液タブ3メーカーの3つのタブレットを徹底的に比較してみた

液タブ(液晶ペンタブレット)

ワコム 液タブ 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD DTK-1301/K0

液タブというと持っておいたらイラストを描けるし趣味としても仕事としても活用出来そうなアイテムです。
しかも今は液タブが結構安い値段で売られており、初心者でも買いやすかったりします。
今回はそんな数ある液タブの中でも大手な3つのメーカーの液タブをレビュー評価とスペックを参考にして徹底的に比較してみる事にしました。

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ワコム Cintiq 13HD DTK-1301/K0

ワコム 液タブ 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD DTK-1301/K0

日本を代表する液タブメーカーであるワコムから販売されている13.3フルHDの液晶タブレットです。
ワコムの最高性能を余すところなく発揮した液タブであり、あらゆる点においてアナログの筆使いを忠実に再現しています。
また重さも13.3インチの中で最軽量の1.2kgとなっており、手で持ってペインティングも楽々と行えるようになっています。
Amazonでも超人気な液タブであり、トップクラスの売上を誇っています。

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スペックと価格

画面のサイズは13.3インチサイズであり、読取可能範囲は293.8×165.2mmとかなり広め。
そして重さは約1.2kgと非常に軽く、長時間持ちながら作業をしていても疲れにくいです。
視野角も水平が178度、垂直が178度となっています。
表示出来る色の数は最大で1677万色、256階調のカラーが使えます。
色域についてはAdobe RGBカバー率が75%となっております。
筆圧のレベルは最高値の2048レベルなので微妙な強弱もしっかり読み取りが可能。
読取方式は電磁誘導方式となっており、専用のペンで細かく描けます。
価格はAmazonでの価格で62,770円

対応OSやソフト

対応しているOSはWindows8と7のSP1以降、かつ64bit版を含んだものと、Mac OS X 10.8以降となっています。
専用のドライバソフトも最新のWindowsやMac OSにはしっかり対応しているので安心して利用可能です。
対応しているソフトについては主要なPhotoshopやIllustratorはもちろんSAI、Painter、また日本で非常に人気のあるClipStudioPaintにもしっかり対応しています。

レビュー評価

レビュー評価ではさすがワコムという感想が多く、ペンの認識や描きやすさ、画面の発色の良さなど総合的に満足度高い評価を受けていました。
しかし残念がられている点もあり、特に言われいたのは接続が面倒というところでした。
Windowsだと特に接続しにくいらしく、ケーブルの確認はしっかりした方が良いそうです。
またタッチパネル式なのも不評ではあり、指での操作は要らないとも言われていました。
しかしやはりワコムは安心感も強く、初心者におすすめの液タブと言えます。

XP-Pen フルHD Artist15.6

XP-Pen 液タブ 15.6インチ液晶ペンタブレット バッテリフリースタイラスペン フルHD 8192レベル筆圧感知 6個エクスプレキー Artist15.6

ワコムの次に日本で人気があり、液晶タブレット界でワコムと争うようになってきたXP-Penが販売している15.6フルHD液タブです。
最大の特徴はスリムさであり、本体の厚みは11mmと超薄型の液タブとなっています。
なので持った感覚はスケッチブック並みの薄さであり、鞄にもすっぽり収まるようにもなっています。

スペックと価格

本体の画面サイズは15.6インチフルHDであり、程よい大きさでプロアマ問わず使えるようになっています。
解像度は1920×1080、アスペクト比16:9、178度の視野角とこちらも高精細で美しく画面に表示されます。
筆圧感知レベルは8192と最高値であり、滑らかなペンの使い心地と書き心地が得られます。
主な機能としては6個のカスタマイズが可能なエクスプレスキーがあり、利便性が非常に高くなっています。
従来の230RPSから266RPSに増加もされており、かなり使い勝手は良いです。
また新しいType-C USBポートがあるので直接接続も容易に。
そして輝度調整ボタンもあります。
専用のP05Sペンはバッテリフリーのスタイラスペンとなっています。
更にサイドボタンはカスタマイズ可能であり、設定も簡単に行えます。
価格はAmazonでの価格で37,999円です。

対応OSやソフト

対応しているOSはWindowsの場合はWindows10、8、7。
Mac OSの場合はMac OS 10.10以降のOSに対応しています。
対応しているソフトについては、Photoshop、Illustratorと言ったAdobe製品はもとより、SAI、Painter、openCanvasなど使用者が多く人気の高いソフトにもしっかり対応しております。

レビュー評価

レビューの評価ではこのサイズでこの価格はかなり安いと言われており、コストパフォーマンスを考えている人にはかなり良いみたいです。
性能に関してもワコムの液タブと同等と言われており、細かな作業を求めているプロでも難なく使えるようです。
ですが残念な意見も一部あり、画面の色合いなどがかなり独特で別のモニタで確認した時に変な色に見えると言われていました。
面倒な設定での変更が必要だそうです。
その点では初心者向けとは言えず、初心者にはおすすめではないようです。

HUION GT-191 19.5HD液晶タブレット

HUION GT-191 19.5インチ HD液晶タブレット 8192レベル筆圧 液タブ

HUIONから販売されている19.5インチのHD液タブです。
大きな19.5インチの液タブがたったの5万円台で買えるというコストパフォーマンスの良さが最大の特徴となっています。
しかも性能や機能面も最新鋭の液タブとそこまで変わらず、初心者が初めて買うのにピッタリな液タブと言えます。

スペックと価格

画面のサイズは19.5インチであり、フルHDスクリーンとなっています。
そして重さは3.3kgとそこまで重くはなく、持って使おうと思えば使える重さです。
解像度は1920×1080HD、色表現は72% NTSC色域、最大で1670万色の色を表示可能。
筆圧感度のレベルは最高値の8192レベルなので滑らかなペンの使い心地を実感可能。
レポート率は233PPS、タッチ解像度は5080LPIでもあり、スペックは最新の液タブと同等です。

対応OSやソフト

対応している OSはWindowsはWindows 7、8、8.1、10。
Mac OS X10.11.0 及び以降です。
Windowsの場合は7まで対応しているので古めのOSユーザーでも安心です。
対応しているソフトはPhotoshop、Illustrator、ClipStudioPaint、SAI、Painter、ComicStudioなど。
日本で広く愛されているソフトは対応しております。

レビュー評価

レビュー評価ではやはりコストパフォーマンスという点ではかなり評価されており、初めての液タブだが使えるという初心者の感想もかなりありました。
初心者向けというのは本当なようです。
しかしタッチ性能に関しては安物ぽさもあるようで、ペンを鉛筆のように思いっきり動かすみたいな使い方には全く向いてないそうです。
その点だけは注意した方が良いです。

まとめ

3つの異なる液タブをスペックとレビュー評価それぞれで比較してみました。
しかしどれも良い点もあれば残念な点もあるそうで選ぶのがやはり難しいです。
価格が高い方が確かに安心感はありますが、コストパフォーマンスが良いというのも魅力的です。
しかしどれも初心者でも扱いやすいですし、興味があるなら買ってみてもいい液タブです。