声優になりたい、でもどうしたら?専門学校に行くか養成所にそれとも?

声優の専門学校

アニメやゲームの育った世代には、声優というのは身近な存在ですし、自分もまたなってみたい職業の1つでもあるはずです。

勿論声自体の問題もありますが、やはりやってみないことには始まりません。

なので学校を卒業したらと、意気込んでいたりもしますね。

しかしこの声優になるということ、どうやったら最も早道で確実なのでしょうか。

専門学校に行くのがいいのか、ちょっと悩むところですね。

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少し前いやかなり昔のことですが

この声優と言う職業、昭和の半ばあたりにこの名前で知られるようになりました。

欧米からテレビドラマが多く入ってきて、それに声を当てる俳優が必要だったのです。

なので当時は、声を当てるという意味で、アテレコと呼ばれていました。

その後日本製のアニメが台頭、ますます声優の需要は伸びていったのです。

この当時は勿論、まだまだ声優育成のための専門学校とか事務所もなく、俳優さんの副業と言った感じが強かったですね。

TVの吹き替えにしても、かなり有名な俳優さんが当てていました。

正直なところ、この俳優さんたちは舞台で活躍していた人も多く、その分本当にうまい演技を聞かせてくれていました。

まあ舞台だけでは食べられないという事情から、ある意味副業といった感じでやっていた人が多かったようです。

余談ですが、海外ドラマの場合セリフをきっちりと口の動きに合わせられる翻訳者さんの活躍は、その意訳の旨さはなんとも見事なものでした。

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ふと気がつけば声優という職業が

筆者実は子供時代、当時の海外ドラマはよく見ていたので、当時の声優さんたちはだいたい声で判別がつけられたものです。

まあ勿論、当時の声優さんたちは本業の舞台や芝居がありましたから、そちら優先だったようです。

声の吹き替えが何時もの人と違うと、ちょっとがっかりもしました。

なのでふと気がついたら、海外ドラマにしてもアニメにしても、専門の声優さんたちの出演がメインとなっていきました。

とはいえまだまだ専門学校などは多くなく、俳優修業の途中で何かのきっかけで声優にというパターンだったようです。

それでも声優という仕事が、1つの職業として確立したと言うのは、聞いている方にも結構嬉しい事でした。

ちなみに、知人である当時の声優さんたちに聞いたところ、悲しいことに当時の出演料は雀の涙だったそうです。

話半分だとしても、優遇はされていなかったようですね。

加えて、あくまでも影の仕事で顔は出ない、というのもお約束だったようです。

今では人気の仕事に

さて現在では、声優さんというのは人気仕事の一つになってきました。

単に声を当てるだけでなく、何かの際には声優としてステージに立つというところまで来ました。

影から陽のあたる場所へと、出てきたのです。

それもあって声優という職業が、子供や若い人の人気職業になっていったのでしょう。

やはり影の主役よりは目に見える主役でありたい、と思うのは当然ですね。

結果、学校を卒業したら声優にという声も上がってくることになります。

しかし当の本人も、いささか悩んでしまうのが、どうやって声優になるのかということです。

いくつかの手段はありますので、自分に合ったやり方で夢を叶えていきたいものですね。

声優になるためにはどうしたら

昔のようにどこかの劇団からというのは、今ではまず考えられなくなりました。

なので声優育成専門と言える3種を見てみましょう。

声優育成のための専門学校

声優育成のために運営されている中でも、最も目立つのがこの専門学校です。

専門学校と言う名前自体、国の認可を受けなくては使えません。

国が設置した認可された学校ですので、早い話が学割が使えると言うことです。

それだけカリキュラムも多く、働きながらとか他の学校に通いながらは、いささか難しいと言えます。

かなり広く学習させてくれますので、演技の面だけでなくあれこれと身につけることができます。

また認可された学校ですので、学歴もつきます。

週5日通って卒業できれば、専門士の学位授与がされます。

これなら立派な学歴になりますね。

一から、声優としてだけでなく演技も全て身につけたい人には、おすすめの学校です。

学歴がつくということで、親御さんも安心ができるのも強みです。

卒業後のある程度の仕事紹介も、学校によってはあります。

また事務所への推薦などもあるところがありますので、そこも調べておくのがおすすめです。

声優育成のためのスクールとか教室

専門学校と違って、国の認可は受けていない、場合によっては個人の運営の教室もあります。

また活躍中の声優さんの運営するスクールもあったりしますから、現状など把握したい人にはおすすめかも知れません。

加えて学校によっては週1からのカリキュラムを組めるところもあり、仕事しながらでも授業を受けることが可能だったりします。

忙しいけど夢は捨てたくない人、少しずつでも目標に進みたい人にとっては、こういった学校で一歩ずつ進んでいくのも手です。

ただこの形式の場合、それこそ個人差と言うか学校の差が大きく、しっかりと前もって見極めないと結局資金の無駄ということにもなりかねません。

事前に、その学校の実績を調べておくのがおすすめです。

あまり知られていないスクールでも、かなり多くの声優さんを排出しているところもあるので、そのあたりしっかりとリサーチしておきましょう。

養成所と名前がついたら

例えば、AA声優育成養成所、などという名前がついていたら、タレント事務所などの直営の養成所です。

劇団などもですが、養成所という名前の元、次の世代を育成する学校と思ってください。

なのでその劇団なり事務所の個性に合わせた育成を、実践的にしてくれます。

その事務所所属の声優さんに憧れてとか、その事務所の方向性がとても気に入ったなどという人には、とりあえず特攻かけるのも悪くありません。

ただ問題としては、何しろすぐに戦力になるメンバーを集めるというのが目的なので、かなり個性も実力のある人ばかりの集まりになっているということです。

近頃では、他の専門学校やスクールで学んでから、養成所に移ってくると言う人も多くなりました。

競争率もかなり高いので、そこでやっていけるだけの覚悟と自信、タレント性や実力も必要です。

不安に思うかもしれませんが、ものになるかどうかはやってみなくてはわかりません。

とりあえず思い立ったら吉日、で入所してみるのも大事です。

専門学校や養成所に入るに関して

正直な話、未成年の場合こういった学校や養成所への入所は、当人だけでは決められません。

あくまでも親の許可が必要になります。

勿論、親のお財布も必要になります。

もし何が何でもという場合、まず親を説き伏せることが第一です。

もしくは、学校卒業後自分で稼いだお金で今度こそ、という気概で入所して頑張る人もいます。

どういう方向で進むかは、当人の気迫と何が何でもという覚悟に左右されます。

普通の仕事と違って、では養成所や専門学校に入って卒業すればその後仕事が必ずある、という保証はないのです。

夢だけでは食べていけませんが、でも夢がなくては食べていけないという言葉もあります。

夢に向かって邁進してください。

まとめ

人気商売というのはやはり自分でもなってみたい、と思うのは当然です。

しかし声優という仕事の場合、なるまでが大変ですし、なってからもライバルは多く結構茨の道でもあります。

でもやってみなくては何とも後悔だけが残ってしまいますね。

専門学校で一から学ぶか、一か八か養成所で頑張ってみるか、憧れの声優さんの経営のスクールで学ぶか、自分の方向性を考えて進んでください。






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