デザイン専門学校で憧れの雑貨デザイナーを目指す方法
雑貨デザイナーの仕事は多岐に渡り幅広い分野がありますが、やりがいのある仕事のひとつです。
身の回りにあるほとんどのものはデザインなくして作り出すことはできませんが、自分のデザインが実際に形になる喜びはとても大きなものです。
デザイン専門学校を通して雑貨デザイナーを目指すには、どのような学校を選びどのように学べば良いのでしょうか。
ここでは、デザイン専門学校で憧れの雑貨デザイナーを目指す方法をご紹介したいと思います。
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雑貨デザイナーとはどんな仕事なのか
商品企画を通して必要とされる雑貨を作る
キッチンやリビング、書斎やバスルームなど身の回りは数え切れないほどたくさんの雑貨で溢れています。
雑貨は機能性の高さも大切ですが、デザインの楽しさや美しさも重視されるため、雑貨デザイナーは使いやすさとデザインの良さを追求しながら商品を作る必要があるのです。
雑貨デザイナーは様々なアイディアを取り入れた商品企画を通して、多くの方から必要とされる雑貨を作ります。
商品デザインを通して魅力的な雑貨を作る
同じ機能を備えた雑貨でも、デザインによって売れ行きに違いが出ることがあります。
デザインは人々の購買意欲を高める重要な役割を持っていますが、普遍性のあるシンプルなデザインのものが多くの方に受け入れられたり、トレンドを取り入れたデザインに注目が集まることもあります。
雑貨デザイナーは、魅力的なデザインを生み出すことで商品の売れ行きを高めるためのサポートをする仕事なのです。
試作品の確認や修正を行う
デザイン画は平面の状態で完成するため、デザインを商品化する前に試作品を作る必要があります。
試作品は実際に販売される商品と同じように完成度の高いものが作られますが、その段階で素材や使用感に問題がないか確認して必要があれば修正します。
雑貨によって度重なる修正が必要な場合もありますが、綿密に試作品を作り上げることで多くの方に必要とされる雑貨が出来上がるのです。
商品のリサーチ・研究
雑貨デザイナーはデザインだけではなく、アイディアを出すなど商品開発に携わることがあります。
幅広い店舗で商品リサーチを行うなどして、より良い雑貨作りを目指しますが、売れている雑貨があれば詳しく研究して人々に受け入れられる商品作りに役立てます。
それとは別にこれまでにない新しい発想の雑貨を生み出すために、雑貨とは別の幅広い分野にも興味を持つようにするなど、雑貨デザイナーは日常のすべてが仕事に繋がる面白さがあります。
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雑貨デザイナーを目指す時のデザイン専門学校の選び方
プロダクトデザイン科がある専門学校を選ぶ
雑貨デザイナーを目指す近道は、デザイン専門学校で雑貨デザインについて学ぶことです。
雑貨の商品化に携わる仕事はデザイン画を描くスキルが必要なのはもちろんのこと、商品化しやすくするためにIllustratorやPhotoshopなどのソフトの使い方を身につける必要があります。
また、モデリング材料を使って平面のデザインを立体物に起こす作業なども併せて学ぶ必要があるので、専門的な知識を持つ講師について基礎から応用までの技術をマスターすることが大切です。
興味がある雑貨デザインを専攻する
プロダクトデザイン科がある専門学校の中には、いくつもの学科が枝分かれしていることがあります。
同じプロダクトデザインでも、車やスマートフォンなどの製品とインテリアグッズや文房具などの製品とではデザインから製品化までのプロセスに違いがあります。
興味がある雑貨デザインを専攻することで、より詳しいデザインの知識や技術が身につきイメージを形にしやすくなります。
プロの仕事現場と同じ流れの中で学べる学校を選ぶ
学生が授業でデザインについて学ぶ現場とプロが実際に製品化する現場はデザインのプロセスに大きな違いがあります。
雑貨デザイナーを求めている会社の多くは即戦力を必要としているので、専門学校在学中にプロに必要なスキルをしっかり身につけておく必要があるのです。
また、プロの仕事現場と同じ流れの中で学べるデザイン専門学校であれば、デザインから製品化までのプロセスを体験で身につけることができるのでおすすめです。
第一線で活躍中の講師が在籍している学校を選ぶ
学生の方はカリキュラムに沿って雑貨デザインの知識や技術を専門学校の講師から学びます。
講師の質が学習のプロセスの質を大きく左右するので、第一線で活躍中の講師が多数在籍しているデザイン専門学校を選ぶことが大切です。
公式サイトや専門学校の資料に講師のプロフィールが詳しく掲載されていることが多いので、専門学校を絞り込む時の参考にすると良いでしょう。
雑貨デザイナーを目指す時のデザインの学び方
専門学校のカリキュラムに沿って雑貨デザインを学ぶ
雑貨デザイナーを目指すための始めの一歩は、専門学校に入学後にカリキュラムに沿ってデザインの基礎から応用を段階的に学ぶことです。
専門学校のカリキュラムは効率良く必要な知識やスキルが身につくように作られているので、授業を受けることで自然と雑貨デザインのスキルが磨かれていきます。
それぞれの科目の課題提出があるので、授業で学んだことがしっかり身についているか確認することができます。
一流デザインの展覧会に足を運ぶ
雑貨デザインに必要なスキルを身につけることも大切ですが、日頃から様々なデザインの展覧会に足を運んで一流のデザインに触れることも大切です。
良質なものを目にすることは内面的なセンスを磨くのに役立つので、自分がデザインを手掛ける時の大きなヒントになります。
プロダクトデザインの展覧会の情報はネットで調べることが可能なので、こまめにチェックして積極的に足を運ぶと良いでしょう。
人気雑貨をリサーチする
世の中には爆発的な人気を得るだけではなく、デザイン賞を受賞するものもあります。
人気の高い雑貨をリサーチすることで、これまでにない新しい雑貨のアイディアが浮ぶきっかけとなる場合があります。
商品開発ではターゲットの的を絞って雑貨を作ることもありますが、人気雑貨がどのような層にどういった理由から売れているのか丁寧に調べることで、売れる雑貨のポイントを掴んだ上でデザインを手掛けることができます。
在学中に少しずつポートフォリオを制作する
デザイン専門学校では雑貨デザインに必要なスキルを磨いていきますが、応用的なスキルが身についたら少しずつポートフォリオを制作しておくと良いでしょう。
デザイン画や試作品の写真などを見やすいようにファイルしたものをポートフォリオと言いますが、それらの作品は就職活動の際に自分の実力やセンスをアピールする大切なものとなるのでできるだけ多く作品をファイルしておくことをおすすめします。
どうやって雑貨デザイナーになれば良いのか
プロダクトデザインの専門学校で必要なスキルを学ぶ
雑貨デザイナーとして進みたい方向性が定まったら、デザイン専門学校の中で最も興味がある学科を選択します。
その上で目指す職種に必要なスキルを効率良く学んでいきます。
在学中に求人情報をもとに就職活動をする
雑貨のデザインの基本と応用が学べるデザイン専門学校には、数多くの企業の求人が集まってきます。
在学中に興味がある分野の求人情報に目を通して働きたい会社を絞り込んでいきますが、いくつかの会社の説明会に参加することで最終的に進みたい方向性を定めます。
働きたい会社を絞り込んで面接を受ける
働きたいと思う会社が絞り込まれたら求人に応募します。
人気が高い会社の場合、一次選考・二次選考・三次選考に続き最終面接まで残る必要がありますが、最終面接まで残るためにも、履歴書やポートフォリオ制作に力を入れることが大切です。
在学中にコンテストに応募した作品が入賞するなどの実績があると、書類選考に通りやすくなることがあるのでコンテストには積極的に応募しておくと良いでしょう。
まとめ
雑貨デザイナーを目指すためには、商品企画から製品化までの流れを把握した上でプロに必要なスキルを一通り身につける必要があります。
プロダクトデザイン科があるデザイン専門学校なら、雑貨デザインに必要なスキルを効率良く学べます。
好奇心を持って雑貨をリサーチする気持ちを大切にしながら、デザインについて学ぶことで雑貨デザイナーになる夢に一歩ずつ近づいていくことができます。