とりあえず進学するのはOK?デザイン専門学校に目的を持って進学した方が良い理由
学校卒業後に大学への進学と就職のどちらも選択できない時、手に職をつけるために専門学校への進学を考える方がいます。
デザイン専門学校への入学は将来デザイナーを目指す方の多くが選択する進路のひとつです。
目的を持って進学する方もいれば、なかなか進路が決まらないことでとりあえず専門学校に入学する方がいるかもしれませんが、果たして目的を持たずに進学するとどうなってしまうのでしょうか。
ここでは、デザイン専門学校に目的を持って進学した方が良い理由をご紹介したいと思います。
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デザイン専門学校に目的を持って進学した方が良い理由
デザイン専門学校は専門的な知識や技術を学ぶことから、各授業が密度が濃い内容となっています。
初めてデザインを学ぶ方でも無理なく必要なスキルが身につく内容となっているものの、中途半端な気持ちで授業を受けるとついていけない可能性があります。
デザイン専門学校に目的を持って進学した方が良い理由について見ていくことにしましょう。
周囲には本気でデザイナーを目指す方が多い
デザイン専門学校によってある程度の人数のクラスで授業が実施されることもあれば、少人数制のクラスで授業が実施されることもあります。
周囲のクラスメイトの多くは本気でデザイナーを目指しているので、授業を積み重ねていくうちに技術の上達が早い可能性が高いです。
しかし、目的を持たず授業に興味を持てないままだと、授業に遅れをとってしまう可能性があります。
科目ごとに提出するべき課題の数が多い
デザイン専門学校では、科目ごとの授業を受けた後に課題提出をする必要があります。
課題提出した作品のクオリティによって成績に大きな違いが出てくるので、大手のデザイン会社に就職したい場合には好成績をキープしておく必要があります。
目的を持たずに授業を受け続けた場合、課題提出が滞りがちになることもあるので単位を落とさないように注意する必要があります。
短期専門学校はあっという間に就職活動の時期が来る
デザイン専門学校には3~4年制の長期のものと1~2年制の短期のものがあります。
短期専門学校の場合、入学から卒業までの期間が短いのであっという間に就職活動の時期が来てしまいます。
また、短期専門学校は1日の授業がびっしり詰まっていることが多いので、課題提出と就職活動が重なると時間に追われることもあるでしょう。
目的を持たないまま専門学校に通って卒業を迎えると、将来の方向性が定まらないままになってしまいます。
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デザイン専門学校ではどんなことを学ぶのか
目的を持たないままデザイン専門学校に入学した場合でも、授業を受けるうちにデザインの分野に興味が湧いてくることがあります。
デザインといっても幅広い分野があり、目指す職種によって授業内容に大きな違いがありますが、デザイン専門学校ではどのようなことを学ぶのでしょうか。
絵の描き方の基本について学ぶ
デザイナーとして仕事をすることと絵を描くことは何の関係もないように思えますが、デザイン画を描く際に必ず絵を描くスキルが必要となります。
デザインの土台となるデザイン画がまったく描けない場合、作品を完成させるのは難しいかもしれません。
デザイン専門学校では、デザイナーを目指す場合であっても絵の描き方の基本について学びます。
デザインの専門分野に関する深い知識と技術を学ぶ
デザイナーの仕事は、グラフィックデザイナー・ファッションデザイナー・ジュエリーデザイナー・プロダクトデザイナーなど幅広い分野があります。
希望する職種に就くために、デザイン専門学校では専門分野に関する深い知識と技術を学んでいきます。
現場で即戦力となる人材を育成するためのカリキュラムとなっているので、デザイン専門学校では方向性を定めることが何よりも重要になります。
インターンシップ制度で在学中に現場について学ぶ
デザイン専門学校の中には、インターンシップ制度が設けられているところがあります。
在学中にデザイン会社で実際に経験を積むことで、現場での仕事の流れなど実践的な事柄を学んでいきます。
学生として学校内でスキルを磨く以上に学ぶべきことが多いので、デザイナーとしての仕事内容を体験から理解することができます。
目的がない場合のデザイン専門学校の選び方
目的がないままデザイン専門学校に進学すると、専門的な内容の授業についていけなくなる可能性が高いかもしれません。
せっかく専門的な事柄を学ぶのであれば、自分にとって最適な専門学校を選ぶことで在学中に役立つスキルを身につけることができるでしょう。
目的がない場合のデザイン専門学校の選び方を見ていくことにしましょう。
好きな分野をとことん追求できる専門学校を選ぶ
デザイン専門学校を選ぶ際に、自分が好きだと思える分野を選ぶことで楽しみながら授業を受けることができます。
アクセサリーが好きな方であればジュエリーデザイン専門学校を選んだり、広告業に興味がある方であればグラフィックデザイン専門学校を選ぶなど、授業を受けるうちに興味が好きに変化して、本気でスキルアップを目指すようになる可能性があります。
就職に有利になる資格が取得できる専門学校を選ぶ
専門学校は即戦力を持つ人材を育成する場なので、学校選びをする時に就職に有利になる資格が取得できるところを選ぶと良いでしょう。
目的がないまま学校に通っていたとしても、資格を取得することにより履歴書内容を充実させることができるので就職活動の際に役立ちます。
目的がないままデザイン専門学校に進学する時の注意点
目的がないままデザイン専門学校に入学しても、授業を受けるうちにデザインに関して興味が湧いて将来の方向性が定まることもありますが、中にはまったく興味が湧かずに将来の方向性が定まらないまま卒業を迎えてしまうケースや途中で専門学校を辞めてしまうケースがあるかもしれません。
ここでは、目的がないままデザイン専門学校に進学する時の注意点を見ていくことにしましょう。
学費が高額なので専門学校選びは慎重になる必要がある
デザイン専門学校の中には学費が高額なところもあります。
デザイン専門学校を選ぶ時点でできるだけ興味が持てる学校を選ぶようにするなど、将来の方向性が定まっていないにしても授業に興味が持てる専門学校選びをすることで、途中で辞めたくなるという事態を避ける対策がとれます。
途中で辞めても授業料や設備費は返金されない事が多い
デザイン専門学校は入学後にある程度の期間が経過して途中で学校を辞めた場合、授業料や設備費が返金されないことが多いです。
デザイン専門学校に進学する際には、入学金・授業料・設備費等がかなりかかることを理解した上で学校選びをすることをおすすめします。
単位を取れずに卒業できないとさらに学費がかかる
目的がないままデザイン専門学校で過ごしていると授業に身が入らないことがありますが、単位が取れずに卒業できないと留年することでさらに学費がかかることになります。
スムーズに卒業するためには自分が好きだと思える分野の専門学校を選ぶようにするなど、学校選びを工夫することをおすすめします。
まとめ
デザイン専門学校は専門的内容の授業の連続なので、目的がないまま入学してしまうと授業についていけない可能性があります。
また、課題提出を怠ると単位が取れない場合があるので、専門学校への進学を考えている場合には真剣に学校選びをすることをおすすめします。
自分に最適なデザイン専門学校を選ぶことで、将来に役立つスキルを身につけることができるでしょう。