ペンタブのサイズを決める重要ポイント
ペンタブを購入する際に気をつけたいのがタブレットの大きさです。ペンタブそのもののサイズも配置する際に重要ですが、入力範囲も非常に重要です。なぜならペンタブの入力範囲は作業の効率化に影響してくるからです。
今回はペンタブを買う際に気をつけたいサイズについて解説したいと思います。
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ペンタブの本体サイズについて
多くの方が使用しているワコムのIntiousシリーズの大きさを例にしてあげてみます。
まず、本体の大きさについてです。ワコムのIntious ARTシリーズのペンタブは初心者向けのタブレットですので、ファンクションキーも少なく上方にまとめられています。
大きさもsmallで21cm×16.9cmですのでA5(14.8cm×21cm)サイズより少し大きいくらい、mediumは27.5cm×21.7cmとA4(21cm×29.7cm)サイズくらいの大きさになっています。ノートパソコンなどで使用する場合やタブレットとなどど一緒に持ち運ぶ場合にはちょうどよい大きさです。
Intious Proシリーズになるとsmallでも32m×20.7cmと外寸だけでもA4サイズを超えますので完全に据え置きタイプのサイズといえます。
一番大きいlargeは48.7cm×31.7cmでほぼA3(29.7cm×42cm)の大きさと考えてよさそうです。Intious Proシリーズを購入する際は置く場所には余裕を持っておいた方がいいでしょう。
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線にこだわる人なら入力範囲が広いペンタブを選ぶ
さて、ここまでは本体の大きさの話をしましたがここからは入力範囲の話をしたいと思います。
ペンタブで絵を描いたりする際重要なのが入力範囲です。入力範囲が広くなると画面で描画できる範囲が広くなります。
本来なら拡大か画面を移動しなければいけないところをそれらをしなくても色を塗ったりできるようになります。作業できる範囲が広くなるのです。
先に説明したIntious ARTシリーズは外寸が小型ですが入力範囲はsmallで15.2cm×9.5cmでほぼハガキ(10cm×14.8cm)サイズ、mediumは21.6cm×13.5cmでA5サイズになります。
Intious Proはsmallでは15.7cm×9.8cm、mediumで22.3cm×13.9cm、largeは32.5cm×20.3cmでA4サイズと一緒です。
Intious Proはartシリーズに比べて入力範囲が広く作業効率がよいということになります。
この大きさは作業効率だけではなく線の引き方にも多少なりとも影響します。例えば入力範囲の狭いペンタブの場合、大きなストロークを描く場合手首を使って描かなくてはいけません。この描き方では勢いがでず線が死んでしまいます。
ですが入力範囲の大きいものであれば肘からストロークを描くことが可能になります。線にこだわる人なら入力範囲は広いペンタブがおすすめです。
モニタは大きい方が作業効率が格段によくなる
また、入力範囲が広いペンタブを使う場合は使用しているモニタも大きい方が作業効率が格段によくなります。ノートパソコンなどの小さい画面ではせっかくの広い面積を活かすことができません。モニタは21型以上がおすすめです。
まとめ
ペンタブのサイズについて説明してきました。
単にサイズと言ってもペンタブ本体のサイズと、入力できる範囲としてのサイズがあります。
ペンタブ本体サイズ、設置場所などに影響し、入力範囲のサイズは、作画時の操作感に影響します。
ご自身のパソコン環境やペンタブの使い方を考慮して適切なサイズを選びましょう。