子どもたちに広がりゆくタブレット端末のその可能性とおすすめアプリ紹介
タブレット端末の登場・普及によって情報社会、IT社会はますます発展しています。
その魅力は大人のみならず子どもにまで浸透しており、教育現場でもICT教育などでタブレットが活用されていますが、家庭においても様々なツールとなっています。
しかも、未就学児のお子さんもタブレットを気軽に楽しむ時代でもあります。
今回はタブレットと子どもの関係を考えてみたいと思います。
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目次
タブレットについて
2010年にSHARPのGALAPAGOS(後のAndroid)、さらにアップルがiPadを発売したことにより、タブレット端末は急速に普及していきました。
それまではネットをする際はパソコンを使用していました。
スマートフォンも同様ですが、タブレット端末の場合はパソコンでネットを閲覧するのと同等の性能を備えているということが魅力で、パソコンの場合はいちいち電源をつけることが面倒でしたが、気軽にネットを使用できるのではるかに利便性が上がり、また持ち運びが便利です。
こうした点から“閲覧”という点においてはパソコンを凌駕しており、更にアプリが次々と作られることによってその可能性も無限に広がっています。
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子どもとタブレットの歴史
情報化社会、ネット社会の進展は子どもの生活の変化にも多大な影響を及ぼしていきました。
学校でも、小学校から「コンピュータークラブ」というのがあり、パソコンに触れ合う機会があり、中学からパソコンの授業が開始されました。
更に、高校になるとクラスに一台パソコンが置かれるようになりました。
私自身も妹と共に両親がそれぞれ一台ノートパソコン(Windows98)を買い与えました。
また、中学二年のころから携帯を持つようになりました。
これらは、2000年代前半頃の話ですが、今やこの頃よりもはるかにネット社会は進んでいます。
現在のネットの普及具合
内閣府が平成25年、10歳から17歳までの青少年3,000人に実施した青少年のインターネット利用環境実態調査によると、青少年が所有する携帯電話・スマートフォンのうち、スマートフォンの占める割合は、小学生では1割台後半、中学生では約5割、高校生では8割台前半といいます。
携帯電話・スマートフォンを所有する青少年のうち、小学生の4割台半ば、中学生の8割台前半、高校生の9割台後半がインターネットを利用しており中高生に至ってはSNSサイト等やチャット等のコミュニケーション、調べもの、ゲーム及び(音楽や動画等の)閲覧が増加。
携帯電話・スマートフォンでインターネットを利用しておりその約4割が2時間以上平均時間は約107分インターネットを利用しているというデータ出ています。
このように今やネット環境は子供たちの間でも当たり前となっています。
現代にあってこれだけ進んだ情報化社会において、ネットを切り離す生活と言うのは、考えられなくなってきているのは事実です。
未就学児にもタブレットが
ここからは我々の世代でも考えられないことですが、今やタブレットやスマホと言ったネット環境は小学校に上がる前の未就学児(幼稚園や保育園生)も楽しんでいる状況があります。
タブレットが持つ魅力
タブレットやスマホはまず、動画サイトを見ることができます。
また有料サイトやGEOなどのレンタルビデオ店がオンラインで月額登録すれば映画やアニメを気軽に見ることもできます。
しかも、そうしたお金を払わずとも、お子さんが見たい例えば、アンパンマンとか戦隊ものなどの動画を気軽に楽しむことができる時代となりました。
僕らのころでは考えられない楽しみ方で、僕らの頃はまたVHSの時代ですから、録音したものを見るしかありませんでしたが、タブレットならいつでもどこでも自分の見たい動画を見ることができます。
これはお子さんにとっても、今までにない楽しみ方であるに違いありません。
また、Googleが発売した「Chromecast」などを使えば、テレビにタブレットの映像を映し出して楽しむこともできます。
また、無課金で楽しむことのできるゲームも沢山あるので、子どもにとっては“無限のおもちゃばこ”それが子供にとってのタブレットの存在じゃないかと思います。
学習効果にもタブレット
また、昨今、ICT教育などでタブレットを使った学校教育の現場が浸透していく現代にあって、家庭にあってもタブレットが持つ学習力向上に繋がりゆく役割があると思います。
事実、進研ゼミなどの通信教育なおどの会社が、そうした学習のためのアプリを開発し、更には子ども向けのタブレットも開発しています。
ゲーム感覚で勉強をする
このゲーム感覚で勉強をしていくという流れは昔からありました。
いつからあったかは定かではないですが、私が小学校3年の時にやっていた進研ゼミのチャレンジが計算などを楽しく覚えながらできるゲームがありました。
これは遊び感覚、ゲーム感覚で勉強をすることができる利点があります。
また、ニンテンドーDSで「脳トレ」というゲームが発売されましたが、高齢者の方などにも反射神経などの向上、訓練に効果的と医学的にも言われていますが、これは子どもたちにも絶大な影響を及ぼします。
他にも小学館が出している、「百ます計算」「正しい漢字かきとりくん」「地理・歴史・公民」などの社会を勉強できるソフトなど様々、学習ソフトが発売されています。
チャレンジなどを出してきた進研ゼミのベネッセも「読みトレ」「えいごトレーニング」など幅広いソフトを出しています。
このように考えてみれば、私が小学校3年生からそうした傾向はありましたので、少なくとも、約20年前からありました。
その考え方が今や、タブレットに引き継がれているのではないかと思います。
タブレットが与える学習意欲の向上
教育現場においてもタブレットを使ったICT教育が浸透していますが、タブレットは動画などを見れるということが非常に大きいのではないかと思います。
小学館や進研ゼミが勉強をわかりやすく伝えるため、ビデオを制作していました。
小学館ならドラえもんやコナンなどを使用してそうしたビデオを制作することができ、楽しみながら学ぶことができます。
NHKの教育番組などもありますが、こうしたものがタブレットで気軽に見ることができます。
また、理科や社会などにおいては、ネットで気になる言葉などを調べることができま
子ども用のタブレット
そうした背景、時代の流れもあって、子ども、小学生、中学生などその年代専用のタブレットを発売している会社もあります。
スマイルゼミ・小学生向けのタブレット
スマイルゼミが発売している小学生向けのタブレット。
紙の教科書では理解しづらい、図形の立体・展開図を動画で分かりやすく説明してくれます。
また、理科の実験もタブレット上で行うことができます。
更に2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向かいゆく日本にあって、小学校でも英語が必修になろうとし、ネイティブな発音を聞くことができたり、このタブレット上で英検5級を学ぶこともできます。
また、パソコン、スマホ、タブレットと浸透していく現代にあって、“字をきれいに書く”ということが憂慮されていますが、このタブレットに漢字の書く練習もでき「とめ・はね・はらい」を意識しながら学ぶことができます。
また、お子さんには憂慮される、有害サイトからセキュリティでお子さんを守ることもできます。
そして、その勉強したポイント分だけご褒美としてゲームをしたりすることができ、タブレットならではの楽しみ方もできるタブレットで小学校のお子さんにおすすめです。
小学生向けのアプリ
iPadなどのタブレットで気軽にダウンロードできて楽しみながら勉強できるアプリもあります。
ここではおすすめのアプリを紹介していきたいと思います。
アプリゼミ
NHKが企画・監修したアプリで、登録の際に学校をどこかを設定すれば、そこの学校のペースに合わせて学習することができます。
現在、幼児版でひらがな、数字を学ぶもの、また、小学校1年生用に算数、国語、英語を楽しく学べるものがあります。
小学生手書き漢字ドリル1006 – はんぷく学習シリーズ
教育雑誌や教育委員会のホームページでもおすすめしているアプリで、小学校の漢字全てを学習することができます。
更に、一回につき5問回答なので集中力が続きやすいです。
これはタブレットのみならず、スマホでもでき気軽にどこでもできるアプリで
まとめ
以上のようにタブレット端末の登場・普及は子どもたちにも浸透して言っています。
学習意欲の向上を計りゆく働きがあることが立証もされています。
また、好きなアニメや動画も気軽に見ることができることから、子どもたちの楽しみ方、遊び方も幅広く広がっています。
確かに私たちの子どものころからしたら考えられないようなことも、多々ありますが(笑)もちろん、使用に当たって、セキュリティー面など親が目を配らなくてはいけない部分があるのは事実ですが、時代の流れとして、ここまでネット社会が広がり、もはやスマホ・タブレットがインフラ化しようとしている現代とこれからにおいて、未来を担いゆく子どもたちにタブレットを与えていくことも、大事な教育、しつけになっていく時代になっていくと思います。