初めてペンタブを買う際には安いものを買うべきか、高いものを買うべきか?

2017年2月23日ペンタブレット(板タブ)

HUION プロフェッショナルペンタブ H610 PROペンタブレット

初めてペンタブを買おうと思った際にまず悩むのは、どんなグレードのペンタブを買おうかということなのではないでしょうか?

ペンタブと一口に言っても、ペンタブのグレードは様々あります。

ある程度安く買えるものもあれば、10万20万するものもあるのが現状なのです。

だからこそ迷うでしょう。

そこでここでは、初めてペンタブを買うならどちらを買うべきかを紹介します。

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安いペンタブから買うのがおすすめ

まずいきなり結論から言いますと、安いペンタブと高いペンタブの両方とも買えるという状態であったとしても、まず最初は安いペンタブから買うのがおすすめです。

なぜなら、いきなり高いペンタブを購入しても、ペンタブの扱いになれずに心が折れてしまう可能性があるからです。

ペンタブは、慣れないとなかなかうまく描くことができないものです。

アナログでいくら上手にイラストが描けたとしても、ペンタブにもちかえたら、最初はなかなか自分で満足するイラストは描けないでしょう。

それくらいに、慣れるのには時間がかかるものなのです。

そうしてなかなかなれないでいると、その状態に心が折れてしまうことがある人もいます。

もしそうなったら、高いお金をかけただけすごく無駄になってしまうでしょう。

だから、いきなり高いペンタブを買うことはあまりおすすめできないのです。

特にアナログで上手い人ほど注意

その現象は、特にアナログでうまくイラストが描ける人ほど起こりやすい現象だと言えるでしょう。

アナログで上手にイラストが描けるということは、当然デジタルに移行した際にもすぐに上手に描けると思っているはずです。

しかし、先述のように現実ではなかなかそうもいきません。

でも、アナログでは上手に描けるというのも現実なのです。

つまり、アナログでうまく描けるのに、デジタルでうまく描けないというそのギャップに苦しめられることになってしまうというわけです。

そのギャップはアナログで上手い人ほど起こります。

そもそもアナログでも対して上手く描けないのであれば、ペンタブで上手に描けなくても別にギャップは生じません。

だから特に何も思わないでしょう。

努力あるのみで努力していけるはずです。

アナログで上手い人ほど、注意しないとならないのです。

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安いもので慣れた方がなれやすい

安いものと高いもの、どちらの方がイラストが描きやすいかわかりますでしょうか?

それは間違いなく、高いものだと言えるでしょう。

高いものを使っていれば、それだけ使いやすいということですから、あまり自分で頑張らなくても上手く描けてしまったりします。

しかし、安いものの場合は、力の入れ具合が難しかったりして、なかなかなれないのです。

でも、なかなか慣れないということは、当然それだけ長い時間をかけて練習をしようとすることになります。

そうやって、いつしか上手くなっていけるのです。

では、直ぐになれた気分になれる高いペンタブの場合はどうでしょうか?

慣れた気分になっているので、なかなかソレをしようという気はおこらないでしょう。

だから、あまり上達しないのです。

たくさん練習した方が最終的には上手くなる

当たり前の話ではありますが、慣れたと思ってあまり練習しない人と、なかなか思ったように描けないのが悔しくてたくさん描く人がいたとしたら、一ヶ月後にどちらの方がうまくなっているでしょうか?

それは間違いなく、なかなか思ったように描けないのが悔しくてたくさん描いてきた人だと言えるでしょう。

一ヶ月でも差が出るのですから、その状態が1年2年続いたどうなるでしょうか?

あきらかに差は大きくなるでしょう。

なので、実は初心者ほど、安いものを購入したほうが良いのです。

安いものに慣れるとどんなものでも描ける

初心者の人には安いペンタブの方がおすすめな理由として、安いものになれるとどんなものでも描けるようになるということも言えます。

高いペンタブの特徴として、液晶がついているということが挙げられます。

液晶がついているということは、それをキャンパスに見立てて、そのままそこにペンを入れていけるということになるのです。

ということは、いちいち液晶モニタとペンタブのサイズの差を気にしたりすることはなくなります。

なのですごく描きやすいのです。

しかしその描きやすさに慣れてしまうことが問題なのです。

その描きやすさに慣れてしまったら、もう安いペンタブでは上手く描けないでしょう。

その下のグレードのペンタブでは描けなくなってしまうのです。

そうなったら、イラストを仕事にしようと思った時に、不利に働きます。

もちろん現時点ではそこまで考えている人は少ないかもしれません。

でもいつしか、そうなったらいいなくらいには考えることもあるでしょう。

でも、そのグレードより下のペンタブでは描けないのであれば、それは叶えることは難しくなるでしょう。

使いづらいから使いやすいへの移行は簡単

使いやすい液晶のついたペンタブから、何も液晶がついていないペンタブへ移行することはすごく難しいですが、逆に液晶がついていないペンタブから液晶がついているペンタブに移行するのは難しい事ではありません。

使いやすいから使いづらいへの移行は難しいのですが、その逆は簡単だというのが、世の中なのです。

だったら最初から使いづらいものを使っていた方が、自分の将来の可能性を広げていくことが出来るでしょう。

高いものには余計な機能も多い

高いペンタブと安いペンタブの差は、何も液晶があるかないかだけの話ではありません。

高いペンタブと安いペンタブの差は、どんな機能がついているかという差でもあるのです。

たとえば高いペンタブには、マルチタッチ機能という、いうなればペンタブをスマートフォンのように使えるようにする機能がついていたりします。

それがあれば、ピンチインしたりフリックしたりできるようになります。

でも冷静に考えてみてください。

そんな機能要りますでしょうか?

おおよそほとんどの人が、そんな機能要らないというでしょう。

さらに、高いペンタブはショートカットキーがたくさんついていることも多いです。

8つくらいついていることもあるでしょう。

でもこれも冷静に考えてみてください。

8個もいりますでしょうか?

そんなに覚えられないかもしれません。

覚えるのに苦労するんだったらコントロールプラスどこかのキーという風に、普通に覚えても一緒です。

つまり、高いペンタブの機能の多くは別に要らない機能なのです。

要らない機能にお金を出すのは勿体ない

そうした要らない機能にお金を出すのはすごく勿体ないと言えるのではないでしょうか?

もちろんそうした機能が重宝するというのであれば話は別です。

その場合は別に高いペンタブを選んでも、経済的に損をするということはないでしょう。

でも、別に要らない機能の為に高いお金を出すというのは、経済的にすごく損をしていると言えます。

それはもちろんそれだけの為に高いわけではないのですが、それが高さの一員を担っていることは間違いないわけですから、使わないのであれば高いものはやめた方が良いでしょう。

まとめ

ペンタブは、最初に買うのであれば安いものの方が良いです。

その理由もこれだけあるのですから、なんとなく納得できた方も多いのではないでしょうか?

まずは安いものから買っていって、しばらくして満足できないと感じたのであれば、それから高いものを買うのでも全然損はしません。

なので、まずは安いものを買うのがおすすめです。






2017年2月23日ペンタブレット(板タブ)