ファッションのデザイン専門学校!卒業後の進路はどんな感じ?

専門学校で学ぶ

デザイン専門学校にも、いろいろな専門学校があります。

たとえばグラフィックデザインの専門学校もあれば、ファッションのデザイン専門学校もあります。

そしてそんなファッションのデザイン専門学校は、比較的に卒業後の進路が思った通りに行かないとことが多いと言います。

でも、実際のところはどうでしょうか?

ここではファッションデザイン専門学校卒業後の進路についてみていきます。

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一番多いのは普通にファッションデザイナー

ファッションのデザイン専門学校は、確かに卒業後の進路が厳しいといわれることがあります。

でも、実際の数字を見てみると、一番多いのは、普通にファッションデザイナーとして就職している人になるのです。

だから、べつにファッションデザイン専門学校に行ったけど、ファッションデザイナーにはなれなかったという方ばかりでもないのです。

もちろん中にはそういう方もいます。

でも、だいたい半数以上は、ファッションデザイナーになれているので、ファッションデザイナーになりたいのであれば、ファッションデザイン専門学校に行くのは大いにアリです。

イメージとは違うこともある

ただ、一口にファッションデザイナーとは言っても、イメージしているそれとは違うこともあります。

たとえばファッションデザイナーというと、自分の名前を冠したような、コレクションをやるようなブランドのデザイナーを思い浮かべます。

でも、ファッションデザイン専門学校を卒業した時点で、いきなりそういうデザイナーになる方はまず皆無です。

基本的には、アパレル会社のデザイン部に配属になることが多いです。

そしてそこでデザインしていくというのが主な仕事になります。

あるいは、もっと地味なところで、スーパーやデパートなどで売られているような服をデザインするようになることもあります。

それはやはり、思い描いていたイメージとは違うものです。

ですが、そういう下積みは誰にでもありますから、そこで折れてしまうのはもったいないです。

そこで折れないように、デザイナーとして就職できたとしても、やりたいことはやれないのが普通だと理解しておくべきです。

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販売員になるケースが次に多い

ファッションのデザイン専門学校を卒業して一番多いのは、そうして普通にファッションデザイナーになることです。

その次に多いのは、実は販売員になることなのです。

せっかくデザインの勉強をしてきたのに、普通の販売員になるなんてもったいないと思うこともありますが、それでも次に多いのは販売員になります。

そんな風に販売員になる経緯には、2パターンあります。

1つは折れてしまったパターン

1つは、デザインの勉強をしていくうちに折れてしまったパターンです。

デザインの世界はクリエイティブな世界です。

アイデアも必要になりますし、頭の中を具現化するスキルも必要になります。

スキルだってたくさん磨かないと身に付きませんし、アイデアだって、いろいろなものに触れていろいろ吸収していかないと出てきません。

だから、デザインの為にかなりの時間をさかないと、デザインの世界でやっていくのは難しいです。

またさらに、そうして自分なりに必死に時間を割いたとしても、上には上がいるのが社会です。

かるがると自分の上を行くデザイナー志望の学生たちもたくさんいるものです。

そういう風に、必死に努力したり、軽々とそれを超えられたりしているうちに、心が折れてしまうことがあります。

折れてしまったから、もうデザインはやりたいとは思わないけれど、それでも服が好きだから何とかして服に携わりたい。

だから、販売員になるというケースが1つです。

もう1つはそれしか受からなかったパターン

もう1つのパターンは、それしかうからなかったパターンになります。

ファッションデザイン専門学校を出て一番多いのはファッションデザイナーになることだと紹介してきましたが、それは誰でもなれるわけではありません。

たとえイメージしていたのと違うデザイナーであっても、受かりさえしないこともあるのです。

そこで受からないのであれば、別のところに就職していくしかありません。

そうして選ぶ別のところが、販売員なのです。

それはもちろん、販売員が誰でも受かる楽な仕事だと言っているわけではありません。

でも、特別なスキルなく応募できて、そして人でも不足しているところなので、比較的に入りやすいのは確実です。

だから、デザイナーになれない場合、販売員になるケースが多いです。

アパレル会社の本社に一般職で入社するパターンもある

ファッションデザイン専門学校卒業後の進路としては、アパレル会社の本社に、一般職として入社するというパターンもあります。

一般職とはたとえば営業や事務です。

デザインの専門学校を出ているのに、営業や事務になるというのは、いささかイレギュラーに思えますが、意外とそういう方もいます。

もちろんデザインのスキルはあまり活かせなくはなります。

でも、営業の場合はデザインに関する知識は活かしていけますし、あながち素っ頓狂な選択でもありません。

途中からやりたいことが変わった方が多い

こうしてファッションデザイン専門学校から、アパレルの一般職に就職していくという方は、途中からやりたいことが変わってしまったというパターンが多いです。

最初はデザインがやりたくてデザインの専門学校に入ったけど、別にデザインがやりたいわけではなくて、素敵な服をたくさん作りたいだけだったと気づいたりするのです。

素敵な服をたくさん作るというのは、別に自分でデザインしなくてもできます。

むしろ自分が素敵な服を発掘してきて、それをもっと広める方に興味を持ったりします。

そうして、営業職などに惹かれていくのです。

営業職は確かにアパレルから異業種への転職もしやすいですし、そういうところに就職していくのもある意味ではおすすめです。

アパレル業界以外はほぼほぼいない

ファッションデザイン専門学校卒業後の進路で、アパレル業界以外のところに就職していく方は、ほぼほぼいません。

そもそもファッションが好きだからファッション専門学校に来ているのですし、せっかくそこで、学んだ知識があるのですから、直接的に活かすことがなくなったとしても、それを活かしたいと思うのは当然のことです。

だから、だいたいの方が卒業後はアパレル業界に進んでいくのです。

本当にアパレルでいいのか覚悟を決めないとならない

ということはつまり、ファッションデザイン専門学校に行く際には、本当に将来的にアパレル業界に進むと言うので良いのか、それをよく考えて決めないとなりません。

そうでないと、無理してアパレル業界に就職していくことになってしまいます。

アパレルからの転職は、基本的にはそれなりに大変なものです。

そういうことからも、やはりファッションデザイン専門学校に進む際には、じっくりと将来のことを考えてから決めるべきです。

アパレル業界で一生を過ごして後悔しないと決断できたら、ファッションデザイン専門学校に進んでいくのがおすすめです。

まとめ

ファッションデザイン専門学校卒業後の進路としては、だいたい以上のとおりになります。

基本的にはアパレル業界への就職になりますし、意外とデザイナーとして仕事ができる方も多いです。

なので、ファッションデザイン専門学校に進んでもどうせデザイナーに慣れないと思うのは間違いです。

ファッションデザイナーとしてやっていく覚悟があれば、是非ファッションデザイン専門学校に進んでみてください。






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