中古で買うのはアリ?中古で液晶モニタを買う際の注意点
液晶モニタを安く買いたいと思ったら、まず最初に中古で買うという選択肢が浮かぶ人も多いでしょう。
でも、中古で液晶モニタを買う際には、注意点があるのです。
そこでここではそんな、液晶モニタを中古で買う際の注意点について紹介していきます。
これらの事を参考に、中古で買っても失敗しないようにしていってください。
使用度合いをチェックするようにする
液晶モニタには寿命があります。
その寿命がすごく長いので、あまり中古で買う際にも寿命を気にしない人も多いですが、寿命を気にしないで中古で液晶モニタを買うと、買ってすぐに寿命になってしまう可能性があります。
たとえば新品で買うよりも2万円くらい安く買えたとしても、それがすぐに壊れて結果的にもう一つ液晶モニタを買わないとならなくなったら、間違いなく最初から新品を買っていた方が安かったという事になってしまいます。
だから、中古で買う際には、その使用度合いをチェックしないとなりません。
使用年数だけが問題なわけではない
使用度合いをチェックしようというと、使用年数だけをチェックしていれば問題無いだろうと考える人もいます。
でも、使用度合いというのは、使用年数だけの問題ではないのです。
使用度合いというのは、たとえば使用環境などもそれに当たります。
たとえば、よく調理するようなところの近くにおいてあったのであれば、熱や油で目に見えないダメージをたくさんうけている可能性もあります。
あるいは購入したのは一昨年だけで、そのタイミングで購入してからほぼほぼ365日毎日12時間くらい液晶モニタをつけていたということもあるでしょう。
その液晶モニタが使われていたのが会社であった場合、そんなことは往々にして起こることです。
でも、毎日それだけハードに使用していたら、当然ながらその分だけ寿命がくるのは早くなります。
そうしてすぐに寿命を縮めるような環境で使用していたものであれば、製造が割りと最近の液晶モニタであっても、購入してすぐに壊れてしまう可能性もあります。
だから、そうならないようにできる限り使用度合いはチェックしておかないとなりません。
新品の安いものとの差をきちんと調べておく
中古で液晶モニタを買う際には、きちんと新品の安いものとも比較しておいた方がよいです。
中古の液晶モニタは確かに安いです。
でも、今や実は新品で液晶モニタを買ってもそこまで高いということはないのです。
そして安いからといってしょぼいという事もあまりありません。
それはたしかに、中古のものの方が元々の値段は高い事が多いです。
元々の値段が高いということは、スペック的にも優れている可能性は高いです。
だから同じくらいの値段であっても中古のものの方が良いのではないかと思ってしまう人は多いでしょう。
高いスペックが必要ないことは多い
でもそんな高いスペックは本当に必要なのでしょうか?
新品で安い液晶モニタであっても、最近のものは十分なスペックがありますし、そもそも液晶モニタでそんなに高いスペックのものが必要な人などほとんどいないはずです。
たとえばそれを何かの物づくりに使うのであれば、画面の色などはすごく重要になりますし、ある程度高いスペックの物を使うのがおすすめです。
ですが、そういう人は決して多くはありません。
ほとんどの人が、液晶モニタなんてネットサーフィンやあるいは事務作業にしか使わないでしょう。
それなのに高いスペックを求める必要がどこにあるでしょう。
必要のないスペックに高いお金を払うのは愚の骨頂です。
新品の値段もどんどん下がっている
今既にすごく安くなりつつある液晶モニタの新品のものの値段ですが、これからもますます下がっていくことが予想できます。
それだけ全体的に安値でいいものを作れるような技術やノウハウが蓄積されていっているということですし何より、それだけ安値の物を求めている人が増えているという事なのでしょう。
いずれにしても、そうして安くなってきているのですから、しっかりと新品との値段の差をチェックして行かないと、知らないうちにスペック的にも新品の方がよいのに、新品の方が安いという自体になる可能性も出てくるでしょう。
もしそうなっているのにあえて中古の液晶モニタを買ってしまっていたら、それはすごく残念ですから、安く買うにしても視野だけは広くしておきましょう。
保証の有無や内容をチェックする
中古の液晶モニタについては、保証が特にないものも少なくはないです。
ですが、中古の液晶モニタであってもきちんと保証を付けてくれているところもあります。
もしそういうところで液晶モニタを買えば、少なくともなんの保証もないところで液晶モニタを買うよりも失敗する可能性は少なくなると言えるでしょう。
保証があれば、たとえ寿命が迫っていて購入してすぐに壊れてしまっても、なんとかなることもあります。
だから、保証の有無やその内容についてしっかりとチェックしないとなりません。
個人から買う場合は特にチェック
中古で液晶モニタを買うと言っても、お店やネットショップで買う方法と、個人から買うという方法があります。
これらのうち、個人から中古で買う際には、さらに保証の有無についてチェックしておかないとなりません。
もちろん、個人で中古の液晶モニタを売ろうとしている人が故障に対する保証を付けてくれるということはまずほとんどありません。
あるのはそれではなく、そもそもの購入店舗やメーカーの保証が残っているという場合です。
もしそれが残っているのであれば、たとえ中古で購入してすぐに壊れてしまったとしても、そこに連絡すれば直してもらえたり交換してもらえたりする可能性は高いと言えるでしょう。
なので、中古で購入したにも関わらず、新品で購入した時のように安心して使えるという事になるのです。
中古で個人から購入するなら、そういうものを購入した方が良いです。
もちろんそれがある場合は、他の中古に比べて割高になる可能性は高いですが、それでも購入してすぐに壊れて、また新たに液晶モニタにお金をかけないとならなくなるよりははるかに少ない損益で済むでしょう。
液晶モニタを中古で買うならお店で買うのがおすすめ
中古で液晶モニタを買うのであれば、実物を見て買うのがおすすめです。
実物を目で見てみれば、だいたいの使用環境の雰囲気もわかりますし、どんな風に使われていたものなのかというような、ネット上で個人の人に聞くにはやや聞きづらいような事もきちんと聞くことが出来るでしょう。
面と向かってのやり取りなので、言葉のあやで相手を不快な思いにさせるということもありません。
先述の通り、お店で購入していけば、中古のモニタであっても新たにそれに保証を付けてくれることもあります。
たしかに個人から買うと、もしかしたら元々の保証がまるまる残っているという可能性もあるのですが、その可能性は決して高いわけではありません。
それだったら新たに保証を付けてくれる中古ショップをさがした方が早いと言えるでしょう。
だから、中古で液晶モニタを買うのであれば、実物をお店で見て買うのがおすすめなのです。
まとめ
中古の液晶モニタは、しっかりと注意して買わないと損をすることに繋がりやすいということは間違いありません。
でもしっかりと注意して購入すればいいものを安く買える可能性もあります。
中古を買うという選択肢を完全に放棄する必要はありません。
その選択肢はもちつつ、幅広く検討していくのが正しいと言えるのではないでしょうか?