イラストについて学びたいときには専門学校に通うのが良いと言われています。ただ、予算があまりないから授業料を抑えたいという人もいるでしょう。専門学校では他にも費用がかかるので、その詳細を確認しておきましょう。

イラストの専門学校に通うためにかかる費用は授業料だけではなかった

専門学校で学ぶ

イラストについて学びたいときには専門学校に通うのが良いと言われています。ただ、予算があまりないから授業料を抑えたいという人もいるでしょう。専門学校では他にも費用がかかるので、その詳細を確認しておきましょう。

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授業料が大半を占めるのは事実

イラストの専門学校でかかる費用について考える上で、まず前提として理解しておきたいのが全体としての授業料の比率です。他にも色々な費用がかかるのは確かですが、ほとんどの専門学校では授業料の占める割合が全体の半分以上を占めています。多い場合には8割以上になっているので、まずは授業料がどのくらいかかるのかを理解しておきましょう。

イラストの専門学校の授業料

イラストの専門学校で負担することになる授業料は学校によってかなり違いがあります。1年制か2年制かによっても異なっていますが、全体的な傾向としては1年あたり80万円から150万円くらいです。

授業料は奨学金を使える

授業料については奨学金を使うことができるので、まとめて負担しなくても問題はありません。認可を受けている専門学校なら国が提供している奨学金の貸与を受けて学校に通うことができます。ただし、貸与なので後で返済しなければならないということは念頭に置いておきましょう。原資が限られているため、収入が少ないなどの理由がないと奨学金を受けられない点にも注意が必要です。

教育ローンも利用できる

奨学金を得られなくても教育ローンでお金を借りるという方法もあります。公的に認められている教育ローンを使えるので金利が低めで、授業料は全額カバーできるのが一般的です。少しだけ借りたいという場合にも頭金として大半を払ってしまえば問題はないので使ってみるのがおすすめです。

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授業料以外にかかる費用

授業料以外にかかる費用にはどのようなものがあるのでしょうか。イラストの専門学校だからこそ負担が大きい費用もあるので代表的な項目を確認していきましょう。

教材費が別途必要な場合がほとんど

専門学校では授業料とは別に教材費の枠を設けているのが一般的です。テキストやデッサンなどの実習に必要な消耗品にかかる費用が主なものです。金額的には1年間で10万円から50万円くらいになり、授業料に続いて大きな負担になります。授業料は払えても教材費がこんなにかかるのは想定していなかったと後悔することもあります。全額でいくらかかるのかをきちんと把握してから入学願書を出すのが大切です。

パソコンなどの購入費も必要になる

イラストの専門学校では自分のパソコンを使って作業を進めていくのが一般的になっています。授業で使用するのに必要な最低限のスペックのパソコンを持ってくることが求められるので注意しましょう。もともと使えるものを持っていれば本体については買う必要はありません。ただ、CGなどを描くためのソフトウェアも購入することが多く、それも持っているという場合以外は費用負担が発生します。パソコンとソフトウェアを合わせて15万円から25万円くらいが相場です。必修で使用しなければならないソフトウェアに加えて、授業で紹介されて興味を持ったソフトウェアも買いたいと思うことがあります。数万円は余力を持っておくのが無難でしょう。

展示会への参加費も必要なことがある

イラストの専門学校に通っていると展示会への参加をする機会がある場合がほとんどです。単位の取得に必要とされているわけではないので任意参加ですが、就職活動にもつながるので参加する人が大半を占めています。作品は自分が作ったものを使うので費用はかかりませんが、参加費は負担することになるので注意しましょう。一回当たり数千円ですが、何度も参加していると合計したら数万円に上ることになります。

交通費負担も考慮しよう

人によってかなりかかる費用が異なるのが交通費ですが、大きな負担になっているケースもあるので気を付けましょう。イラストの専門学校では通常のコースなら平日の5日間、1年または2年にわたって通うことになります。学割を使えるので電車代やバス代が軽減されるのは確かです。それでも毎月1万円以上もかけて通っている人も大勢います。近くに専門学校がないことも多いのが原因で、長距離の通学になると費用負担が大きくなることは否めません。

就活にも費用がかかる

最後に考慮するのをわすれてはならないのが就活にかかる費用です。就活のための情報収集は専門学校がサポートしてくれるのであまり費用はかかりません。しかし、面接を受けに行くための交通費は自腹のことが多く、そのためにスーツなどの服装を整える必要もあります。履歴書などの準備もしていると細々とした出費があるので予め念頭に置いておくようにしましょう。

まとめ

イラストの専門学校でかかる費用は授業料の割合が高いのは確かですが、それ以外にも費用がかかります。教材費やパソコンの購入費については高い場合が多いので注意しましょう。交通費や就活にかかる費用も加味して考えて、十分な予算を確保するのが大切です。




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