アナログを通らずペンタブレットから勉強し始めても大丈夫?

ペンタブレット(板タブ)

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イラストを描く勉強をしようと思うとき、アナログを通るべきなのか、それともいきなりペンタブレットから始めてもいいのか迷うものです。

どのみちイラストを描き続けていくのであれば、最終的にはペンタブに移行することにはなるでしょう。

だから、今のうちからペンタブではじめるべきなのか、それともまずは基礎とも言えるアナログからやるべきなのか、どっちがいいのでしょうか?

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ペンタブから始める方が楽

どうせ0からイラストを勉強するのであれば、デジタルから始める方が楽です。

つまり、ペンタブから始めることをおすすめします。

でも、なぜペンタブから始めるのがおすすめになるのでしょうか?

ペンタブから始めるのがおすすめなのは、ペンタブからであれば、アナログの感覚をペンタブに持ち込むことがなくなるからです。

ペンタブで描き始めて一番最初にはまるのが、アナログと同じように描けないという感覚です。

ペンの強弱や使い方など、アナログとはどうしても多少違ってくるんです。

でも、アナログになれていると、それの描きやすさを求めてしまう。

だからうまく描けないんです。

でも最初からアナログの感覚をもとめていなければどうでしょうか?

アナログの感覚を求めていないようであれば、描きづらさを感じるということはありません。

だから、ペンタブでも上達しやすいんです。

アナログに移行するのはさして難しくない

逆にペンタブからアナログに移行するというのは、さして難しくありません。

アナログのイラストがちょっとデジタルっぽい線の雰囲気になるくらいで、問題なくイラストはかけることが多いです。

もちろん雰囲気の違う、アナログらしいイラストを描きたいと思ったら、アナログの勉強もそれからしっかりとしないとなりませんが、そこまでもとめていないのであれば、ペンタブから入る方がスムーズに入れる可能性は高いです。

だから、やはりペンタブから入るのがおすすめなのです。

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アナログは使う機会もあまりない

また、アナログから始めるペンタブから始める方がおすすめだというのは、最終的にはペンタブができるようになればいいからでもあります。

もちろん、アナログもデジタルも、両方できるのであればそれに越したことはありません。

でも、実際にアナログで何かを描くことがあるかといわれれば、やはりその機会なんて全然ないんです。

そしてそれは、これからますますそうなっていく可能性は高いです。

何をするにもデータでやり取りをするようになるでしょうから、それならばいちいちアナログで描いたものをデジタルに変換して送るよりも、最初からデジタルで仕上げた方が早いです。

なので、実際にアナログで何かを仕上げる機会はないんです。

そうして使う機会がない技術の習得に時間をかけて、それからよく使う技術であるペンタブの技術を高めようとするというのは、決して良いとは言えませんよね。

だから、アナログから勉強するのはおすすめできません。

最初からデジタルを勉強していたほうが、そういう意味でも効率が良いんです。

アナログは求められてからでも間に合うことも

そもそもアナログのスキルは、それを求められることがあってから初めて習得しようというのでも、ある程度までは持っていけることが多いです。

対してペンタブのスキルは、求められてから始めて勉強するのでは、やはり求められるレベルまでもっていくのは難しいところがあります。

その習得のしやすさというところで見てみても、ペンタブから始める方がおすすめになります。

ペンタブから始めるのにはデメリットもある

ただ、ペンタブから始めるのは、メリットしかないわけではありません。

ペンタブから始めることにはデメリットもあります。

それが、始めたいと思った時に始められるかわからないという点です。

なぜ、ペンタブからイラストの勉強を始めようとすると、始めたいと思ったタイミングで始めることができないことがあるのかわかりますでしょうか?

それは、ペンタブを買うのにはコストがかかるからです。

ペンタブは安いものではない

確かに中には安いペンタブもあります。

でもこれからも使うことを考えると、あまり安いペンタブを買うのはおすすめできません。

となるとやはり、3万から5万円くらいの予算は用意しておきたいものです。

液タブのきちんとしたものを買おうと思ったら、10万円以上必要になります。

それだけの予算を急に用意することができるかといわれたら、それはやっぱり厳しいという方が多いのではないでしょうか?

だから、始めたいと思ったタイミングで始めることができないことがあるんです。

始めようと思ってからお金を貯め始めたら、1年くらいかかってしまうこともあるでしょう。

でもアナログであれば、まずそんなことはありません。

アナログであれば今からでもできる

アナログのイラストであれば、数千円あれば始めることができます。

まずは白黒の線画から始めようというのであれば、数千円どころか、ノートとペンさえあれば始めることができるんです。

だから、今から練習を始めようと思っても、すぐに始めることができます。

それはモチベーション的にはすごく良いです。

始めたいと思った時に始めることができないと、その間にどんどんモチベーションが下がっていってしまうことがあります。

結果、ペンタブが買えるようになるころには全くやる気がなくなっているというパターンもあります。

それではすごく残念ですよね。

それがデメリットなんです。

もちろんこれは、ペンタブであってもすぐに始めることができる経済力がある場合には、まったく関係のない話になります。

デジタルには場所のデメリットもある

アナログは、紙とペンさえあればどこでも練習することができます。

でもデジタルの場合はそうではありません。

基本的にはペンタブは、パソコンの前で操作するものになります。

だから大体の場合で家でしか使うことができないんです。

そうして練習場所が限られることは、デメリットになりますよね。

たとえば家ではあまりやる気ができないという方もいるでしょうし、家で何かを勉強しようとすると、家族に邪魔をされるという方もたくさんいるでしょう。

逆に言えばだから、どこでもできるというのは大きなメリットなんです。

ある程度時間をかけないとならない

初めてイラストを勉強する際には、ある程度長い時間をかけて勉強しないとなりません。

それがアナログであってもペンタブであっても。

そうしてある程度長い時間をかけないとならないとなると、やはり家で勉強しづらい場合には、場所を動けないのはすごくデメリットになります。

ただでさえ邪魔をされやすい環境であるのですから、長い時間作業をしていたら、まず間違いなく邪魔をされます。

うまくかけない時には、すごくイライラするものです。

そのすごくイライラしているときに邪魔をされるようであれば、ますますイライラしてきます。

そんな風にイライラしながら勉強していると、やっぱり勉強も進みません。

だから、そういう環境であるという場合には、アナログから始めて、ある程度イライラしないでかけるようになってからデジタルに移行するというのもありです。

それでも最初のうちは先述のようにアナログの感覚を求めてしまいうまく描けませんが、少なくとも0から始めるよりは楽ですから。

まとめ

イラストを勉強するのであればペンタブから始めるか、それともアナログから始めるのかという問題ですが、基本的にはペンタブから勉強するのがおすすめになります。

もちろんそれにはデメリットもありますが、そのデメリットが気にならないという方もいるでしょうし、デメリットであればアナログの方が大きいこともあります。

だから、まずペンタブから始めるのが良いです。