大人でも夢を見たい!漫画の専門学校に入るのには年齢が高くても大丈夫?

漫画の専門学校

ある程度の年齢になると、夢を見ることもなくなるものです。

でも、逆に昔見ていた夢がどうしてもあきらめられなくなることもあるものですよね。

だから、ある程度大人の人が漫画の専門学校に行きたいと思うということも良くあることです。

しかし実施、たとえば30代40代50代からでも、漫画の専門学校には行けるものなんでしょうか?

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漫画の専門学校には年齢制限はない

まずそもそも漫画の専門学校には年齢制限があるかどうかということを見ていきます。

年齢制限がある専門学校は、そうそうありません。

でも、実質的に年齢制限のようなものがあることは珍しくはないんです。

というのも、ある程度の年齢になると、その専門学校を卒業しても就職できない可能性がすごく高くなるというタイプの専門学校もあるからです。

それでは入れたとしても夢は叶いません。

それでは年齢制限に引っかかっているようなものになります。

でも、漫画の専門学校ではそうなることはないんです。

つまり、全く年齢制限はないことになります。

そもそも就職するわけではない

それには漫画の専門学校ならではの特殊な事情が関係しています。

というのも、漫画の専門学校では、卒業をしてもそのままどこかに就職をするというわけではありません。

そうではなく、卒業した後も継続して漫画家としてのデビューを目指していくのが漫画の専門学校になるんです。

ということはつまり、別に年齢が高くてもまったく問題ないことになります。

漫画家としての仕事は、スキルとセンスさえあればなんとかなります。

それは、年齢が高くても磨くことはできますから、いくつになっても十分に夢は見られるんです。

ましてやそのくらいの年齢になるまで夢をあきらめていたというのであれば、別に仕事をそれまでしていて、ある程度資金的な余裕もあるはずです。

それならば漫画専門学校を出てからしばらくはアルバイトで食いつなぐことになったとしても、そこまで問題はありません。

もちろんそのままデビューできない可能性を考えると多少問題はありますが、それでも夢を見ることは全然できるんです。

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年齢が高いゆえのメリットもある

また、年齢が高い人が漫画の専門学校に行くのには、ある程度年齢が高いが故のメリットがあります。

それは、いろいろな作風の刺激を受けることができること。

ある程度の年齢から急に漫画家を目指すわけですから、当然それまでにイラストを描いたりすることが好きだったはず。

でもそうしたイラストにはやっぱり、世代が現れるものなんです。

つまり、ちょっと古いイラストになりがちになります。

でも漫画の専門学校に行けばどうでしょうか?

そこで自分よりもはるかに若い生徒たちの作風に刺激を受けたり、見たこともないような漫画を紹介された新しい刺激を受けたりと、どんどん世界は広がるんです。

それはやっぱり、ある程度年齢が高くないと受けられないメリットになります。

年齢が若いと、似たような作品に影響を受けた、似たような作風の人が集まりますから、周りから刺激を受けることはそこまでないんです。

同じだけのお金を払うのであれば、より刺激を受けることができて、よりいろいろなものを吸収できた方がお得に決まっています。

そういう意味では、ある程度高い年齢から漫画の専門学校に入るのはお得だとなるんです。

より漫画専門学校を活かせるという利点も

また、ある程度大人の人が漫画専門学校にいけば、それまでにしてきた自分の経験を漫画にしやすくなります。

漫画を作るには、イラストを描くスキルと話を作るセンスが必要になります。

それらの二つを独学で仕上げるのは難しいです。

でも漫画専門学校にいけば、少なくともイラストを描く技術はつきます。

ただやっぱりお話を作るのは本当にセンスですから、なかなか身につかないものなんです。

しかしそこで、自分の人生の経験がすごく面白ければどうでしょうか?

イラストを描くスキルさえつけば、それを漫画にしていけばいいだけです。

それが出来るのはやっぱり、ある程度の年齢の人だけですよね。

18歳20歳くらいでそこまでの経験がある人はそうそういませんから。

つまりある程度の年齢の人は、漫画専門学校の良さを引き出しやすいんです。

実際の年齢層は若い人が多い

では、実際に漫画専門学校にはどのくらいの年齢層の人がいるんでしょうか?

漫画専門学校には、やっぱり18歳から20代前半くらいの方が多いです。

これが夜間部ともなれば、20代半ばから30代半ばくらいまで年齢層は広くなっていきますが、昼間の場合には若い人が多いです。

だから、ある程度年齢層が高い人が行くのには、躊躇するところもあるでしょう。

でもそれは別に、専門学校だけではなく大学でも同じです。

大学でも、たまに80歳くらいの人が入学したとか、そういうことが話題になったりします。

どこに行ったとしても、ある程度年齢層が高いとそうなるものなのです。

でも最初のうちは好奇な目で見られることもあるものですが、そういう方も自然となじんでいくのが普通です。

だから最初の勇気さえ振り絞れば、漫画専門学校にある程度高い年齢から行くことだって全く問題ない。

むしろメリットがあるので、おすすめできるくらいです。

若い人が気になる場合には夜間に行けばいい

上記の通り、夜間の漫画専門学校であれば、別に30代半ばくらいまでの人であれば珍しくありません。

そもそもいちいち年齢の話なんてしないでしょうから、30代半ばであったとしてもばれないでしょう。

さすがに50歳くらいになるとそこでも最初は好奇の目で見られることはあるかもしれませんが、それでもそれは昼間よりもさらに少しの間で終わります。

自分たちもそれが嫌でそこにいるということもありますから。

だから、どうしても周りの目が気になるのであれば、夜間をおすすめします。

実際にデビューが遅い漫画家もいる

漫画専門学校にある程度の年齢から行くときに一番不安なのは、そもそも本当にデビューできるレベルになるのかということですよね。

でも実際の漫画家さんでも、デビューがすごく遅い漫画家さんはたくさんいます。

有名なところで言えば、グラップラー刃牙を描いている漫画家さんのデビューは、32歳になるんです。

もっとデビューが遅い人だって当然いますし、可能性は全然あります。

だから、あきらめずに夢をおってみることをおすすめします。

リスクケアはしておくべき

ただ、リスクケアだけはしておくべきではあります。

年齢うんぬん関係なく、そもそもデビューできる人はあまり多くないのが漫画の世界です。

だから、最悪デビューできないときのことを考えておくんです。

たとえばこれまでの資産を運用して漫画家になれなくても生活に困らないようにするとか、これまでの実績を活かしたアルバイトをして、最悪そこでまた社員になれるようにしておくとか。

そうしたリスクケアをしておくことはすごく大切なんです。

人生は漫画ではないので、自分を追い込んでチャンレジしても負けてしまうことはありますから。

その際に逃げ道がないと、残るのは絶望だけです。

まとめ

漫画の専門学校は、年齢が高くても全然入ることはできますし、年齢が高い人の方がむしろ漫画専門学校を活かせたりするんです。

そして実際、年齢が高くてもデビューできている人はいる。

ただ、それでもそもそも漫画家を目指すという選択自体、リスクが高い選択であることは間違いないので、リスクケアは大切だというのが、ここでの結論になります。






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