通学よりも良い?オンラインのプログラミングスクールのメリットデメリット
プログラミングスクールには、オンラインのものもあれば、ごくごく一般的な通学形式のスクールもあります。
何となく通学形式の方がきちんと学べそうな気はしますよね。
でも、オンラインタイプのプログラミングスクールを選んでいる方もたくさんいます。
では、オンラインタイプのプログラミングスクールのメリットはどこにあるのでしょう?
ここではそれを、デメリットも含めてみていきます。
オンラインだと忙しくてもできるのがメリット
オンラインタイプのプログラミングスクールの一番のメリットは、やっぱり多少忙しくても問題なく受講できるところになります。
通学の場合は、そこで勉強する時間だけではなく、どうしても無駄な時間が生じてきます。
まず行き来の時間もそうですし、外に出ている分、たとえばコンビニによったり、あるいは本屋さんによったり、ただでさえあまりない自分の時間をさらに減らしてしまうような行動をとってしまうようになるんです。
となると削られるのはやはり睡眠時間。
でも睡眠時間が削られると、集中力がかけていって、プログラミングスクールでの成果も出なくなっていきます。
そして、こうして忙しい人の多くはやはり社会人だったりするでしょう。
となると仕事にも身が入らなくなります。
勉強も身に着けることができない、仕事はおぼつかない。
これではなんのためにプログラミングスクールに通っているのか、全然わからなくなってしまいます。
でも、オンラインスクールであればそうなることはありません。
単純に授業時間だけが負担になる
オンラインであれば、単純にその授業の時間以外に、消費する時間はなくなります。
だからたとえば、仕事を家でしながら、いったん休憩して授業に出て、それが終わったらまたすぐに仕事を始めるということもできるんです。
通学することと比べるとまず間違いなく、自分の時間が1時間は増えます。
確かにたった1時間程度かもしれませんが、1時間増えるだけでも相当違います。
特に睡眠時間の場合は。
なので、忙しい人にはオンラインでプログラミングスクールに通うことはおすすめできます。
費用が安いことが多い
また、オンラインスクールにはもう一つ大きなメリットがあります。
それが、費用が安いということ。
通学のプログラミングスクールと比べるとオンラインのプログラミングスクールは、ぐっと費用を抑えることができるんです。
もちろんプログラミングスクール選びで大切なのは、お金だけではありません。
でも、お金が大事なこともそれはそれで間違いないですよね。
だから、こうして費用を抑えることができるのは嬉しいポイントになります。
余計な費用も掛からなくなる
オンラインでのプログラミングスクールでは、余計な費用も掛からなくなります。
余計な時間がなくなるということでもそうでしたが、通わないのですから、そこに至るまでのもろもろのお金がかからなくなるんです。
たとえば交通費ですね。
そのプログラミングスクールがどこにあったとしても、そこに通おうと思ったら普通に交通費はかかります。
でも、オンラインの場合は家に帰るだけですから、別に何もしていないときとまったく変わりはないんです。
さらに、通わないのですから、途中で何かを買うこともありません。
通うと、小腹がすいたりして、お菓子やおにぎり、あるいは菓子パンなどを食べてしまうこともあります。
1回くらいであれば、それはせいぜい100円から200円くらいにはなります。
でも、それが1回で終わるとは思えません。
気が付けば毎回プログラミングスクールに行く前にはそういうものを買ってしまうようになることもあります。
そうなれば、交通費と合わせて毎回500円くらいは飛んでいくことになります。
何回もそれが続けば、その出費は意外と馬鹿にできないレベルになるんです。
ただでさえプログラミングスクールにかかる費用が高いわけですから。
オンラインだとモチベーションを上げづらい
オンラインでのプログラミングスクールの最大のデメリットは、モチベーションが上げづらいことです。
これは別にプログラミングスクールに限った話ではありませんが、家で何かをするというのは、モチベーションがどうしても上がらないものなのです。
家には、誘惑的なものがたくさんあります。
たとえばテレビもそうですし、パソコンだって、監視の目がないわけなのですから、何をしてもいいんです。
だからついついネットサーフィンに走ってしまったりすることもあります。
また、寝ることだってできます。
なので何かをしようとしても、どうしても身が入りづらいんです。
ましてやそれがプログラミングスクールという比較的に頭を使う難しいものだとしたら、ますますやる気は出づらくなります。
環境というのは、意外と大切なのです。
通学であれば雰囲気的にモチベーションが上がる
対して通学では、モチベーションは上がりやすいです。
通学の場合には、普通の学校のように教室に行くわけですから、家でするのとは全然雰囲気が違います。
勉強するぞという気持ちできた人たちがたくさんいるわけです。
その雰囲気に押されて自分もやる気が芽生えてくるものなのです。
もちろん家でもうまくモチベーションをコントロールすることができる人はいます。
でも、意志が弱い人にはオンラインでプログラミングスクールに通うのは向いていないかもしれません。
何かをすぐ三日坊主でやめてしまうというタイプの人は、注意が必要です。
疲れを感じやすいというのもデメリット
オンラインでのプログラミング学習は、孤独です。
通学であれば、一緒に勉強をする仲間がいますがオンラインの場合にはそれがいないんです。
だから、ひたすらに一人で勉強するしかありません。
となるとやっぱり、すごく疲れを感じやすくなります。
疲れの度合いとしては、通学の方が多いはずです。
通わないといけないわけですから。
でも、オンラインスクールの場合は、一人でパソコンと向き合い勉強をする。
それがえも言われぬ疲労感を生むことがあるんです。
もちろん正確には一人ではなく、講師の方は画面上にいますが、それはあくまでも画面上です。
だから、やっぱり一人で頑張っている感は感じてしまうものなんです。
疲れもモチベーションの低下につながる
そしてそんな疲れは、モチベーションを下げてしまうことへとつながります。
疲れている時には、あまり何もする気がしないですよね。
ましてやプログラミングの勉強なんて全然したいと思わなくなります。
通学であれば、周りの人に負けないように次までにあれを覚えてこようなんて思って、自主的に勉強することはあるかもしれません。
でも一人で勉強しているとそれがないんです。
結果、学習レベルに差が出てきてしまうことがあります。
当然ながら、しっかりと自主的に勉強していたほうがレベルは高くなるに決まっています。
慣れが必要
ただこれには、次第に慣れていきます。
自分で自分をうまく褒めることができるようになったり、先生とのやり取りの中に楽しさを見出したりして、いずれ疲労感も感じづらくなっていくことはあるんです。
だから、最初のうちを耐えられるかどうかがポイントですね。
まとめ
オンラインのプログラミングスクールは、時間やお金という、生きる上ですごく大切なもの二つにおいて利点があります。
だから一見するとオンラインの方が良いように思えます。
でも、デメリットも大きいんです。
なので、オンラインでのプログラミングスクールは、手放しでおすすめできるものではありません。
よくメリットデメリットと自分の性格やライフスタイルを見比べて決める必要があります。