両立できる?大学に通いながらイラスト専門学校にも通う事は可能か?
「イラストが好きだけど、イラスト専門学校に進む勇気はなかった」。
そんな理由でイラスト専門学校への進学をあきらめて一般的な大学への進学を決めた人もたくさんいるのではないでしょうか?
そんな人にもまだ、大学に行きながらイラストの専門学校にいくというプランがあります。
でも、そもそもそんなこと可能なのでしょうか?
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大学と夜間のイラスト専門学校の両立は可能
まず結論から言うと、大学と夜間のイラストの専門学校の両立は、可能だと言えます。
当然ながら大学に通いながら昼間のイラストの専門学校に通うという事はまず不可能でしょう。
大学だっていくらしっかり単位をとれていても、週に数回は行かないとならないでしょう。
その度に専門学校を休むわけにもいきませんし、昼間の学校を二つ両立するというのはまず不可能です。
でも夜間と昼間の大学であれば別段問題ありません。
だいたい夜間の専門学校の授業は18時くらいからですから、距離的に問題無ければ、大学が終わった後でも問題なく通うことが出来るでしょう。
夜間の授業は毎日ないことも多い
また、夜間のイラストの専門学校の授業は、毎日ないことも多いです。
もちろん中には毎日18時から授業を行うというイラストの専門学校もありますが、中には週に1回くらいしかいかないというところもあるのです。
そういうところであれば、身体的にはまったく問題なく通う事が出来るでしょう。
だから、結論から言うと、大学とイラストの専門学校の両立は可能だと言えるのです。
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ただし課題に追われる日々にはなる
ただし、身体的には問題なくても、能力的に問題ないかどうかはわかりません。
イラストの専門学校は、当然夜間の専門学校でも課題がでます。
イラストというのは、こうかけば上手くなるという風に理論だけ説明されて上手くなるものではありません。
理論を教えてもらったとしたら、その理論をしっかりと活かして表現していかないと上手くならないのです。
つまり、その理論を実現できるようにイラストをひたすらに描かないと、いつまでも上手くなることはないのです。
でも夜間の専門学校では授業が週に1回しかないところもあります。
その場合、はイラストはいつ描くのでしょうか?
それは当然ながら、家で描くことになります。
つまり、課題としてイラストを描くことになるのです。
それによって、結果学校へいくのと同じように時間を奪われることでしょう。
もちろん夜間の学校に毎日行く人でも課題は出ますから、その人も課題によって時間が奪われることには変わりはありません。
課題は大学からも出る
そしてそんな課題は、当然ながら大学からも出ることになります。
大学からの課題は、決して多いわけではありません。
でもレポートやらなんやら、毎週一つくらいは出るというところも珍しくはないでしょう。
特に理系であればそれくらいは出るはずです。
その場合、イラストの専門学校の課題と、大学の課題を並行してやっていかないとなりません。
だから、どちらかにとんでもなく時間がかかるというようであれば、それらの両立も厳しくなるかもしれません。
大学ではほとんど課題が出ないというのであれば、別にイラストにすごく時間がかかってもなんとかなるので、そういうひとであれば問題ありませんが、もし大学でもそれなりに課題が出るのであれば、両立できるかどうかは自分の実力次第になるでしょう。
イラストを描くのにかかる時間や、大学の課題にどのくらい時間がかかるかを想像して、頭の中でしっかりとシミュレーションしておきましょう。
バイトをする時間はない
イラストの専門学校と大学のダブルスクールは、能力的に問題無ければ可能です。
でも、それによってできなくなることが一つあります。
それが、アルバイトです。
夜はイラストの専門学校に通わないとなりませんし、昼間は大学に行かないとなりません。
ということは、当然アルバイトをする時間は無くなります。
これらに加えてアルバイトをしようとしているのであれば、大学と夜間のイラストの専門学校に通う事はおすすめできなくなります。
もしアルバイトをするのであれば、夜間のイラスト専門学校がおわった後という事になるでしょう。
でも、それではもはや22時から朝までといったような、夜勤のアルバイトになってしまいます。
夜勤のアルバイトが出来るのは、夜勤のアルバイトが終わった後にしっかりと睡眠をとることが出来る人です。
では、大学に活きながら夜間の専門学校にいっている人はどうでしょうか?
まず間違いなく寝ている時間はないと言えるでしょう。
大学の授業が午後からなのであれば数時間は眠れますが、そんな生活をしていたら間違いなく身体を壊してしまいます。
ダブルスクールをするにおいては、身体を壊さないことはなによりも大切です。
身体を壊した後に追いつくのは2倍大変
身体を壊した後は、通っている学校の授業に追いついていかないとなりません。
でもイラストの専門学校と大学にかよっている場合、イラストの専門学校の授業と大学の授業の両方に追いついていかないとならないので、2倍に大変になります。
ただ一つ追いつくだけでも大変なのに、2倍大変となると、それはかなりしんどい作業となるでしょう。
だから、アルバイトをして身体を壊すリスクを高めるわけにはいかないのです。
両立にはお金が必要
ということはつまり、イラストの専門学校と大学を両立するにはある程度の金銭的な余裕が必要だという事になります。
まず大学だけでも4年間で400万から500万円かかることが多いのに、そこにさらにイラストの専門学校の夜間の費用が掛かってきます。
夜間の専門学校は比較的にかかる費用にばらつきがあります。
安いところであれば年間十数万円で足りることもありますが、高いところでは50万60万くらいかかることもあります。
もしそうして年間で50万60万かかるところに言っていたら、単純に学費は1.5倍くらいになるということになります。
だれかが払ってくれるのであれば問題ありませんが、自分で払わないとならない場合、それだけ払うのはかなりキツいでしょう。
生活費もきつくなる
そして先述のように、バイトも出来ないので、当然生活費もきつくなります。
最もダブルスクールをしている場合には、あまり遊びに行く時間などはないでしょうから、その点に関しては問題ないかもしれません。
交際費はかからなくなるでしょう。
でも、生活費でかかるのは交際費だけではありません。
たとえばスマホの料金や日々の交通費、そして食費、一人暮らしの場合は家賃や光熱費もあります。
それに加えてダブルスクール分の学費を払わないとならないわけですから、金銭的にはかなりきついでしょう。
誰かの援助なしにやっていけるものでは到底ないはずです。
だから、もし誰も援助してくれないというのであれば、ダブルスクールはあまりおすすめしません。
奨学金などの方法もありますが、あれもいうなれば借金なので、後で辛くなることには何も変わりはありませんから。
まとめ
イラストの専門学校と大学の両立は、金銭的な余裕と能力的な余裕があれば、なんとか可能だというのが結論になります。
それらの余裕がないのに無理してするのはおすすめしないので、まずはじっくりお金のことと自分の能力のことについて考えてみる必要があるでしょう。
そして時間をかけて結論を出していくのが一番おすすめです。