漫画専門学校の夜間部は学びやすい!その意外なメリットとは?
数多くある漫画専門学校の中には、昼間部だけではなく『夜間部』を用意している学校もあります。
多くの方たちは、昼間部のほうが学びやすいというイメージがあるかもしれませんが、夜間部には様々なメリットがあるのです。
そのメリットを知れば、今まで夢を諦めていた方でも、漫画家を目指せる事が可能という事が分かると思うので、夜間部について詳しく紹介しましょう。
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夜間に漫画専門学校で学ぶメリット
漫画専門学校の夜間部で学んだら、スキルを習得できるだけではなく、意外なメリットを得る事もできます。
そこで、これから専門学校を入学するべきか悩んでいる方たちのために、どのようなメリットがあるのか紹介します。
自由時間が多い
昼間部であれば、朝から夕方まで学ぶ所ばかりなので、授業時間が長くなっています。
それに引き換え、夜間部は、夕方から夜にかけて学ぶだけなので、授業時間が短くなっているのです。
授業時間が短くなっていれば、昼間は自由な時間になっているので、昼間はアルバイトをして、夕方からは専門学校で漫画のスキルについて学ぶ事が可能です。
そうすれば、経済的に余裕がない方でも、学費を払う事が可能になるので、今まで学費が原因で入学するのに躊躇(ちゅうちょ)していた方でも、気軽に入学する事ができます。
社会人でも学ぶ事が可能
漫画家になりたくても、夢を諦めて一般企業で就職した方もいるでしょう。
しかし、社会人になっても、夢を諦める事が嫌に感じて、途中で漫画家を目指したい方はいるはずです。
サラリーマンから漫画家へ転職するためには、学費だけではなく生活費も必要になっていくので、多くの貯金が必要になってしまいます。
ところが、夜間部で学ぶ場合には、会社で働きながら、夕方になってから学校で学ぶ事も可能です。
会社を辞めないで、学ぶ事ができれば会社を辞めなくても済むので、あまり貯金がなくても入学する事ができるでしょう。
個別指導
全ての専門学校という訳ではありませんが、夜間部の場合には生徒の数が少ない場合もあります。
生徒の数が少なければ、講師は生徒一人ひとりに指導していく事ができるので、個別指導も可能になっていく場合があるのです。
実際に、生徒の人数が多すぎたら、講師は全ての生徒を見る事が難しくなってしまうので、短期間でスキルアアプする事が難しくなってしまいます。
そのような事を考えたら、授業時間が短くても夜間部で学ぶメリットは大きいです。
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夜間に学ぶ際の注意点
夜間部は、経済的に余裕がない方や、サラリーマンの方たちにとっては学びやすい環境です。
しかし、残念ながら注意すべきポイントもあるので、詳しく解説しましょう。
学習量が少ない
夜間部は、学習時間が短くなっているので、多くのスキルを取得できる訳ではありません。
そのため、率先的に学ぼうとしなければ、多くのスキルを取得できない状態で卒業する事になるので注意する必要があります。
昼間部であれば、授業にあまり集中していない時期があったとしても、多くのスキルを取得する事はできます。
そのような事を考えたら、昼間に学べない理由がない限りは、昼間部で学んだほうが良いでしょう。
作品制作の時間
アルバイトをしながら専門学校で学ぶ場合や、会社で働きながら学ぶ場合でも、共通して言える事があって、それは『作品制作の時間』が短い事です。
昼間にアルバイトまたは会社で仕事をしていて、夜間に専門学校で学んでいたら、自宅で作品制作をする事は凄く難しくなります。
さらに、体力や気力も消耗しやすいので、休日の時には作品制作をする気力がわかない可能性もあるので注意しなければいけません。
Wワークをする場合でも、体力を消耗して、体調を崩す方もいるので、あまり体力に自信がない場合には注意したほうが良いです。
コミュニケーション
漫画の仕事をする場合には『コミュニケーション能力』は、必要がないと思う方は多いかもしれません。
ところが、漫画家になった場合でも、編集者と打ち合わせをしなくてはいけませんし、アニメーションを制作する企業で就職した場合には多くのスタッフたちと一緒に作業を進めなくてはいけません。
そのような状況では、当然のようにコミュニケーション能力が必要になります。
しかし、夜間部で学んでいる場合には、生徒の人数が少ない所があるので、あまりコミュニケーション能力を身に付ける事ができないので気を付けて下さい。
専門学校と独学の違い
専門学校の夜間部で学ぶ場合には、注意すべきポイントもあるので、入学する価値があるのか悩んでしまった方は多いかもしれません。
そこで、専門学校で学ぶ場合と、独学を比較して、どのような違いがあるのか解説するので確認してみて下さい。
短期間でスキルアップ
独学の場合には、自由に学ぶ事はできますが、間違った描き方をしていても気づかない場合があります。
例えば、人体を描く時には顔だけが大きくなって描いていても、気づけなくて、バランスの悪いキャラクターを描き続ける可能性があるのです。
それに引き換え、専門学校で学んでいれば、プロの講師が早めに間違いを指摘してくれるので、自分が苦手な分野を短期間で描けるようになります。
苦手の分野を克服できれば、短期間でスキルアップする事も可能です。
恵まれた設備
最近のアニメ業界は、アナログの画材を使うだけではなく、デジタルの画材を使う所が増えてきました。
実際に、デジタルの漫画作品を制作する場合には、パソコン・ペンタブ・専用ソフトなどが必要になるので、自分だけで揃えようとしたら多くのお金が必要になってしまいます。
それに引き換え、専門学校の場合には学費が高くても、学費には設備・指導料・パソコン・ペンタブ・専用ソフトなども含まれているのです。
そのため、学費が高いとはあまり言えないので、専門学校で学ぶメリットは多いです。
おすすめの専門学校
夜間部を用意している専門学校はそれほど多くないので、どこに入学したら良いのか分からない方は多いでしょう。
そこで、夜間部や夜間コースを用意している『日本マンガ塾』や『日本デザイナー学院』などを紹介するので、参考にしてみて下さい。
日本マンガ塾
日本マンガ塾の『マンガテクニック科』では、ストーリー力・演出力・デッサン力・印象力を身につけられるように指導が行われています。
実際に、有名な漫画家でも、あまり画力は高くないのに、多くのヒット作品を生み出した方がいます。
なぜ、画力が高くないのにヒット作品を生み出せるのかと言えば、ストーリーがしっかりとしている場合があるからです。
しかし、ある程度の画力も必要なので、本校でストーリー力やデッサン力を身に付ける事は重要です。
日本デザイナー学院
日本デザイナー学院の『夜間部マンガ科』では、アナログとデジタルの両方を学ぶ事ができます。
両方の画材を使えるようになれば、多くのスキルを習得する事ができるので、デビュー活動&就職活動の選択肢の幅を広げる事ができます。
さらに、本校で学べば就職できるのは、漫画家だけではなくアニメーターや漫画家アシスタントなども目指せるので、途中で違う職業を目指したくなった場合でも対応する事も可能です。
まとめ
漫画専門学校の夜間部であれば、多くの方たちが仕事をしながら学べるので、今まで入学を諦めていた方でも、入学する事ができます。
昼間に働いて、夜に専門学校で学ぶ事は辛く感じるかもしれませんが、2年間ほど努力をすれば、夢を叶えられる可能性が高いです。
そのような事を考えたら、体力的に辛くても、専門学校の夜間部で学んでみる価値はあります。