手書きとデジタルはどっちが良い?デジタルイラスト作成なら液タブがおすすめ
最近は紙にペンや筆を使って絵を描くのではなく、パソコンを使って絵を描くデジタルペインティングが主流になりつつあります。
今回は、デジタルペインティングをするときに役立つ液タブについて紹介します。
パソコンを使ってデジタル絵を描きたいときに、液タブがあれば、手書きのように描いていけるだけでなく、編集も簡単に出来ますのでとてもおすすめです。
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目次
手書きでイラストを描く時の問題点
手書きのイラストを描くときには、色々と問題点も出てきます。
例えば、問題点としては次のようなものがあります。
ランニングコストがかかる
手書きで絵を描く場合は、画用紙が必要になるということです。
画用紙は50枚入が300円と言った具合に、それなりにお金がかかります。
絵が上手になるために、デッサンや模写をしていけば、あっという間に数千円ものお金がかかってくるでしょう。
絵の具を使う場合は同じ色を出しにくい
鉛筆や線画を描いた後は、絵の具等で色をつけていきますが、そこで絵の具を使う場合は、後から同じ色をパレット上に出したいと思っても出せなかったりします。
微妙な絵の具の量の違いや、湿度の違いによって、塗ったときに色が若干違ったりするのです。
ですので、何日もかけて絵を描くという場合、均一に同じ色を塗るのが大変だったりします。
混色して色を作る手間もある
また、絵の具を使って色を作る場合は、複数の絵の具と水を混ぜ合わせる必要があります。
納得する色が出るまで、色々と試行錯誤をする事も多く、そこで時間を無駄に浪費してしまう場合も多いです。
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デジタルペインティングは手書きよりもメリットが多い
手書きのイラスト作成に比べ、デジタルペインティングは沢山のメリットがあります。
デジタルだから紙が要らない
デジタルペインティングはパソコン上でイラストを書くので、紙が不要です。
紙を購入する必要も、自宅にストックしておく必要もありません。
パソコンとマウスだけで描く場合は、必要になるランニングコストは電気代くらいです。
フリーのペインティングソフトも沢山あり、それを使えば、お金をあまりかけずにイラストを描けます。
デジタルだから全く同じ色もすぐ出せる
パソコンで絵を描く方法は、色の管理も簡単に出来ます。
カラーコードやウェブカラーというものがあり、使いたい色を数字やアルファベットで事細かく指定することが可能です。
例えば、16進トリプレット表記の場合、白色なら「#FFFFFF」で緑色なら「#008000」となります。
気に入った色をもう一度出したいというときに、数字やアルファベットを入力すれば、その色を瞬時に出せます。
デジタルだから便利で手間要らず
デジタルペインティングでは、色を混ぜたりする手間もありませんし、「やり直し機能」や「レイヤー機能」を使って、スピーディーに修正や編集が出来ます。
手書きのようなアナログだと、やり直しは消しゴムを使う必要があり、綺麗に消せない場合もありますが、デジタルペインティングなら「戻る」ボタンを押すだけで一つ前の作業をやり直せます。
また色塗りの時には、使いたい色を幾つか記憶させておいて、後日作業を再開するときに使用することも可能です。
描いた絵はデジタルで記録するから劣化せず管理が簡単
パソコンでイラストを描いたら、それはファイルとして管理することが出来ます。
紙に絵を書く方法だと、時間と共に絵が劣化する事もありますが、デジタルデータなら保存形式によっては全く劣化することがありません。
それはデジタルデータだからです。
また、デジタルデータですので、メールなどに貼り付けて好きな相手に送ることも出来ます。
ファイルのソートや、フォルダを作って関連する画像でまとめたりと、管理もとても簡単です。
液タブを使ってデジタルイラスト作成をしよう
このように、デジタルペインティングは手書きよりもメリットがあるので、イラスト作成をするときに使ってみましょう。
また、パソコンでデジタルペインティングをするときに非常に役立つおすすめアイテムが「液タブ」です。
液タブならアナログ感覚でデジタル絵が描ける
今までアナログ方法でイラスト作成をしていた方は、パソコンを使ってデジタル絵を描くのには抵抗がある方も多いです。
その大きな理由は、パソコン操作が難しく感じたり、マウス操作で綺麗な線を描けなかったりするからです。
しかし、液タブを使えばデジタルペインティングのメリットが得られ、アナログ絵を描くのと同じ感覚で絵を描くことが出来ます。
アナログからデジタルペインティングに変えたら、イラスト作成が今よりも簡単に出来る場合もありますので、デジタルペインティングに興味がある方は、液タブを使うのがおすすめです。
液タブのポイント3つ
液タブには、アナログで絵を描くのと同じ描き心地を再現するために、色々と工夫されています。
筆圧感知機能
紙に絵を描く時は、自身の腕や指の力加減で、線を太くしたり細くしたりすることが出来ます。
液タブでは、それを再現するため筆圧感知機能があり、力を入れれば線が太くなります。
筆圧感知機能の性能は、筆圧レベルで表され、1024~2048レベルあればそれなりに満足できる描き心地になってくるでしょう。
傾きを検知
筆圧の他に重要なのが傾き検知です。
手書きで線を描くときには、筆圧の他にペンの角度(傾き)も変えて描いたりします。
筆圧と傾きの療法を検知してくれる高性能な液タブもあり、それを使えばより繊細な線やペインティングが出来るようになります。
正確性や追従性の向上
液タブは、市販されている通常の指で操作するタブレットと違い、ペンの正確性や追従性が向上されてあります。
ですから、ペンタブのタッチペンで描くときに、自身が思い描いた位置から正確に線を引けます。
また、画面の応答速度も非常に速いです。
液タブはタブレットにもなる
液タブは手書き感覚で絵が描けるメリットの他に、タブレットとしても使うことが出来ます。
本体にOSが搭載されている機種では、普通のタブレット型パソコンと何ら変わりが無く、操作もペンをタッチペン代わりにして使えます。
絵を描かないときは、タブレット代わりになるので、使用用途も広がります。
また、パソコンに接続して使うタイプの液タブの場合、デュアルモニター代わりになる機種もあります。
デュアルモニター環境なら、パソコンの画面で全体像を見ながら、手元の液タブでイラストを拡大して微調整をしていくことも可能です。
おすすめはワコムの液タブ
ちなみに、液タブを買いたい方は人気のワコムの液タブがおすすめです。
なぜなら、ワコムはペンタブや液タブ業界でのシェアが8割近くもあると言われ、高性能な多種多様な液タブが揃っているからです。
シェア8割というのは日本国内の話だけではなく世界シェアが8割で、多くのイラストレーターやアーティストが愛用しています。
画面サイズも13インチモデルから、大きいものは27インチモデルまであるので、個人の趣味のイラスト作成からプロ用途まで幅広く対応出来ます。
最初は、エントリーモデルの液タブから買ってみましょう。
まとめ
イラストを描きたい方にはデジタルペインティングもおすすめです。
手書きのイラスト作成では不可能な、ボタン一つでやり直す機能があったりと便利な機能が沢山使えます。
また、デジタルペインティングのときには液タブを使うと、より快適に描いていくことが出来ます。
人気のワコムの液タブを使って、デジタルペインティングに挑戦してみましょう。