ペンタブで描写がカクカクしたり反応が遅い問題!
最近、デスクトップパソコンとペンタブレット(以下、ペンタブ)で絵を描いたり、ペンタブ専用のネットゲームをプレイしている人が増えていると思います。
ペンタブの魅力は、紙が不要であり、書き直しが可能といったメリットがありますが、ペンの反応がカクカクしたり、遅いといった問題を経験していると思います。
今回は、その問題と解決方法について説明します。
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パソコン自体の能力不足!
一番の問題は、パソコン本体の能力不足です。
最近はCPUやメモリも非常に安くなり、標準仕様でもスペックが高いのですが、それに比例して使用するソフトの推奨環境も要求が高いです。
そのため、ペンタブのドライバーソフトとお絵かきソフトを立ち上げただけで能力不足になったりします。
基本的にパソコンは、稼働中にバックグランドで複数のソフトが起動しています。
そのため、CPUやメモリの使用量が増加してしまいます。
特にお絵かきソフトはグラフィックスを利用するため、画像処理にあCPUやメモリの容量が使用されてしまい、ペンタブのドライバーソフトの応答性能が低下します。
では、CPUやメモリを高性能なものに交換したり、増設する方法もありますがお絵かきソフトの画像処理能力をカバーし切れません!
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グラフィックボードの増設が必要!
では、ペンタブとお絵かきソフトの使用をカバーするならどうすればいいかというと、グラフィックボードという画像処理専用の後付けハードウエアを増設します。
これだけで、かなりの負荷を、パソコン本体からグラフィックボードに移行できます。
パソコン本体は、ペンタブのドライバーソフトの認識に専念し、グラフィックボードは画像処理に特化できるため、カクカクしたり反応が遅いといった問題はかなり解決できます。
しかし、グラフィックボードと言っても価格は様々です。
お絵かきソフトレベルであれば、10,000円前後のもので十分です。
敢えて、高額なグラフィックボードの増設は3Dグラフィックを描きたい人におすすめします。
2Dレベルは安いもので十分です。
意外に通信能力不足!USBポートの問題?
意外に知られていないのが、USBポートの問題です。
パソコンのスペックやグラフィックボードを増設したのにペンタブの反応が悪いのは、USBポートとペンタブのバージョンが異なる可能性が高いです。
ペンタブは最新なのにUSBポートは古い規格の場合、下位互換され通信速度は大きく低下します。
そのため、ペンタブの反応が非常に悪くなり、操作性に問題が発生します。
また、古い規格のUSBポートの場合、通信能力以外にも電源供給能力不足も問題です。
高性能なUSBデバイス程、電力消費が高くなります。
大容量の外付けハードディスクなどは外部電源がなければ認識しません。
ペンタブの場合、USBポートから供給される僅かな電力で稼働するため、ペンタブ側の消費電力が大きくなると反応が悪くなります。
最近では、外付けデバイスの増え過ぎも問題で、電力不足になったりします。
先ずは、ペンタブを使用する際に他の外付けデバイスが使用中でないか確認することがおすすめです。
せめてこの程度のスペックは必要!
Windows7以降のパソコンで、ペンタブを快適に使用するのであれば次のスペックは必要です。
CPUは特に指定しません。
本体メモリは、4GBは必要です。
また、グラフィックボードのメモリも1GB程度は必要です。
2GBもあれば十分、ペンタブとお絵かきソフトを使用できます。
また、USBポートは最新規格のものを増設してください。
その上、パソコン全体の消費電力が増えるので電源ユニットの容量は増やすことがおすすめです。
ペンタブ以外に20,000円程の投資になりますが、安定してお絵かきすることが可能です。
まとめ
筆者自身はペンタブを使用するというより、推奨環境について相談を受けます。
その際に、多いのがカクカクや反応が遅いといった内容です。
そこで、パソコンのスペックやペンタブの使用を確認して、お手軽にカスタムすることを推奨しています。
趣味の世界なので、ある程度の投資は必要だと考えます。
まぁ、車などに比べらた非常に安い投資です!