漫画専門学校の講師の仕事や待遇を紹介!そのメリットとは?

漫画の専門学校

漫画専門学校の講師になりたいと思っても「自分で講師になる事ができるのだろうか」と躊躇(ちゅうちょ)してしまう方はいるでしょう。

実際に、講師になるためには、どのような仕事をするのか把握する必要がありますし、待遇も覚えておく必要もあります。

そこで、漫画専門学校の講師についての情報を紹介するので、確認してみて下さい。

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漫画専門学校の講師の仕事

漫画専門学校の講師になったら、生徒にスキルを指導するだけではなく、その他にも様々な仕事があります。

仕事内容を知らないで、専門学校で働き始めたら、後悔する事になってしまうので、どのような仕事があるのか紹介しましょう。

生徒にスキルを指導

現在は、アナログだけではなく、デジタルで漫画を制作する時代になったので、学校によってはパソコンやペンタブ(板タブ・液タブ)の操作法も覚えておく必要があります。

アナログの漫画を制作できるだけでは、働ける学校は限られてしまうので注意しなければいけません。

実際に、アナログとデジタルの漫画制作の指導を教えている学校は多くあるので、デジタルの漫画制作の方法を知らない方は、今からでも制作方法を学んでおいたほうが良いです。

専門学校の講師になったら、生徒にスキルを指導していくので、制作方法を覚えるだけではなく、分かりやすく説明するスキルも求められるので覚えておきましょう。

企画や広報活動

専門学校にもよりますが、クラス担任にもなれば、体験入学の『企画』や、高校への『広報活動』をする事もあります。

企画や広報活動は、入学者数を確保するために必要な仕事なので、学校側としては重要な業務と言えるのです。

なぜなら、入学者数が減ってしまえば、学校の収入源を減る事を意味するからです。

実際に、生徒の入学者数が減っていって、閉校してしまった専門学校はいくつもあるので、講師を目指す以上は企画や広報活動などの仕事もする事は覚悟したほうが良いでしょう。

イベントをサポート

専門学校では、様々なイベントを行なっている所が多くて、その種類は、オープンキャンパス・体育祭(運動会)・学園祭などです。

あまり多くはありませんが、部活動を行なっている専門学校もあるので、講師たちはこれらのイベントの『サポート業務』まで行う必要があるので、漫画制作を指導するだけではないのです。

漫画だけを教えたいと考えている方には、面倒に感じてしまうかもしれませんが、生徒たちと信頼関係を築くために必要なイベントも多いので、講師にとって必要な業務と言えるでしょう。

就職活動をサポート

専門学校で、スキルを指導していった生徒たちも卒業する時期がくるので、その時は、講師は『就職活動』をサポートしなくてはいけません。

就職活動のサポートをPRしている学校では、サポート制度を充実させているので、生徒たちにとっては魅力的な所と言えます。

しかし、講師にとっては生徒をマンツーマンでサポートしなくてはいけない場合もあるので、働きやすい職場とは言い切れない面もあります。

それでも、就職率が低くなってしまえば、入学者数が少なくなってしまう恐れがあるので、就職活動をサポートする事も重要な仕事と思ったほうが良いです。

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漫画専門学校の講師の待遇

漫画専門学校の講師の仕事を理解できても、待遇が悪かったら働きたくない方は多いでしょう。

そこで、どれほどの待遇になっているのか紹介するので、みていきましょう。

講師の給与

専門学校によって、講師に対する厚遇は違っているので、一概には言えませんが、年収は400~700万円となっています。

ただし、前職の収入やキャリアなどが考慮されて、年齢なども計算に入れる場合もあるので、700万円にほど遠い年収になる場合があるので注意しなければいけません。

専門学校は、ニーズが高い学科や科目ができる講師のほうが高い年収になる傾向があるので、教えられるスキルの内容によっては、年収が少なくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

勤務時間

講師の勤務時間も、専門学校によって違いがあるので注意しなければいけません。

講師になった事がない方は意外に思うかもしれませんが、授業が終わったから仕事まで終わりという事ではなくて、翌日以降の準備や、広報活動などもしなくてはいけません。

多くの学校では、夕方以降や土曜日に行なっている所があるので、遅くまで働けない場合には、講師が務まらないので気を付けて下さい。

講師になるための応募資格

漫画専門学校の講師になるためには、いくつか応募資格が必要になります。

その応募資格を把握しておかなければ、応募できるのかどうか分からないと思うので、応募条件について説明しましょう。

業務経験やスキル

生徒たちにスキルを指導しなくてはいけないので、漫画制作するためのスキルを身につけておく事は最低条件になります。

ただし、漫画制作のスキルを身に付けていたとしても、業務経験が少ない場合には、業務経験が長い方よりも不利になってしまうので注意しなければいけません。

さらに、自分が持っているスキルを生徒たちに惜しみなく教える事も必要となるので、スキルの内容だけではなく指導の接し方を見る学校もあります。

向上心のある所を応募条件に定めている所もあるので、努力の足りない方は講師になる事が難しいので、気を付けて下さい。

教える事が好きな性格

専門学校は、多くの生徒たちにスキルを指導していくので、人に教える事が好きな方でなければ、講師は務まりません。

さらに、生徒の進路を真剣に考えられるような方でなければ、講師として認めない専門学校もあるのです。

漫画に関連する仕事ができれば良いと考えているような方では、講師になれない可能性が高くなってしまうので、気を付ける必要があります。

実際に、生徒の事を真剣に考えられない方が講師になっては、問題が起きやすくなるので、講師を目指す以上は生徒の事を真剣に考えられるように意識を変えたほうが良いです。

専門学校で働くメリット

漫画専門学校の講師になろうとしている方たちの中には、講師をしながら漫画家を目指そうとする方もいるでしょう。

実は、そのような方たちでも、講師をする事によって、いくつかメリットを得る事ができるので、詳しく解説しましょう。

収入が安定

漫画家を目指した事がある方なら分かるかと思いますが、プロデビューをして、作品が売れない限りは、収入が安定しません。

収入源がなければ、漫画を制作するための道具や専用ソフトなどを準備できないので、困ってしまう方は多いでしょう。

それに引き換え、専門学校で働いた場合には、収入が安定しています。

非常勤講師であっても、ある程度の収入を得る事ができるので、収入に困っている場合には、講師を目指してみる事をおすすめします。

スキルアップ

専門学校で、生徒たちにスキルを指導していけば、講師のほうもスキルアップする事ができます。

なぜなら、専用ソフトや液タブは、次々に新作が登場しているので、その新しいものを操作するようにしておかなければいけないので講師も新しい事に挑戦できるからです。

漫画家を目指している時は、収入が安定していないので、新しい専用ソフトやペンタブを購入できる余裕がない方は多くいます。

しかし、講師になる事によって、様々なものを利用できるのでスキルアップしやすいです。

まとめ

漫画専門学校の講師になれば、漫画に関連する仕事はできますが、就職活動のサポートやイベントをサポートする事もあります。

漫画に関係しない仕事もしなくてはいけないので、少し戸惑ってしまう方は多いかもしれません。

しかし、漫画に関連する仕事は多くなっているので、スキルアップする事もできる場合があるので、講師になってみるのも悪くはないでしょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://mangajuku.jp/sp_boshu.html
https://shitsumonaru.com/2019/0108/224249
https://employment.en-japan.com/desc_390657/
https://koumu.in/articles/366
https://ameblo.jp/transactional-analysis/entry-10676410918.html






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