モニタアームはデスク上のどこにつけるのが正解なの?
モニタアームを使用する際に迷うのが、モニタアームはデスク上のどこに設置していくのかということです。
何も考えずに使用していくのであれば、デスクの真ん中になりますが、もっと良い場所がありそうに思えるものです。
そこでここでは、モニタアームはデスク上のどこに設置していくのが正解なのかということについて紹介していきます。
垂直式なら真ん中が正解
モニタアームと一口に言っても、それにはいろいろなものがあります。
たとえば垂直にしか動かすことが出来ないものもあれば、水平にも垂直にも難なく動かしていける自由度の高いものもあるものです。
当然それによって、モニタアームはデスク上のどこに設置していくのがベストなのかということは変わっていきます。
もし垂直にしか動かないモニタアームを使用しているのであれば、それはデスクの真ん中に設置するのがベストになります。
一番バランスよく見ることが出来る
垂直にしか動かないということは、左右にそれを動かしていくことはなくなるということです。
左右に動かすためには、いちいち固定しているものを外して、付け直さないとなりません。
それは面倒なので、基本的には垂直式のモニタアームの場合は、一度固定したらそうそう場所は変えません。
ということは、自分がどこにいても、見やすいところに置かないとならないということです。
たとえば、ちょっと引出しの方に寄ったり、あるいはその逆によったりして、そこで作業をしないとならないこともあります。
その際に、もし垂直式のモニタアームが自分がいる位置とは逆の位置につけられていたら、それを見るために目を細めないとならないことも出てきます。
なので、すごく作業効率が悪くなるのです。
だから、それはおすすめしません。
真ん中のあたりにモニタアームを取り付けていれば、たとえ自分が右にいても左にいても、問題なくディスプレイを見ていくことができるようになります。
そうしてより便利に使えるようになります。
そういうことがあるので、垂直にしか動かないモニタアームを使用している場合には、真ん中に取り付けていくのがおすすめになるのです。
横にも動くタイプは端の方につけるのがおすすめ
逆に、垂直だけではなく、水平方向にも動かすことが出来るモニタアームを使用している場合、それはなるべくデスクの奥の端の方に着けていくのがおすすめになります。
なぜなら、そうしてデスクの奥の端の方に着けていけば、デスク上のデッドスペースを最低限にすることが出来るからです。
どこにつけても、モニタアームを使用している時点で、ある程度デスク上のスペースは確保できています。
どう考えても、足付きのディスプレイを使用している方が邪魔度合いは大きいです。
しかし、モニタアームを使用していても、やはりそれをつける場所によっては多少邪魔になるものなのです。
真ん中のあたりは邪魔になる
たとえば真ん中のあたりです。
このあたりは、モニタアームをつける位置としては基本的にはおすすめできません。
垂直にしか動かないタイプのモニタアームであれば、ここに着けないとディスプレイが見えづらくなることが生じてくるので、ここに着けるのが正解になりますが、それ以外の場合はこのあたりに着けるのは悪手です。
なぜなら、このあたりにモニタアームをつけていくと、真ん中のあたりで資料を広げたり、何かを書いたりするときに邪魔になるからです。
デスクの上で何か資料を広げたり、あるいは何かを書いたりするという時は、だいたい真ん中のあたりで行うことが多いです。
それなのに、真ん中のあたりにモニタアームの固定部分があったりしたら、それが邪魔でうまく作業できなくなることが出てきます。
場合によっては段差に気が付かず、紙に穴をあけてしまうことになることもあります。
そうなってはやはりよくありませんから、そうならないように奥の端の方に着けていくのです。
端の方はそもそもデッドスペース
真ん中の奥の方は、そうして割と資料やノートなどがいくことがありますが、デスク上の端の方は、そもそもがデッドスペースであることが多いです。
そもそもがデッドスペースなのであれば、そこにモニタアームをつけていっても何の邪魔にもなりません。
そして水平にも移動できるタイプのモニタアームであれば、そうして多少端に着けたとしても、ディスプレイが真ん中に来るように動かすことは容易にできます。
だから、水平にも動かすことが出来るタイプのモニタアームは、端の方に着けるのがおすすめになります。
サイドに着けるとやや邪魔になる
モニタアームは、机の上であればどこにでもつけることが出来ることが多いです。
挟むことさえできればどこでも付けることが出来るのです。
挟むタイプではなく、ねじで固定するタイプや、あるいはボルトで固定していくタイプであれば、挟むことさえできなくても固定していくことが出来ます。
だから、モニタアームは、デスクの奥の端のだけではなく、完全にサイドに固定していくということも可能です。
でも、サイドに固定していくというのも、あまりおすすめはできません。
邪魔なスペースが増していく
サイドに着けていくとそのせいで邪魔なスペースが増していきます。
奥の真ん中でも邪魔にはなりますが、それはまだ奥なので、そこまで頻繁に邪魔になることはありません。
しかし、完全にデスクのサイドに着けていくと資料の端の方などがすぐにそこに届くことになります。
なので、それの邪魔具合は、デスクの中央の奥の方に着けることよりもさらにひどくなります。
だから、デスク上のサイドに着けるというのはおすすめできません。
サイドはサイドでも、あくまでも奥の端の方に着けるようにしていってください。
垂直タイプのモニタアーム以外は。
デスク上に着けないのが一番おすすめ
このように、デスク上に着けるのであれば、真ん中の奥の方か、あるいは奥の端の方が正解になります。
でも、もっともおすすめなのは、そもそもモニタアームをデスクに着けないという方法です。
モニタアームをデスクに着けていってしまうと、どうしてもどこかしらのスペースがムダになります。
そのムダになるスペースは最低限にはなっていますが、それでもスペースがムダになることには変わりはありません。
モニタアームには、支柱に取り付けることが出来るタイプのものもあります。
もしそういうモニタアームを使用していたら、どうでしょうか?
そういうモニタアームを使用していたら、まず間違いなく机の上のデッドスペースはなくなっていきます。
そうできるのであればそれに越したことはありません。
だから、一番おすすめなのは、デスクの上に着けるのではなく、別途支柱を用意して、そこに着けるということになります。
支柱をつける位置はデスクの正面中央が吉
支柱をつけるのであれば、一番見やすい位置につけるのがベストです。
それはやはり、デスクの正面中央になります。
もし支柱を使うならば、正面の中央の奥に支柱をつけて、そこに取り付けていってください。
まとめ
モニタアームを取り付ける位置は、確かにそこまで大きな問題ではありません。
多少作業しづらくなったりすることはありますが、それも所詮は多少作業がやりづらくなるという程度の話になります。
でも、もし作業をやりやすくする位置があるのであれば、そこに取り付けていくに越したことはありません。
是非参考にして、正しい位置に取り付けていってください。