ペンタブレットを手に入れることはモチベーションを高めてくれる

ペンタブレット(板タブ)

エレコム ワコム ペンタブレット Cintiq 13 HD/HD Touch/Cintiq Companion2 フィルム ペーパーライク反射防止 13.3インチ 【日本製】 TB-WC13FLAPL

インターネット上には美麗なイラストがたくさん存在しています。

あらゆるジャンル、言語の壁を超えて多種多様なイラストを見つけることができるでしょう。

そこで心機一転「自分もこんなイラストを描いてみよう」と思いペンタブレットを購入するのは良いことなのですが、ペンタブレットを手に入れたからといって直ぐに絵がうまくなるわけではありません。

今回はそうしたペンタブレットを手に入れることの価値についてみていきましょう。

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新しい道具を試す価値

イラストを描いていると次第に行き詰まることがあります。

自分が描くキャラクターはどれも同じようなキャラクターで、同じような角度を向き、同じような表情をしているのです。

何かもっと違う角度から描こうとすれば体のバランスはたちまち崩れ頭を抱えることになるでしょう。

こうしたことはどのような道においてもしばしば見られる光景といえます。

何らかの技術を学習するとき学習曲線というものにしたがって上達していくのですが、ある一定のレベルになると上達速度が遅くなってしまうという性質が私達には備わっているのです。

これがいわゆる「壁」というものとなります。

こうした壁にぶちあたったとき、これを乗り越える方法は人によって様々です。

一旦イラストを描くことをやめてリフレッシュしたり、真っ向から壁に長い時間をかけて立ち向かったりして乗り越える方法もあるでしょう。

そしてそうした方法の1つに「新しい道具を試してみる」というものがあるのです。

イラストにおいてこの発想は「画材を変えてみる」という試みといえるでしょう。

シャーペンで描いていたものをボールペンで描いてみたり、色を塗るためにコピックや水彩、アクリルといった画材を使ってみるのも良いかもしれません。

もしこうした試みが成功すれば設けもの、問題は解決しより上手なイラストを描くことができるでしょう。

ペンタブレットを導入することでこの壁を乗り越えられる予感がするなら試してみる価値は十分にあります。

ただ過去を振り返ってみてこうした方法が実った経験がない場合はあまり期待しない方が良いかもしれません。

なぜなら画材を変えることで即上達するということは考え難いからです。

ペンタブレットはモチベーションの上昇に効果があるかも

新しい方法を試してみてイラストが上達するというのはなかなか稀有なケースといえるでしょう。

なぜなら本人の技量は画材を変えたからといって上達するわけではありませんし、同じ人物が描いたシャープペンの絵とボールペンの絵は基本的には同じレベルにあるからです。

そのためまず確認しておきたいのが「ペンタブレットを使ったからと言って画力が直ぐに伸びるわけではない」ということとなります。

確かに新しい道具というのは手に入れるとワクワクしますし、何かしら可能性を感じさせてくれるものです。

もしかしたら新しい世界に足を踏み入れることでモチベーションが湧き、イラストをもっと描きたくなるかもしれません。

そうした意味ではペンタブレットを導入することは効果的といえるでしょう。

インターネットには美麗なイラストがたくさん存在するのでつい「ペンタブレットさえ手に入れることができればこんなイラストも描けるかも…」と思いがちですが、それはあくまでもそうしたイラストを描いた方々に相応の技術があるからです。

ペンタブレットを手に入れたからといって自分の技術が飛躍的に上昇するわけではなく、あくまでも新しい道具を手に入れて試してみたいというモチベーションを向上させてくれるだけといえるでしょう。

ただこの「モチベーションの向上」にはかなり大きな価値があるのです。

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イラストを描く気にさせてくれる

どのような道においても「継続は力なり」という言葉が響くものです。

始めて1日目の職人とその道10年のベテランでは技術力には圧倒的な差がありますし、それは基本的には歌手でもイラストレーターでも同様といえるでしょう。

こうした道を極めるときに困難な要素として立ちはだかるのが「モチベーションの減少」です。

特にクリエーター系の道はある意味「修羅の道」ともいえるかもしれません。

毎日イラストを描いてもなかなか上手く描けず、1ヶ月たっても2ヶ月たっても同じようなイラストを量産してしまう場合もあります。

それどころか前は上手く描けていたのになぜか今は下手になっている、なんていうこともあるでしょう。

また人の目に触れることがなければ次第に「何をやってんだ私は…」と落ち込みこれまでやってきたことがムダだったように感じることさえあります。

緊張しながらアップロードした絵が評価されなかったり、万が一罵倒でもされようなら筆を折るほどのショックを受けるかもしれません。

それでも描き続けるには何が必要かと言うと、やはりモチベーションでしょう。

モチベーションというのは自分でそうそうコントロールすることができないもので、自分で「やる気でろー」と念じたところで中々出てくれるものではありません。

別の事をしているときに急に「イラスト描きたいな」という感じで沸き起こることもあるため油断できないものです。

そしてモチベーションが無ければイラストを描く気にならないのですから軽視してはならない問題といえるでしょう。

モチベーション獲得の貴重な手段

ペンタブレットを手に入れるということはイラストを描きたい方にとってテンションの上がる出来事です。

これさえあればアナログ環境では実現できなかった様々なことが可能になりますし、何しろ使いこなせないほどの機能を試すことができるようになります。

いわばデジタルという無限の可能性の入り口に降り立つようなものなので、人によってはモチベーションがどんどん湧いてくるでしょう。

正にこのイラストを描く上で大事なモチベーションの上昇に役立つという点において、ペンタブレットを手に入れることの価値があります。

もちろんモチベーションが湧くポイントは個人によって異なるのですが、特にデジタル技術に興味がある方にとってペンタブレットは素晴らしいツールとなるでしょう。

「1つ戻る」と「1つ進む」の利便性

もしペンタブレットについて具体的なイメージが湧かないならまずはデジタルイラストを描くときの環境について知るとその利便性が良く分かるはずです。

デジタル環境ではアナログでは実現できないようなことがたくさん可能になります。

例えば「1つ戻る」「1つ進む」という機能があります。

これは1手前の線や塗りを即時戻したり進めたりすることができるという機能で、デジタル環境における優れた機能の1つといえるでしょう。

アナログ環境の場合、線を修正するには修正液を塗り、それが乾くまで待ってからまた描くことになりますが、デジタル環境では直ぐに線を修正することができるのです。

どんな色でも塗り放題

デジタル環境ではイラストソフトさえあればどんな色でも自由自在に塗ることができます。

当然の事ですが色を塗るための画材代は一切かからず、あえていうなら電気代がかかるだけです。

もちろん色が滲みこんでしまうこともないので、間違ったら「1つ戻る」で作業工程を戻せばそれで修正できるでしょう。

デジタル技術について知ろう

他にもデジタル環境では様々な便利な機能を使うことができます。

フィルタ機能を使えば複雑な効果をイラストに与えることができますし、レイヤー別に描けば色塗りも非常に快適なものとなるでしょう。

より深いテクニックを駆使すればアナログ環境よりも完成度の高いイラストを描く事ができるかもしれません。

モチベーションを高めて手に入れよう

このように、デジタル環境ではアナログ環境では実現できないメリットがたくさんあります。

こうしたメリットについて知ればイラスト描きとしてますますテンションが上がってくるはずです。

ペンタブレットを手に入れてモチベーションを高めることはイラストを描く上でおすすめの方法となります。

まとめ

ペンタブレットを手に入れることの価値についてみてきました。

ペンタブレットを購入すると即上達することはありませんが、イラストを描くために欠かせないモチベーションを与えてくれるでしょう。

メリットについて知れば知るほど期待が膨らみデジタル絵を描いてみたいと思うようになるはずです。

深く調べてモチベーションを高めてペンタブレットを手に入れてみて下さい。