ペンタブで絵を描くのは難しい?
絵を描いている人にとって、デジタルツールを使って絵を描くのは憧れでもあります。最近ではパソコン以外で絵を描いている人の方が少ないと言ってもいいでしょう。
こうした流れのなかで多くの人がデジタルイラストに挑戦したくなるのはごく自然な流れといってもいいでしょう。
しかしながら、ペンタブを購入して絵を描き始めてみたはいいけれど、ソフトの使い方やペンタブの操作が難しく手こずってしまい、結局描かなくなってしまったという人も結構多いのではないでしょうか?
あるいは、ペンタブって難しいだろうなぁ、となかなか一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。
今回はペンタブの何が難しいのか、どのように越えて行けばよいかご説明します。
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ペンタブは魔法の道具ではない。最初は難しいのは当たり前
確かに、PIXIVなどに掲載されて人気のあるイラストレーターさんたちのように描きたいと誰もが望むものです。
でも、最初からすべての人がうまく描けたわけではありません。
まず、絵のうまいイラストレーターさんは発表している絵以外の倍の数のイラストを描いていると言っても過言ではありません。その蓄積があるからこそ上手いイラストが描けるわけです。
このあたりは何度も描いて、自分の体でコツをつかんでいく以外に解決方法はほぼないといっていいでしょう。さらに、デジタルである程度上手い人は実際にアナログで描いても基礎がきちんとできている人が多いです。
勘違いしてはいけないのは、デジタルイラストのツールが魔法使いの道具のように急にプロレベルのイラストを描けるようなツールではないということです。
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他人の描いた絵のトレースだけでは自分のイラストは成長しない
デジタルでイラストを描いている時にやってはいけないことがあります。それは他人の描いた絵をトレースして自分の作品だと発表することです。
中にはアニメや漫画の体の部分だけをトレースして顔だけ自分で描いてしまうという人もいます。デジタルイラストでは、アナログとくらべトレースが非常に容易になったため安易にトレースを多用する人が結構います。
ところが、これでは自分のイラストが成長しませんし、著作権にひっかかってしまう可能性も大いに考えられます。まず、上手い絵を描きたいという概念はまず捨て、うまく描ける力をつける訓練をしなければいけません。そのために必要なのがアナログでの絵描き作業です。
説得力のある絵を書くためにアナログの訓練が欠かせない
実際に、デジタルイラストの描画力を向上させるにはアナログでなるべく生の人間や背景をスケッチや模写をして物体を見る力や描写力を磨く訓練が必要になります。特にプロを目指す人であれば、この作業は非常に重要です。
パソコンで絵を描いているとどうしても自分の描きやすいもの、思い込みによって描き進めてしまうことが多いのですが、説得力のある絵を書くためには、実際に現実にある物を見て観察し、見たままに描く力が必要になります。
主な練習方法は電車やバスなどに乗った時にスケッチブックで乗客をスケッチする、posemaniaのサイトで毎日クロッキーを行う、外に出て風景のスケッチをするなどです。
まとめ
このような地道な作業があって初めてデジタルイラストの質も向上していきます。
ペンタブで絵を描くのが難しいと思っている人はまず自分のレベルを客観的に把握して描く習慣を常日頃から身につけてみることをおすすめします。