目的と条件を明確に!あなたに合ったペンタブを見つけよう!

2017年1月20日ペンタブレット(板タブ)

ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0

はじめてペンタブを使おうと考えている人にとって、その種類の多さに一体何を基準に選べば良いのかわからなくなることがあると思います。

メーカーだけでなく大きさやデザイン、値段もピンからキリまで。

そんな時は使用する目的と条件に合わせて選べば、簡単に自分に合ったペンタブを見つけることが出来ます。

ではペンタブにはどのような種類があるのでしょうか。

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ペンタブとは

ペンタブとはペンタブレットの略でパソコンにケーブルで繋げて、イラストや文章を作成するデジタル機器のことです。

マウスを使用してペイントソフトを利用した経験のある方ならわかると思いますが、思うように線が引けません。

よれてしまったり、途中で線が途切れてしまったりと苦労します。

ペンタブの利点は、実際に鉛筆で紙に書くように綺麗な線を引くことが出来ることです。

また筆圧や筆の種類をカスタマイズ出来るので、マウスでは再現出来ない線を引くことが可能です。

デジタルイラストを描こうと思っている人にとっては必須なアイテムなのです。

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ペンタブの種類

ペンタブのサイズ

ペンタブのサイズは一般的にSサイズとMサイズ、そしてさらに大きいLサイズがあります。

まずSサイズですが、描く範囲はハガキの横サイズと同じくらいになります。

持ち運びしやすく、また置きスペースが小さくて済むのが特徴です。

次にMサイズですが、Sサイズと比べると一回りほど大きく、手が大きい人やイラストを大きく描きたい人におすすめです。

最後にLサイズですが、Mサイズよりも更に一回り大きくなります。

描く範囲の大きさがモニターに近づくことで目視との誤差も少なくなり、伸び伸びと描けます。

ただ大きくスペースをとってしまうという難点があります。

板タイプと液晶タイプ

ペンタブには板タブレットと液晶タブレットの二種類があります。

液晶タブレットとはディスプレイに直接書き込めるタブレットのことです。

対して板タブレットとはペンタブに書いたものがパソコンに反映されるタイプのものになります。

液晶タブレットの利点は直接画面に描けるので、すぐに慣れるところにあります。

またモニターとのズレもないので大変使いやすくなっています。

ただ値段が板タブレットに比べて高いのが難点です。

板タブレットの利点は液晶タブレットに比べて安いため、比較的手が出しやすいところにあります。

ただモニターと手元のズレがあるため、慣れるまで描きづらいのが難点です。

使用目的を明確にする

ペンタブの種類がわかったら、自分がペンタブを使用する目的を明確にすることが大切です。

普段アナログで絵を描いているけれど、デジタルでも描いてみたい。

写真の加工をしてみたい、デザイン作業で使いたい、など様々な理由があると思います。

なぜ明確にする必要があるのかというと、メーカーによって付属されるソフトが違うからです。

例えばデジタルで絵を描いてみたい、という方にはペイントソフトが付属しているペンタブを購入することをおすすめします。

なぜならペンタブを買えば、他のペイントソフトを購入しなくてもそのまま描き始めることが出来るからです。

ワコムのIntuos Comicが代表的なペンタブです。

こちらにはCLIP STUDIO PAINT PROというペイントソフトが付属しています。

また写真の加工をしてみたいという方は、ペンタブも重要なのですが PhotoshopやPaintShopなどのレタッチできる編集用ソフトが必要になってきます。

こういった写真編集ソフトを持っていない場合は、PaintShopが付属しているIntuos Photoが割安になります。

他にもデザインをしてみたい、お絵かき程度で使ってみたい、という方には高い筆圧レベルのものや、傾き検知機能といった機能も必要ありませんので、安い海外メーカーやまたワコムのIntuos Drawが安くてでおすすめです。

様々なペンタブ

現在様々なペンタブが販売されており、高性能な機能が備わっているペンタブも少なくありません。

例えばパソコンとペンタブを直接線でつなぐのではなく、ワイヤレスで繋ぐことが出来るペンタブがあります。

ワコムの場合はIntuos Proになどです。

また先ほど出てきました、傾き検知機能という機能が備わっているペンタブもあります。

これは筆のように寝かせると線が太くなり、立てると細くなるように傾きを検知してくれるのです。

これにより、ペンタブで絵画調の絵を描くことが可能となります。

この傾き検知機能は、ワコムIntuos Proに搭載されています。

更にリアルな絵が描きたいという方には回転検知機能が搭載されているペンタブがおすすめです。

この回転検知機能というのは、筆が回転することで線の太さや密度を変えることができます。

そのため手元のペンの回転だけで、自由に線の太さや方向を変えることができるようになるのです。

ワコムのIntuos Proにこの機能が搭載されています。

最後に、マルチタッチ機能が搭載されているペンタブをご紹介します。

このマルチタッチ機能があると、指でクリックやダブルクリックができるようになります。

更に、指でタブレットをなぞることでスマホのようにピンチイン、ピンチアウト、スワイプなどができるようになる便利な機能です。

ペンタブの注意点

ペンタブの購入時、また使う時の注意点があります。

購入しようとしているペンタブが自分の使っているパソコンに対応しているかどうかです。

有名なメーカーでしたら大抵は対応しているかと思いますが、そうではないメーカーのソフトを購入すると対応していないことがあります。

そうなると全く使えなくなりますので、一度確認してから買うことをおすすめします。

また意外に思えるかもしれませんが、ペンタブのペン先は消耗品です。

使っているうちに削れてきてしまいます。

そのまま放っておくと、本体の保護シートに傷がつき、ペンが引っかかって思うように描けなくなったりします。

ですから、ペン先の減りには注意し、替え時を見逃さないようにすることが大切なのです。

私が選んだペンタブ

自分に合うペンタブを絞る

私はlineスタンプを作るために、ペンタブを購入したいと考えていました。

lineスタンプなので本格的な絵を描くわけではなく、機能は少なくて良いと思いました。

そしてどちらかというとスペースを取らないサイズであること、また価格も安いものが良く、そして私の使っているパソコンに対応していること、これが条件でした。

この条件でペンタブを探してみました。

ワコムのペンタブレット Intuos Draw お絵描き入門モデル

ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0

探していると、このワコムのペンタブレット Intuos Draw お絵描き入門モデルが初心者におすすめと押されており、価格も七千円程度と手ごろだったのでこちらを試しに購入してみました。

はじめてのペンタブなので設定すらまともに出来るか不安だったのですが、ドライバをダウンロードしてあとはパソコンにタブレットを接続するだけでとても簡単でした。

またサイズもSサイズにしたので場所もとらず、lineスタンプくらいの大きさを描くにはちょうど良いサイズでした。

一番の不安の種だった、紙に描くように上手く描けるのかどうかですが、やはり最初は描きづらかったです。

反応が悪いとかそういうことではなく、単に慣れていないだけでした。

しかし何度も描くうちに画面と手元のズレにも慣れてきて、思ったようにペンが動くようになりました。

おがけ様でlineスタンプも完成し、とても満足です。

まとめ

ペンタブは様々な種類がありますが、目的と条件を明確にすることで自分に合ったものが見つけやすくなります。

色やデザインはどのメーカーも何種類か出しているので、きっと自分のお気に入りのものを選ぶことが出来ると思います。

デジタルは始めるまでに高い壁がありますが、意外と簡単に始められるものです。

是非ペンタブで描きたいものを思い通りに描きましょう。






2017年1月20日ペンタブレット(板タブ)