ペンタブレットを始めてみませんか？お絵かき以外にも大活躍

マウスを動かして絵を描こうとすると、線はまっすぐに引けないし丸なんて凸凹になっちゃいます。

こういった入力を直感的にやりやすくするデバイスとしてペンタブレットがあります。

一般的にお絵かきとしてのツールと思われているペンタブレットですが、他に便利な使い方ってあるのでしょうか。

そこでペンタブレットの簡単な説明と使い方を見ていきます。

ペンタブレットとは

マウスの代わりにペン（スタイラスペン）を用い、ペンタブレット上に書いていくイメージです。

ペンタブレットとパソコンのモニターは同じ比率で動作しています。

ペンタブレットの左下の隅に字を書けば、モニターの同じ位置にその字が描かれます。

マウスのように、端の方へ移動するために持ち上げたるといった動作が必要ありません。

絵や字だけではなくマウスの代わりにクリックやドラッグと言った操作もできるのです。

ペンタブレットを使ってみようと思うきっかけで、もっとも多いのがこのお絵かきでしょう。

ペンタブレットには筆圧感知という機能があり、ペンタブレットにどのくらいの強さで押し付けたかによって線の太さや濃さを変えたりできます。

マウスで線を引くと同じ太さが続き、太さを変えるにはお絵かきソフトなどの設定を変える必要があるのですが、ペンタブレットではそれが不要と言うことです。

だんだんと線を太くしたり細くしたり、霞んでいくような線も自在です。

また消しゴム機能も便利です。

ペンを逆さにして動かせば入力したものを簡単に消す事ができます。

消しゴム機能も筆圧感知に対応してるから、消す太さも自由自在です。

webを見る時にマウスの代わりにペンタブレットを使うのも便利です。

サイズの大きなwebページを見ていると左端や下端にスクロールバーが表示されます。

マウスだとスクロールバーのスライダーをクリックしながら上下や左右に移動させます。

放した途端に元の位置に戻ったり、あまり大きなwebページだと何度かやり直すことになったり。

ペンタブレットなら手首を上から下や左から右に動かすだけで簡単に操作できます。

慣れるとマウスより断然使いやすいです。

検索窓にマウスポインタを移動させるのもペンタブレットの方がはるかに操作が早いのです。

デスクトップ上のファイルを動かす時に、マウスだと届かないことってありますよね。

いらないファイルをゴミ箱に捨てようと思って、あと少しなのに届かずどこかに紛れ込んだり。

ペンタブレットとモニターは同じ比率になっていますから、手首を動かす範囲でモニター上の全てのファイルやフォルダを操作できます。

あとちょっとでゴミ箱なのに、という事態はほぼ解消できます。

ペンタブレットのペンでのクリック操作は、タブレットを1度トンと叩くとOK
ダブルクリックは2度トントンと叩くだけの簡単操作です。

ファイルやフォルダを移動するのが簡単なのは、動かす対象物をトンと軽くクリックしてそのままペンを移動するだけだからです。

ペンタブレットに用いられるペンはスタイラスペンと言います。

このペンにもスイッチがあってそのスイッチの操作でもクリックやダブルクリック、そして右クリックもできるようになっています。

ペンタブレット本体はUSBでパソコンにつないで使いますが、このペンはコードレスであり電池なども不要。

使っている途中で電池切れと言うことが無いだけでもストレスフリーになりますよね。

ペンタブレットはイラストを描くなどお絵かきのツールとしてのイメージが強く、やや取っつきにくいもののように感じる人が多いでしょう。

実際にはマウスに代わる大変便利な入力ツールなのです。

マウスで行う事は全てペンタブレットでできますし、その操作性はマウスより格段に使い勝手がよいのです。

価格もお手頃なものからありますし、導入を検討してみてはいかがでしょうか。