぼ同等の書き心地であったかと感じられます。
また、ペン先の形状のせいで戸惑いがちですが、書いたときのひっかかり音がほとんどせず、滑りや視認性も十分にありました。
現状は通販でしか手に入らない一本ですが、まずはこれをおすすめしたいと思います。
クリエイト向けならこれ
上記で紹介した製品にもクリエイター向けモデルが存在しますが、平行してご紹介したいものがあります。
Goulerスタイラスペン(極細)
お値段は現在価格で、Amazonにおいて3000円程度。
1番のポイントは充電容量の大きさで、一回のフル充電で10時間使用できます。
加えてリチウム電池を本体内に入れておくことも可能なので、出先で充電切れを起こして困る…といったトラブルを回避しやすいのがメリット。
ペン先は銅製で、画面の損傷が懸念されますが、沈み込む機構を搭載しており、こちらも安心してノーガードで使えるものになっています。
こちらの機種は主要3OSに加えて、Kindle端末でも使用できるのも注目すべきところです。
筆者が実際に使用してみたところ、Win端末では若干の遅延が見られましたが、Android・iOSではほぼ問題ないといったイメージでした。
意外につかえるのが、パズル系のゲーム。
操作性がちょうどよく、もちろん遅延もほとんどありません。
指でプレイするよりもはるかに快適に使えます。
見た目も高級感があり、人前で使う分にも問題ありません。
機能性は高くなくてもいいので長持ちする・取り回しのきく一本が欲しい…という方には、大変おすすめできます。
筆圧感知対応アプリご紹介
最後に、筆圧感知機能対応の代表的なアプリをご紹介します。
お手持ちのスタイラスペンを活用する参考になれば幸いです。
お絵かきソフトであれば、
- プロクリエイト
- メディバンペイント
このあたりが盤石ですね。
メモ系のアプリであれば、
- エバーノート
- ノータビリティ
などが定番ですが、iOSのみ対応なのが残念なところ。
Androidであれば、
- Papyrus
が1番人気になっています。
Win系統のタブレットだと、本体設定をしておけばほとんどのアプリで筆圧感知対応をするので、安心ですね。
まとめ
本記事では、タブレット端末で使える2機種のスタイラスペンをご紹介させていただきました。
必ずしも1番人気のものかと言うとそうではないのですが、取り回し・運用コスト・より多くの目的に対応可能・端末OSによる使用感の差が少ないものをピックアップしました。
店頭で試すことができず、購入は慎重になってしまいがちですが、全体的に低価格かつ「案外使える」ので、気軽にお試しください。