温もりのある作品が描きたい!イラストレーターを目指すならイラスト通信講座がおすすめ
ペンタブレットを用いたイラストが主流となっている中で、温もりのある手描きイラストの良さが注目されることがあります。
同じ作品を二度と描くことができないからこそ、手描きイラストならではの価値がありますが。
温もりのある作風のイラストレーターを目指すには、どのようなイラスト通信講座を選べば良いのでしょうか。
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手描きのイラストのメリットとは
ペンタブレットでもイラストソフトの選び方によって、まるで手描きのような風合いを出すことが可能です。
しかし、手描きのイラストはレースや貝殻、スパンコールなどを使ってイラストの中にコラージュの要素をプラスするなどアート的な作品に仕上げることができます。
デジタルにはない温もりのある作品を描くことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
世界にひとつだけしかないイラスト作品となる
手描きのイラストは画材を使って紙に直接描くので、世界にひとつしかないイラスト作品となります。
イラストレーターの個性やその時の気持ちがひとつの作品に込められることから、温もりのある作品に仕上がるところが魅力のひとつです。
作家の方の人気によっては1枚の原画に高い値段がつくこともあるので、作品そのものの価値が高い点も特徴のひとつです。
CGイラストにはない温もりのある作品となる
CGイラストは使用するソフトによってシャープで近未来的な作品を描くことが可能となり、時代にマッチした洗練された作品に仕上がります。
手描きのイラストは温もりや味のある作品に仕上がることが多く、手描きのイラストレーターの作品展には数多くのファンが訪れることがあります。
CGイラストにはない独自の作風が手描きイラストの大きな魅力なのです。
電源がない場所でもイラストが描ける
手描きのイラストは紙と画材さえあれば、手軽にどこででも描くことができます。
それに対してCGイラストはパソコンとタブレットがなければイラストを描くことができない上に、電源が切れてしまうとイラストを描くことができません。
また、紙に描いたイラストは長く保存しておくことができますが、イラストデータは時代の流れの中で電子機器の変化によって遠い未来ではデータを再生することそのものができなくなってしまう可能性があります。
紙に描いたイラストはある程度普遍性があるところもメリットのひとつです。
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手描きのイラストのデメリットとは
手描きのイラストの大きな魅力は、オリジナル性が高く同じものを二つと作れない点です。
商業的なイラストとしてポスターやパンフレットに用いられる以外にも、同じものは二つとないからこそ作品の希少価値が高まることがあります。
しかし、この手描きイラストの独自の特徴は時としてデメリットとなることがあるのです。
仕事で作品を修正する際に描き直しが必要となる
プロのイラストレーターが手描きのイラストを納品した際に、クライアントから修正依頼がくることがあります。
CGイラストなら何度でもデータを修正することが可能ですが、手描きイラストは場合によっては始めから描き直しが必要となる可能性があります。
手軽に修正できない点が手描きイラストのデメリットのひとつです。
完成した作品を郵送で送る必要がある
仕事のイラストが完成したら作品をクライアントに納品しますが、CGイラストのようにメールにイラストデータを貼付できないので郵送で送る必要があります。
作品の大きさによっては郵送費が掛かる上に、クライアントのもとに作品が届くまでにある程度の時間を要します。
作品を送るプロセスに時間と手間と費用がかかる点が手描きイラストのデメリットです。
作品を忠実に複製するのが難しい
イラストレーターとしてイラスト作品を納品したら、その作品は印刷物として使用されます。
ポスターやパンフレット、広告などに使用する際にはイラスト作品を画像として取り込み印刷物に取り入れます。
画像として取り込む際に、もとの原稿の色と違って見えることがありますが。
手描きのイラストはもとの作品を忠実に複製するのが難しい点がデメリットのひとつです。
手描き作品の描き方が学べるイラスト通信講座の選び方
温もりのある作風のイラストレーターを目指したい方の中には、自宅でマイペースに学べるイラスト通信講座で学ぶことを検討している方がいるかもしれません。
数多くのイラスト通信講座がありますが、講座によってカリキュラム内容が違うので必要なスキルを身につけるためにも、レッスン内容を公式サイトでよく確認することをおすすめします。
手描きイラストの描き方が学べるイラスト通信講座はどのように選べば良いのでしょうか。
幅広い画材を使ったレッスンができる通信講座を選ぶ
手描きイラストの描き方を学びたい時には、レッスンに使用する画材を確認することが大切です。
色鉛筆・水彩絵の具・クレヨンやパステルなど、幅広い画材を使ったレッスンができるイラスト通信講座を選ぶことでイラストの幅広い表現力を身につけることができます。
イラスト通信講座の中にはテキストに画材がついているものがあるので、初めてイラストについて学ぶ方におすすめです。
スクーリングに参加できる通信講座を選ぶ
手描きのイラストは、同じ画材を使ったとしても筆の運び方によってイラストの仕上がりに違いが出てきます。
自宅でテキストを見ただけでは画材の使い方がイマイチよく分からないという場合には、スクーリングに参加できるイラスト通信講座を選ぶことで講師から直接指導を受けることができます。
通常は自宅でテキストを使ってレッスンをして、スクーリングでは講師からの指導を受けながら分からないことに関して質問できるので、完成度の高い作品作りを目指せます。
プロの講師から添削指導が受けられる講座を選ぶ
手描きのイラストレーターを目指すには、レベルの高いスキルを身につける必要があるので、プロの講師から添削指導が受けられるイラスト通信講座がおすすめです。
自分一人で自宅でレッスンするだけでは自分の技術的な欠点が見えにくい場合がありますが、プロの講師からのアドバイスによって欠点を克服することができるでしょう。
手描き作品のイラストはこんな仕事にぴったり
手描きのイラストとCGイラストを比較すると、CGイラストの方がデータを複製したり作品の色を印刷物の中で忠実に再現したりできるなど利便性があります。
しかし、手描きのイラストだからこそできる仕事もあるので、将来手描きのイラストレーターとして活動する際にイラストにまつわる様々な挑戦を楽しむことができます。
幅広い年齢層向けの絵本を作る仕事
手描きイラストの作品の良さは温かみがあるところですが、イラストレーター兼絵本作家を目指す場合には、手描きイラストのスキルを身につけておくことをおすすめします。
絵本は幅広い年齢層の方から注目される分野で、イラストの仕事を通して癒しを求める多くの方の心をほぐすことができるでしょう。
ライブペインティングの仕事
ライブペインティングは、壁や床などに直接イラストを描くパフォーマンスをする仕事です。
作品が仕上がるプロセスも仕事のひとつで、その場に集まった多くの方とのコミュニケーションを楽しむことができます。
まとめ
手描きのイラストには、CGイラストにはないいくつもの魅力が備わっています。
パソコンやソフトやタブレットがなくても、紙と画材を使って手軽にイラストを描くことができるところが手描きイラストのスキルを身につけることの大きなメリットです。
味のある独自の作品作りを目指すことができるので、イラスト通信講座で手描きイラストのスキルを磨いて個性を生かしたイラストレーターを目指してみましょう。