液タブと併用できるソフトを4つまで紹介!その違いとは?

液タブ(液晶ペンタブレット)

液タブは、高機能な家電製品ですが、本体だけでイラストを制作できる訳ではありません。
デジタルでイラストを制作する場合には、液タブだけではなく、イラストを制作できるソフトも必要です。
しかし、イラストを制作できるソフトはいくつもあるので、どれを購入したら良いのか悩んでしまうでしょう。
そこで、数多くあるソフトの中から厳選して、おすすめのソフトを4つ紹介するので参考にしてみて下さい。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


Photoshopで画像を編集

Adobe Photoshop Elements 2019(最新)|日本語|Windows/Macintosh版

液タブと併用できるPhotoshopは、画像を編集するソフトなので、イラストを制作するのに必要がないように思う方は多いかもしれません。
ところが、Photoshopを利用する事によって、様々な画像を作成できるようになるので、詳しく紹介しましょう。

写真画像の編集

イラストを作成する場合には、外で写真を撮って、その画像を参考にしている方も多いでしょう。
しかし、画像を保存する場合には、画像サイズが大きくなってしまう『BMP』や、画像サイズが小さくなっている『JPEG』などがあります。
もしも、画像サイズが大きなものばかりを保存していたら、パソコンの容量が足りなくなってしまうのです。
Photoshopは、画像を様々な形式で保存する事ができるので、小さな画像サイズにして、多くの画像を保存できるようになります。

色彩を変更

イラストを制作している方であれば分かるかと思いますが、全体的に赤みの強いイラストにしていたものを青みのあるカラーにしようとしたら、描き直すのに時間をかけてしまいます。
そのような事になれば、モチベーションが低下してしまいますし、多くのイラストを作成する事が難しくなってしまうので注意しなければいけません。
ところが、Photoshopはイラスト作品の色彩を簡単に変更する事ができます。
そのため、イラスト作品を編集したい場合には、Photoshopはおすすめのソフトです。

画像を合成

Photoshopは、画像を合成する機能まで搭載されているので、2枚のイラストを合成させる事が可能です。
そのため、あるイラストに描いていたキャラクターを、別のイラストの風景に合わせる事ができます。
この機能を活用すれば、多くのイラストを保存している場合には、合成させるだけで違う作品を完成させる事もできるのです。
ただし、イラストの仕事をしている場合には、合成させるだけの作品ばかりを制作していたら、批判の対象になるので注意して下さい。

ロゴを作成

キャラクターや風景を作成する事が得意な方でも、ロゴを作成する事が苦手な方もいるでしょう。
もしも、ロゴを作成する事が苦手な場合には、作品のタイトルをイラストに描く時に困ってしまうので、注意しなければいけません。
ところが、Photoshopはロゴを簡単に作成する事ができるので、文字を書く事が苦手な方でも、形の整ったロゴを作成する事ができます。
その使い方は簡単で『文字ツール』をクリックして、キーボードで文字を打ち込めば良いだけなので、文字を書く事が苦手な方は、Photoshopを利用してみる価値があります。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


Illustratorでイラスト作成

Adobe Illustrator CC|12か月版|オンラインコード版

Photoshopと同じ機能を搭載しているソフトが『Illustrator』です。
同じメーカーのソフトなので、同じ機能もありますが、Illustratorの得意とする機能もあるので詳しく解説しましょう。

直線と曲線

Illustratorは、Photoshopとは違って、画像を編集するソフトというよりは、イラストやロゴを作成するソフトになります。
その基本的な使い方は『ペンツール』を利用していって、点を打ち込んでいくのです。
1つの点ではイラストを制作する事はできませんが、2つ目の点を打ち込んだら、点と点の間に線ができていくので直線を簡単に引く事ができるのです。
さらに点を打ち込んだ後に『ダイレクト選択ツール』で点をクリックしたら『方向線』が出現します。
この方向線をドラッグしていく事によって、直線を曲線にする事ができるので、操作方法になれたらイメージ通りのイラストを作成できます。

劣化しない画像

JPGE形式の画像はサイズが小さくなっているのは魅力的なポイントですが、画像を拡大したら粗くなってしまいます。
その理由は、画像を点で表示する『ラスタ方式』だからです。
それに引き換え、Illustratorで作成したイラストは『ベクタ形式』で保存する事ができて、画像を数値で記録するタイプになります。
ラスタ方式は、画像を拡大したら粗くなる代わりにリアルな画像を保存できます。
ベクタ方式は、リアルな画像を保存するのに向いていませんが、拡大や縮小をしても画像が荒くならないのです。
そのため、簡易的なイラストであれば、Illustratorはおすすめのソフトです。

Clip Studioの機能

CLIP STUDIO PAINT PRO

イラストやアニメを制作しやすいソフトで、人気を集めているのが『Clip Studio』です。
このソフトは多くの専門学校で採用されているほどのソフトなので、どの辺りが優れているのか紹介しましょう。

ベクタ用消しゴム

イラストを下描きする際に、線がはみ出てしまう事はあるでしょう。
もしも、線がはみ出てしまえば、消しゴムツールで消去していく必要がありますが、余計な線を消そうとしたら、はみ出ていない線まで消してしまう事があるので注意しなければいけません。
ところが、Clip Studioの『ベクタ用消しゴムツール』を選択していたら、はみ出ている線だけを消す事ができるので、線画の修正が容易です。

パース定規

リアルな背景を描きたい場合には『遠近法』が重要になります。
遠近法を活用したら、近くにある物は大きく見せられて、遠くにある物は小さく見せる事が可能です。
しかし、遠近法を活用する場合には、パースが重要になります。
Clip Studioには『パース定規』が用意されているので、簡単にリアルな風景を描く事ができるのです。
そのため、今まで遠近法のある風景を描く事が苦手な方は、パース定規のあるClip Studioを検討してみる価値があります。

Painterはプロも利用するソフト

Corel Painter 2019 特別優待版

プロのイラストレーターが利用しているソフトがあって、それが『Painter』です。
Painterを利用すれば、短期間でスキルを習得する事ができますし、色々な線を引く事もできるので詳しく解説します。

プロのスキルを習得

Painterは、プロのイラストレーターが利用しているソフトなので、その描き方を紹介している書籍が書店で販売されています。
実際に、有料ソフトは高機能なので、その使い方を独学で覚えていく事は簡単ではありません。
しかし、Painterであれば、書籍に詳しい事が書かれているので、独学でもソフトを操作する方法を覚える事が十分に可能です。
そのため、有料ソフトを操作できるのか、不安を感じてしまう方はPainterを購入してみる価値があります。

ブラシコレクション

Painterは、様々なブラシが用意されているので、自分の好みに合うブラシを選択すれば、線を引いていくだけで、個性豊かな線を引いていく事ができるのです。
実際に、通常の線を引く事もできれば、習字で引いたような線も描けるので、短時間でイラストを作成する事もできるのです。

まとめ

液タブと併用できるソフトを4つまで紹介してきましたが、高機能な物ばかりなので、操作方法を覚えるまで時間をかけてしまいます。
時間をかけてしまうのは注意すべきポイントですが、操作方法に慣れたら、リアルなイラストを制作できるようになります。
さらに、ゆるキャラのようなキャラクターを短期間で完成できるようになるので、液タブと一緒に有料ソフトも購入してみるのも悪くはありません。