中国地方にある漫画家を目指すことができる専門学校をまとめてみた
漫画家になるための技術を学ぶために専門学校に通いたいという方も多いでしょう。
ですが漫画家を目指すことのできる専門学校は、都道府県の認可を受けている学校だけで全国に63校あります。
人によってどこが向いているか、どこに通えるかなどは興味のあることや住んでいる地域によって変わってくるでしょう。
今回はそのたくさんある専門学校の中から、中国地方にある専門学校を紹介します。
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岡山ビジネスカレッジ
まずは岡山県に唯一ある漫画家を目指せる専門学校である岡山ビジネスカレッジについて紹介していきます。
岡山ビジネスカレッジについて
岡山ビジネスカレッジは岡山県岡山市に2つのキャンパスをもつ専門学校です。
田町キャンパスと岩田町キャンパスがあり、田町キャンパスには医療事務学科、ファッション学科、ブライダル学科が、岩田町キャンパスには営業スペシャリスト学科、英語コミュニケーション学科、パティシエ学科、介護福祉学科、CG・Web・アニメ学科、愛犬美容・看護学科、和食調理学科があります。
マンガかを目指す場合には、CG・Web・アニメ学科に進むことになります。
直接漫画について学ぶことができるというよりは、イラストやデザインについて学ぶ中で漫画家も目指すことができるという面が強いです。
漫画家としての技術だけでなく、グラフィックやキャラクターのデザインも学びたいという人にはおすすめの専門学校です。
岡山ビジネスカレッジの特徴
岡山ビジネスカレッジの一番の特徴は、設備です。
マンガだけではなくデザインにも特化した学科であるため、デジタル機器がより重要になってくるため、学校に設備が充実しています。
Mac等が用意されているのでパソコンの購入などの必要もなく、学生一人一人にiPad miniが支給されます。
教科書等もこのiPadに入っているので、荷物なども少なくなります。
2つ目は、企業との連携です。
連携企業から発注を受け、それを課題として取り組むことになります。
それにより、現場の流れや動きなどを実践的に学ぶことができます。
また、希望者にはアルバイトとして仕事を受けることができる場合もあります。
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YICキャリアデザイン専門学校
続いては、山口県で唯一漫画家を目指すことができる専門学校であるYICキャリアデザイン専門学校を紹介していきます。
YICキャリアデザイン専門学校について
YICキャリアデザイン専門学校は山口県周南市にある専門学校です。
デザイン科、総合デザイン科、デザイン専攻科、医療事務科の4つの学科があります。
デザイン科、医療事務科は2年制、総合デザイン科は3年制、デザイン専攻科は1年制になります。
マンガかを目指す場合にはデザイン科に進むことになります。
さらにそこで、イラスト・マンガ専攻を選ぶ必要があります。
また、デザイン専攻科でもマンガ関係の実践を積むことができます。
YICキャリアデザイン専門学校のデザイン専攻科について
デザイン専攻科は、基礎や技術などを身に着けている人が実務経験を積むための学科になります。
身に着けたデザイン力や企画力をベースにして授業内で実際の実務に取り組みます。
打ち合わせや企画の提示、会議から納品までを行います。
過去には「周南市 公共施設白書」に掲載するマンガの制作もありました。
YICキャリアデザイン専門学校の特徴
YICキャリアデザイン専門学校の一番の特徴は、講師陣です。
実際に東京や大阪、九州でプロとして活躍してきた方々を講師としています。
プロとしての経験やその人脈からプロとして必要な技術や最先端の情報を学ぶことができます。
また、なかなか求人がでないような場所の情報も得られることがあり、就職に有利に働くこともあります。
2つ目は、実習中心の基礎固めの授業です。
1年次は全専攻共通でクリエイターとしての基礎を固め、2年次に専門に分かれていきます。
クリエイターとしてやっていくことができるような徹底した基礎固めを行うので、技術力が確実に上がります。
穴吹情報デザイン専門学校
続いては広島県に3校ある漫画家を目指せる専門学校の1校目です。
穴吹情報デザイン専門学校について紹介していきます。
穴吹情報デザイン専門学校について
穴吹情報デザイン専門学校は広島県福山市にある専門学校です。
マンガ・イラスト学科、CGデザイン学科、グラフィックデザイン学科、ゲームクリエーター学科、情報システム学科、ITビジネス学科の6つの学科があります。
漫画家を目指す場合にはマンガ・イラスト学科に進むことになります。
穴吹情報デザイン専門学校の特徴
穴吹情報デザイン専門学校の一番の特徴は、無料マンガアプリである「comico」との連携です。
これにより、今後増えていくであろうスマートフォンに対応したフルカラーで縦スクロール型漫画のデジタルでの作画方法などが学べます。
また、実際に穴吹情報デザイン専門学校からも作品を投稿しています。
このアプリは国内累計1,600万ダウンロードを超えているので、多くの人に見てもらうことができます。
2つ目は、オリジナルのマンガドリルです。
これまでの指導の経験から、漫画を描くための基礎を学ぶことができるようにオリジナルのドリルを作っています。
これをこなしていくことで、確実に基礎力を養うことができます。
個人の進度に合わせて行うこともできるので、その人のペースに合わせて学んでいくことができます。
3つ目は進度別のゼミです。
実力に合わせて所属するゼミが変わるので、同じくらいの実力であったり目的の方が集まります。
イラストレーターを目指すゼミや漫画家を目指すもの、初心者の基礎力アップなどもあります。
穴吹デザイン専門学校
続いては広島県の2校目で穴吹デザイン専門学校を紹介していきます。
穴吹デザイン専門学校について
穴吹デザイン専門学校は広島県広島市にある専門学校です。
建築学科、インテリアデザイン学科、商品企画デザイン学科、グラフィックデザイン学科、マンガ・アニメーション学科、CG・ゲーム学科の6つの学科があります。
漫画家を目指す場合にはマンガ・アニメーション学科に進むことになります。
2年次にはマンガ専攻、アニメーション専攻、コミックイラスト専攻の3つに分かれます。
穴吹デザイン専門学校の特徴
穴吹デザイン専門学校の一番の特徴は、2年間での授業数です。
1限が50分でそれが週に25限、さらに2年間続くことになります。
その結果、授業時間は2年間で1,700時間にまで及びます。
また、この1,700時間の内、就職支援を含んだ講義形式は30%で、残りの70%は実技・実習になります。
時間に直すと、約1,190時間になります。
これだけの時間を学ぶことができるので確実に力を付けることができます。
広島ビジネス専門学校
最後に紹介するのは、広島県の3校目である広島ビジネス専門学校です。
鳥取県、島根県にはないので、この学校が最後になります。
広島ビジネス専門学校について
広島ビジネス専門学校は広島県広島市にある専門学校です。
製菓衛生学科、キャリアビジネス科の2つの学科があります。
漫画家を目指す場合には、キャリアビジネス科のイラスト&まんがコースに進み、まんがフィールドを選ぶ必要があります。
広島ビジネス専門学校の特徴
広島ビジネス専門学校の一番の特徴は、徹底した作品制作です。
半年間で基礎を固め、その後は作品制作の時間が増えます。
実習時間が非常に多いカリキュラムなので、とことん漫画を描いてデビューを目指すことができます。
2つ目は、少人数制のクラスです。
そのため、講師の目が一人一人に届きやすくなるので、個性を踏まえてアドバイスをしてくれます。
また、質問のしやすい環境にもなるので、積極的にわからないことや疑問を解消することができます。
まとめ
どの専門学校に通うかは、学ぶ内容や誰の講義を受けることができるかが変わってくるため、大切な選択です。
東京にある専門学校が人気になりがちですが、それ以外の地域にある学校もそれぞれ特色があります。
県内に同様の学校が無いからこその強みなどがある場合もあります。
ぜひ自分に合った専門学校を探してみてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.yic.ac.jp/cd/course/designmajor/
https://www.obcnet.ac.jp/course/cg/
https://web.anabuki-net.ne.jp/acf/ma/
https://web.anabukih.ac.jp/course/ma/
https://www.hirobi.ac.jp/course/illust/