プログラミングスクールに通うなら教室型とマンツーマン形式のどっちがいい?
プログラミングスクールは、教室型という学校のように学ぶタイプと、マンツーマン型という家庭教師のように学ぶタイプの二つの形式があります。
なので、いざプログラミングスクールに通おうと思っても、そのどちらに通うのがいいのかということを決めていかないといけません。
では実際、教室型とマンツーマン形式では、どっちの方がいいんでしょうか?
教室型はやる気が出やすい
教室型のプログラミングスクールには、やる気が出やすいという特徴があります。
教室にはまず、プログラミングを学びたいと思っている方がたくさんいます。
だから、そこに足を踏み入れれば自然と自分にもスイッチが入るものなのです。
さらに、そこで一緒に学ぶ人がたくさんいれば、この中で一番になりたいと思うようになることもあります。
そんな風にしてよりプログラミングの勉強に対してやる気が出やすいのが、教室型のプログラミングスクールの特徴であり、メリットになります。
自主的な勉強も大切になる
プログラミングスクールでプログラミングを学ぶとは言っても、当然自分の努力なしにはできません。
つまり、家での自主的な勉強なども必要になってくるんです。
そんな自主的な勉強をしっかりとするためには、やっぱりやる気がないといけません。
その点教室形式のプログラミングスクールであれば、自然とやる気が出るので、その点は楽です。
マンツーマンではやる気が出しづらい
これがマンツーマンの場合には、ちょっとやる気が出しづらくなります。
ライバルもいないですし、誰かに刺激を受けることもないわけですから、どうしてもやる気はいまいち出づらいんです。
マンツーマンの場合には、わからないところは聞けばいいやという感覚になります。
実際それも簡単にできます。
だから、わからないところを自主的に解決しておこうという思いがなくなってしまうんです。
結果、次第にやる気がなくなっていきます。
逆に教室では、わからないところを聞けないこともあります。
でもそのままにしておくわけにもいかない。
だから、自主的に勉強をしてそれをなんとかしようとすることもあるんです。
教室型には意外な発見がある
教室型の場合には、意外な発見があることがあります。
マンツーマン形式の場合には、自分がわからない、あるいは疑問に思った質問と、先生が用意してきてくれたことしか学ぶことはできません。
でも、これが教室形式の場合にはちょっと違ってきます。
教室形式の場合には、自分以外の誰かが、ちょっと角度の違う質問をしてくれることがあるんです。
それによって、思いもよらなかった知識が手に入ることがあります。
それも1回2回ではなく、何度もそういうシーンが訪れるのです。
それは、教室ならではのメリットになります。
知識を増やせる機会は多いに越したことはない
こんな風に予期せぬタイミングで知識が増えるというのは、間違いなく良いことです。
当然ながら、知識はたくさん持っていたほうが良いに決まっていますし、知識を得られる機会も、多いに越したことはありません。
だから、教室型のこのメリットというのは、すごく強いのです。
もちろん自分がくまなく質問を網羅することができれば、別にマンツーマン形式でも知識はしっかりと深めていけます。
でも、そんなことはまずできないのです。
基礎力は確実につけられるのがマンツーマン
では逆に、マンツーマン形式のプログラミングスクールのメリットはどこにあるのでしょうか?
マンツーマン形式のプログラミングスクールのメリットは、やはり基礎力がしっかりとつけられることです。
自主的に勉強をしたり、あるいは思いもよらぬ知識が身についたりすることは難しくなります。
でもその代わりに、教えられることでわからないことはまずなくなるのです。
教えてもらうことでわからないところがあれば、マンツーマンの場合には確実に質問ができます。
というか、質問をしないと話が進まないのです。
だから、まず確実に教えてもらえる範囲のところに関しては理解できるようになります。
でも、教室形式の場合はそれが出来ないことがあります。
自分で勉強してもわからないことはある
教室形式でわからないところが生じてきて、それをなんとかしようと自主的に勉強をしていても、結局何もわからなかったということもあります。
となるとやはり次の教室で質問するしかなくなりますが、うまくタイミングがとれずに、結局わからないところがわからないままになる可能性があるのが、教室形式なんです。
でも、そうしてわからないままにしておくと、当然スキルは身に付きません。
そういうスキルは、そのうちどこかに応用されて派生していくこともあります。
こういうところでわからないところを一個一個しっかりと消していかないと、その派生先でもやっぱりわからなくなってしまうことがあるんです。
だから、本来はしっかりと解決していかないとなりません。
でも、教室形式の場合はそれが出来ないことがあるんです。
もちろん教室形式であっても、例えば授業の流れとかを無視して質問していけるだけの質問力があれば、わからないところはしっかりと解決していけるようになることもあります。
ですが、そうするのはなかなか簡単ではないです。
ほとんどの日本人はそれが苦手です。
だから、マンツーマンの方が合っているという方も多いですね。
マンツーマン形式は運によるところも大きい
マンツーマンでプログラミングを学んでいくわけなのですから、マンツーマン形式では、先生との相性がすごく大切になりますよね。
二人で勉強していかないとならないのに、相性がいまいちだったら、ただただ授業が早く終わってほしいと思うようになります。
結果、全然質問をしなくなったりして、せっかくのマンツーマンのプログラミングスクールのメリットを、なくしてしまうようになることがあるんです。
それはすごくもったいないです。
でも、残念ながらそうなることはあるんです。
そうならないか、それとも本当にそうなってしまうのかは、運によるところが大きいです。
相性が合わないことはある
実際マンツーマンのプログラミングスクールでは、相性が合わないことだってあります。
こっちだって人間ですし、あっちだって人間です。
人間同士にはどうしても相性というものがあるんです。
それがたとえば、ちょっと授業が分かりづらいとか、そのくらいのことであればまだ良い。
でも、たとえば、性格的に全然合わないとなるとやっぱり辛いですね。
そしてそんなことも全然起こりえます。
優しく教えてほしいのに、厳しい言い方ばかりしてくる先生とは、決して相性が良いとは言えません。
次第にこちらも感情的になっていって、何も話したくなくなる可能性は高いです。
教室ならば逃げ場がある
それはもちろん、教室でだって起こりえます。
教室でも、先生や生徒と相性が合わないことはあるんです。
でも、たくさん人がいて全員と相性が合わないということはまずありません。
たくさん人がいれば、相性が合わないのはせいぜい数人です。
だから、逃げ道はたくさんあるんです。
人と相性が合わないと感じることが多い人には、教室形式がおすすめです。
まとめ
プログラミングスクールにはマンツーマンのものと教室形式のものがありますが、そのどちらにも、メリットとデメリットがあります。
だから自分に合っていそうなものを選ぶのが一番です。
でも、もしそれが決められないのであれば、教室形式を選ぶことをおすすめします。
少なくともその方が、プログラミングスクール選びに失敗する可能性は低いですから。