手が震えて線がひけない?ペンタブで手が震える時の対処法とは
ペンタブでイラストを描こうとすると何故か手が震えてしまうという方も、意外と多いのではないでしょうか?
最初にペンタブで挫折するのは、そこでしょう。
でも、多くの人がソレを乗り越えてきているわけですから、手の震えは対処できないことではありません。
そこでここでは、ペンタブで手が震える時の対処法について紹介します。
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ゆっくり描こうとしない
人は、ゆっくりした動きがあまり得意ではありません。
たとえば自転車を想像してみてください。
自転車でまっすぐ走ろうとする時、ある程度のスピードが出ている方がまっすぐ走りやすいという人がほとんどなのではないでしょうか?
逆に止まりそうという位のゆっくりのペースで走ると、ふらふらしてしまうはずです。
それくらいにゆっくりした動きのバランスを保つのはむずかしいのです。
それは、ペンを動かす時だって当然同じです。
なので、もしペンタブでイラストを描いていて手が震えてしまうというのであれば、ペンを動かすスピードを上げてみると良いでしょう。
ぶれても描き直せばよいだけ
これがアナログの紙に描いているのであれば、すごく丁寧に描かないとならないという気持ちもわかります。
すごく丁寧に描かないとならないと思うと、どうしてもゆっくり描くようになってしまうでしょう。
だから、ぶれてしまうのも仕方ないかもしれません。
でも、ペンタブの場合はそうして必要以上に丁寧に描く必要なんてないと言えるでしょう。
なぜなら、ペンタブを使用しているということは、たとえ線が変になってしまったとしても、すぐに描き直すことが出来るからです。
そうしてすぐに描き直すことができるのですから、必要以上に丁寧に描く必要はありません。
大胆に描いていって全然問題ないのです。
そう思って大胆に描いていけば、それだけ線がぶれなくなることもあるでしょう。
そうして線がぶれなくなっていけば、後はなれ次第で多少の遅さであればゆっくり描いても平気になっていくでしょう。
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ペンの角度を変えてみる
もしそうしてある程度スピードをあげて描いていってもいまいち線がまっすぐ引けないというのであれば、その時にはペンの角度を変えてみると良いでしょう。
ペンの角度を変えてみるというのは、ペンをやや倒して描いてみたりするということです。
つまり、ペンの持つところを変えてみるということです。
ペンの先の方を持って描こうとしたら必然的にペンを立て気味に持って描くことになるでしょう。
逆にペンの先の方を持ったら、ある程度ペンを倒して描いた方が描きやすくなるでしょう。
そうして色々持ち方を変えてみるうちに、自分にとってしっくりくる位置が見つかる事もあります。
アナログでもそれは同じこと
それはアナログでも同じことなのではないでしょうか?
アナログだって、描きづらいところを攻略するためには、ペンの持ち方、角度を変えてみるという方は多いはずです。
それをデジタルでも応用すれば良いだけです。
確かに、液タブでもない限り、ペンタブとアナログのイラストは全然違うものに見えてしまうでしょう。
でも、やっていることは大して変わりません。
ペンを動かしてイラストを描いているのですから。
ということは当然、アナログのやり方がペンタブにも通用するということになります。
なので、もし手が震えて線がまっすぐに引けない時には、ペンの角度を変えてみるのがおすすめになります。
手の下にタオルを入れてみる
手の下にタオルを入れてみて、手が震えづらい状況を作るというのもおすすめの対処法になります。
手が震えてしまうというのは、別に直線を引く時だけではなくいつも手が震え気味と言う方もいるでしょう。
そういう方におすすめなのが、この対処法になります。
やはりいつも手が震えてしまうというのは、手がきちんと固定されていないからだと言えるでしょう。
だったら、手をきちんと固定してあげれば、少なくとも多少は震えは収まるでしょう。
とはいえ、完全に手を固定してしまうと、当然イラストは描けません。
そこでおすすめなのが、手の下にタオルを入れるという方法なのです。
手の下にタオルを入れれば、そのタオルが固定台となって、ある程度手を固定してくれるでしょう。
ついでに手汗のケアも出来る
また、そうしてタオルで固定をしていけば、ついでに手汗のケアも出来るという利点があります。
ペンタブでイラストをかいていると、すごく手に汗をかくでしょう。
手にすごく力が入りますから、それも仕方がないことです。
でもそうして手に力を入れて汗をかいていたら、そのせいでペンが滑り、線がガタガタしてしまうという事もあるでしょう。
たとえ手の震えを抑えることが出来たとしても、そうして結果的に線がガタガタになってしまうのであれば、全く意味がありません。
なので、そうならない為にも、手汗はしっかりとケアしていかないとなりません。
もし手の下にタオルがあれば、そのケアもまず簡単に出来るでしょう。
だから、そういう意味でも手の下にタオルを入れるのはおすすめできることなのです。
色々な角度からガタガタするのを防ぐことが出来るのであれば、それに越したことはないでしょう。
無視して描き続けることも一つの対処法
ペンタブで線を描く時に手が震えてしまうというのは、何も手の置き方やペンの持ち方や動かし方が悪いわけではない可能性もあります。
最近では、ペンで何か文字を書く時に手が震えてしまう人がすごく増えてきていると言います。
そしてそれは、ストレスなどが原因で起こると言われています。
ペンタブで手が震えてしまうというのも、もしかしたらそれが原因かもしれません。
そしてそのストレスというのは、なるべく震えないように描こうという意識になるでしょう。
震えてしまうということを認識していれば、当然次に描く時にはなるべく手が震えないように描こうと思うものです。
でもそれがストレスになり、手を震えさせてしまうことがあるのです。
それを直すためには、やはりストレスとなることを解消していくしかありません。
そのためには、たとえ震えても無視して描いていくのが良いでしょう。
震えてもイラストがうまく描ければ問題ない
たとえ線が震えたとしても、イラストがかければそれで問題はないはずです。
そして実際、線が震えたとしてもイラストはある程度上手くはかけるはずです。
圧倒的なクオリティのイラストは、やはり線が震えていたら難しいかもしれませんが、ある程度のクオリティのものならば多少線が震えていてもかけるはずです。
そうして震えを無視してある程度のイラストが描けるようになれば、手が震えて線が震えていてもこれだけのイラストが描けるのだと自分を認めることが出来るようになるでしょう。
すると、手が震えることに対してストレスを感じなくなります。
そうなれば、当然次第に手が震える事もなくなっていくでしょう。
そうして線が震えなくなることもあるのです。
なので、無視して開き直ってイラストを描き続けるというのも、一つの効果的な対処法となります。
まとめ
ペンタブで線を描く際に手が震えてしまう人は、こうして対処していってください。
色々な対処法がありますが、どの対処方でチャンレジしていっても、いずれは必ず克服できるものです。
なので、あまり深く考えすぎない方が良いでしょう。
深く考えば考えるほどそれがストレスになり、そのせいで手が震えることに繋がりやすくなりますから。