デザインを学ぶための専門学校ってどんな所?どんな授業?

専門学校で学ぶ

デザイナーという仕事は格好良くてとても魅力的な職業の中の1つです。

何かのきっかけでデザインという環境とは全く関係なかった人でも、ザインの仕事に就いてみたいと思う方もいると思います。

街でみかけるポスターやパッケージ、デザインはさまざまな場所で目にします。

仕事に就いてみたいと思ったけれど専門学校に行ったら何をするの?

といったことを私の経験した中で紹介しようと思います。

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専門学校ってどう選べば良い?

デザイナーになりたいから専門学校に行く!

そう決めたからにはまずはデザインの専門学校を選んでいきます。

といっても沢山の専門学校がありますからどこから選んでいけばいいか悩むところです。

まずはどう選べば良いか考えていきます。

どんなデザインをしていきたいか固めて行く

これがまず最初の1歩です。

グラフィックデザイン、パッケージデザイン。

イラスト。

とデザインといっても学ぶものは少し違いますので、自分がどんなデザイナーの仕事を将来したいかというのが学校選びの手前で決めることがポイントです。

ポスターや広告の仕事に就きたいと思う人はグラフィックデザイナー。

商品のパッケージや、ショップバッグなどをデザインしていきたい人はパッケージデザイナー。

専門学校はグラフィックデザイン科など分野で分かれてますのでそこを固めていきましょう。

自分の出来る範囲で身近な調査

もし知人や友人がデザインのお仕事または学校に通っているようであればどんな学校か聞くのが1番ですが、周りにそういった職業や学生がいない場合でもまず自宅から通えるかどうかもポイントです。

都内であるから通えそう。

帰りに買い物も出来るなど遠い場所であっても通えるか。

実際、朝から夕方までの授業もありますが、午後からの場合もあります。

画材や大きな荷物を持って通学する場合もあります。

中学や高校のような時間割と違うので、自分が通える範囲を改めて考えましょう。

体験入学をしてみる

学校のホームページに体験入学など募集しているので、どんどん予約をして行ってみることがおすすめです。

行ってみたら雰囲気が違った。

意外と面白そう。

ホームページを見て興味を持ったら学校に行ってリサーチすることです。

なるべく沢山の学校に行って、在学生がどんな感じなのかも見て感じることです。

2年間は少なくとも通いますので最も重要な体験入学です。

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デザイナーになるための修行がはじまる

晴れて入学し嬉しい専門学校ライフになりますが、私は入学してすぐにmacで授業することが憧れでした。

格好いい感じのイメージでしたので早くデザイン学校ぽい勉強がしたいと思ってましたが、パソコン授業はまだまだ先の話でした。

専門1年生はみんなが初めて

専門学校は、大体の人が高校卒業してから入学してますが、年上の人も同じ1年生として入学します。

中には他の専門学校を卒業してから勉強が初めてじゃない人もいますが、ほとんどがデザインの勉強をするのが初めてです。

絵が得意な人、やってみたい人とさまざまですが焦らない。

数学のような同じ答えのようにならないのがデザインなので、とにかく焦らず、自分のペースでやっていくということも必要です。

修行はシンプルここで耐えるべき

はじめての授業で驚きました。

スケッチブックに鉛筆で1本線を描く授業。

なんでこんなことやるの?

早くパソコンを使って教えて欲しい。

ようやく終わって次の授業はデッサン。

そして翌日は絵の具とカラスぐちという万年筆のようなもので線を引いて行く授業。

こんなのやりに来たんじゃないのにと当初ちょっと落ち込みました。

丸を描いたりこんなのでデザイナーになれるか…。

この間まで居た同じクラスの人が辞めてしまったり。

ここが修行の基礎。

思い描く授業はさておき、デザインをするには基礎がある。

専門学校は1から勉強していきます。

アイデアやテーマは自分で決めれる

修行の身としてはコツコツと進めますが、半ばになってくると宿題はあるけどテーマが自由!

これが専門学校らしい宿題となってきます。

絶対の答えがないのがデザインです。

基礎を学びながら自分らしい宿題=作品をつくっていきます。

ここが楽しいと思えるところ。

ほとんどの宿題はテーマを出されたら指定されたものがあったとしてもほとんどが自分次第なので、どんどんアピールしていくことです。

プレゼンテーションなどもありますから、無理やりお題を指定されるより、描きたいものを描くのでプレゼンも自分らしい解説ができますし、色々な生徒の作品をみて刺激にもなってきます。

毎日授業内容は新しい

ほぼ毎日授業の内容は変わっていきます。

大きい製作を作る授業に関しては翌日も同じ作業になることもありますが、ほとんどが昨日の授業の応用だったりと沢山覚えて身につけて行く授業が増えてきますのでだらだら同じことをずっと続けてはいないので居眠りなんぞできません。

多分じゃなくて確実に理解する

デザインは感覚、センスといいますが、ノートは必要。

先生もバンバン授業を進めますし、全部大事なことを言ってます。

わからないけどとりあえずノート。

スケッチブックで絵を描くことも大事ですが、ノートでメモをとってどんなことを言っていたか理解する。

わからなかったらとりあえず聞く。

色彩の先生もいますし、デッサンの先生。

いろんな専門の先生の授業があります。

座席も指定ではなく自由なので苦手な分野の授業は積極的に質問をし、理解することが必要です。

自分らしくアピールする

1と言う先生もいますし、5ですと言う先生も中にはいます。

あれ?

1って言った先生と答えが違うと言う場合もあります。

これが数学や絶対の答えがないのがデザインです。

また自分自身は1でも5でも無いという人も出てきます。

そう言った場合でも先生に自分で率先して話して行くこともおすすめです。

デザインは自由ですが、私はこうですけどと尖った言い方ではなく、先生とのコミュニケーションが重要です。

基礎を学んでアレンジをしながら学んで行くのが専門学校ですので、こういうのはどうですか?

など最初は簡単なことでも先生に尋ねてみたりすると、先生も沢山の生徒をみてますから、少しでも自分はこういうのが作りたいなどアピールすることで、アドバイスを入れてくれると思います。

道具を一通りすぐに揃えなくてもOK

入学すると一通りの道具を学校が用意して購入します。

しかし授業を重ねて行くごとに自分で購入しなくてはならなくなっていきます。

自分が今一番用意しなくてはならないもの。

絶対今必要なのか今後必要なのか授業に沿って当日に準備し忘れたと言うことがないよう揃えていきます。

自宅に持ち帰らず学校内で作品を仕上げることは可能

パソコンを使った授業も1年生後半から導入してきます。

パソコンの授業は先生がスクリーンにやり方を映しながら、基本的な操作、コツなどをサクサク進めていきますので、ちょっとよそ見をしているうちに次の工程に入ることもしばしば。

結局追いついていかず、宿題が出たけどどうしようと思いますが、学校ではパソコンが用意されてますので、レンタルすることも可能。

わからない人が生徒同士で進めている人もいれば、宿題をその場で終わらせる人もいます。

時間制限はありますが、学校で仕上げられるものはドンドン仕上げて、わからない部分は友達同士や先生にアドバイスがもらえるので帰宅してから悩まなくていいところがおすすめです。

本や参考になるものは持参して自分でアレンジする

デザインの専門学校はテストというよりかは、作品の評価が多いので、いくら自由といってもアイデアが無くなる時もあります。

学校の帰りやお休みの日、自分が好きなイラストやデザインの本を見つけて参考書のように役立てるのもおすすめです。

また携帯で街の中のポスターなど気になったものはカメラに収めてみたりすることもおすすめです。

まとめ

デザインは専門学校に絶対行かないとダメということはありません。

また専門学校を卒業したからといってそこでデザイナーというわけではなく、あくまでデザインの基礎知識を得られたという特権のあるものでありデザイン会社などに就職する際には、知識を持っている者として大変有利になります。

基礎を学んで自分らしいアイデアを膨らませるため学ぶということを忘れずに。

そして憧れのデザイナーという夢をモノにして欲しいと思ってます。






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