自分に合った液タブを見つけるには? 4つの目的で考えるチェックポイント

液タブ(液晶ペンタブレット)

HUION GT-156HDV2 液晶タブレット フルHD 15.6インチ 8192レベル筆圧感知液タブ

液タブといえば、デジタルで絵を描くときは、とても役立つ商品です。
しかし、その種類はたくさんあるので、自分にぴったりの商品を見つけるのは、なかなか難しいものです。
そこで、液タブを選ぶときによくある4つの目的と、それぞれのチェックポイントを紹介していきます。
これから液タブを始めたい人は、参考にしてみてください。

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使いやすいものが欲しい

液タブを選ぶときは、使いやすさを重視したくなるものです。
せっかく買っても、使いにくい商品では、スムーズに作業を進めることはできません。
あまり使いにくいと、そのうち避けるようになり、最終的にはまったく使わなくなることもあります。
そのため、使いやすさがあるかどうかは、液タブ選びではとても重要です。
使いやすい液タブなら、作業もサクサクと進み、しっかり活用することができます。
そして、「使いやすい液タブが欲しい」という目的がある場合、チェックしておくべきポイントは、そのサイズです。
液タブで絵を描くなら、小さいものよりは、大きい方が描きやすくなります。
これは、腕を動かす範囲が広くなるからです。
小さすぎるものは、腕をあまり動かすことができないため、「狭くて描きにくい」と感じることが多くなります。

使いやすいサイズに注目

液タブは、一般的には大きいサイズの方が広くて描きやすいものですが、だからといって、むやみに大きいものを選ぶと失敗することもあります。
例えば、作業するスペースが狭い場合、あまり大きな液タブを購入しても、逆に不便さを感じてしまいます。
膝の上に乗せて使う方法もありますが、それで描きやすく感じるかどうかは、人によって違うものです。
また、人の体の大きさも千差万別なので、必ずしも小さいサイズが使いにくいとは限りません。
人によっては、少し小さめのサイズでも、それほどストレスを感じたりはしないものです。
したがって、基本的には大きめの商品がおすすめですが、最も大切なのは、自分が使いやすいと感じるサイズになります。
ただ大きいものを優先するのではなく、その大きさが本当に使いやすいかどうか、よく考えてから決めてください。

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細かい作業がしたい

絵を描くときは、かなり微妙な表現が必要になることもあるので、細かい作業にも対応できる液タブを選ぶことは、重要なポイントになります。
ちょっとした落書き程度であれば、それほどの性能がなくても十分に使用できますが、本格的な絵を描く場合、細かい作業ができることは、欠かせない要素なのです。
ここで注目しておきたいのは、液タブの筆圧レベルになります。
筆圧レベルとは、簡単にいえば、ペンの動きを読み取る性能のことです。
この値が高い液タブは、ペンの動きを正確に読み取ってくれるので、よりスムーズに作業を進めることができます。
繊細な表現をするためには、このような優れた読み取り性能が必要なのです。
したがって、できるだけ細かい作業をすることが目的なら、筆圧レベルの高い液タブを探しましょう。
最近の液タブは高性能なものが多く、筆圧レベル1024や2080といった商品も、簡単に購入することができます。
また、より本格的な作業をするのであれば、さらに高い8192がおすすめです。

初心者にもぴったり

液タブの筆圧レベルの高さは、細かい作業をするときだけでなく、初めて液タブを使う人が早く慣れるためにも役立ちます。
紙に絵を描くとき、自分の手の動きと、それによって描かれる線の間に、違和感を感じる要素はありません。
しかし、筆圧レベルが低い液タブだと、ペンの動きの読み取りが鈍いため、描きにくさを感じることが多いのです。
一方、筆圧レベルの高い液タブなら、ペンの動きにしっかり反応してくれるため、紙の感覚と近くなります。
そのため、紙に描いていた人がデジタルに変更する際は、筆圧レベルが高い商品を選んでおくと、スムーズに移行することができるのです。

持ち運びできるものが欲しい

液タブは、パソコンと接続して使うのが一般的な使用方法になります。
つまり、液タブを使うということは、マルチモニタの環境と同じなのです。
しかし、作業をする場所が必ずしも固定されているとは限りません。
他の場所に持って行きたい場合、常にパソコンと接続して使うものは、不便に感じてしまうことがあります。
そんなときは、持ち運びが可能な液タブを選ぶようにしましょう。
液タブの中には、パソコンと接続しなくても使用できる便利な商品もあるのです。
そして、目的が持ち運びできる液タブなら、チェックすべきポイントは、OSの有無になります。
OSが搭載された液タブは、単体で動かすことができるため、パソコンとセットにする必要はありません。
そのため、液タブだけを持って、どこへでも自由に運ぶことができるのです。
また、自由に移動できるというメリットは、スペースを有効活用したいときにも役立ちます。

サイズは小さめ

OS搭載型の液タブは、一見するとメリットばかりのようですが、少し注意したいこともあります。
それは、大きいサイズがあまりないことです。
持ち運ぶことを考えれば、コンパクトなサイズであることは優れたポイントでもありますが、人によってはマイナスになります。
先述したように、腕を動かす範囲が狭いと使いにくく感じることがあるため、サイズにもこだわるなら、安易に決めるべきではありません。
最も優先すべきことを見極めて、慎重に検討しましょう。

安価なものが欲しい

液タブは、あまり安い商品ではありません。
基本的には10万円くらいかかるもので、高いものだと20万円になることもあります。
そのため、予算が少ない場合、何よりも優先すべきポイントは、安さであることも多いのです。
少しでも安いものを購入するなら、小さめのサイズで、余計な機能がないシンプルなものを選んでおきましょう。
サイズが大きいものやOSを搭載しているものは、その分だけ値段が高くなりがちです。
そして、目的が安い液タブであれば、メーカーにも注目してください。
日本のメーカーだと高めの値段が多くなりますが、中国のメーカーなら、3万円くらいで購入できるものもあり、費用を抑えるためには最適です。

海外メーカーの注意点

液タブに限ったことではありませんが、激安で高品質という商品は、あまりないものです。
安い商品の場合、性能なども値段相応になっていることが多いので、その点には注意しておきましょう。
ただし、現在は技術が向上しているので、「値段が安いからよくない」と考えるのも早計です。
安くても、あまり本格的な作業でないなら、十分に使える商品もあります。
高性能なものより、安くてそれなりに使える商品が欲しい場合には、激安でも特に問題はありません。
また、海外のメーカーだと、マニュアルが日本語ではなかったり、電源プラグが3Pになっていることがあります。
日本製であればすぐに使用できますが、そのような違いがあるときは、使い始めるまでに少し手間がかかるので、海外メーカーの液タブを検討するなら、この点にも注意してください。

まとめ

液タブを購入する場合、どのような点を優先して選ぶかは、人によって違いがあります。
ただし、どんな液タブを選ぶにしても、「自分に合っているか」というポイントは、外さないようにしてください。
高性能でも安くても、自分に合っていない商品を選ぶと、快適に使うことはできません。
自分が優先したいことを明確にして、ぴったりな液タブを見つけましょう。