タブレット端末はどこまでパソコン並みの機能となれるのか?検証してみました。
タブレット端末のキャパがどんどんと大きくなっています。
そこで、タブレットPCたるものが存在していますが、その使い勝手はいかがなものでしょうか?
もし、PCなみに使えるのならそれに越したことはありませんよね。
持ち運びも楽で、それでいて値段も比較的安いのが魅力的です。
また、タブレット端末のPC利用はさらに、どのような利点があるのでしょうか?
また、キャパの面でパソコンとの距離を狭めるにはどうしたらよいのでしょうか?
おすすめのアイテムもご紹介しながら、これらの疑問にお答えします。
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スマートにどこでも活用できるタブレット端末のPC利用は現実的か?
ところで、タブレット端末の利点とは、その安さと持ち運びの良さではないでしょうか?
特に海外などで出張される方などは、この点でタブレット端末を上手に利用されています。
つまり、タブレット端末は持ち運びのシンプルさという利点において現代の技術では最高のものであるという点です。
さらに、情報を持ち運びする点でも多くの利点があり、いわゆるペーパーレスのための媒体としては最高のものです。
また、情報を共有する点でも優れており、仕事上の情報共有の面では、スマフォと同様にタブレット端末は大きな力を発揮します。
それに、PCと違ってかなり長時間駆動し続けるので、外出の時間が長い状態でも持ち出しし続けられるのでPCの相棒としては良きパートナーとなります。
では、PCの代りとなり得るのか?
となるとそれは、別問題になります。
どういった点がPCの代りとはならないのでしょうか?
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タブレット端末の限界
タブレット端末の限界といわれるともう、タブレット端末はPCの代りとならないから必要ないと断言してしまいがちです。
重要なのはタブレット端末のウィークポイントを理解したうえで、賢くタブレット端末を利用してPCのパートナーとして活用することです。
PCにはなれない、タブレット端末の不向きな点を幾つかお伝えします。
1.やはり、高度なソフトを使うことは難しいといえます。
2.Wordの活用に関しては全く問題はないですがExcelの複雑な表計算には不向きです。
3.iPadに関しては、USBポートがないですし、フラッシュメモリで要領を増やすことは困難です。
4.10インチサイズでのタブレット端末であったとしてもネットのページをすべてPCのように見ることはできないという不便さを感じます。
このように列挙していくと確かにタブレット端末って意外に弱点が多くて、これでは仕事用として使用するというよりプライベートのほうが良いかもとなってしまう可能性はあります。
しかし、重要なのはこの弱点を克服するようにタブレット端末を使用すればタブレットPCとしてのストロングポイントを有効活用することができます。
タブレット端末を賢く活用するための方法とは?
タブレット端末のキャパを増やすにはどうすればよいの?
上記のウィークポイントについて考えると、まず考えられるのは、タブレット端末は明らかにキャパ不足であるゆえに不便を感じているという点です。
そこで、このキャパを補うように工夫すればタブレット端末の持ち運びの良さや駆動時間の長さを活用して仕事でも十分に活躍できます。
タブレット端末の弱点を補う為の方法をいくつかご紹介します。
まず優先すべきことは容量の少なさをどう補うかです。
USBハブの使用で、HDDハードディスクの外付けによる拡張方法
この点で、最初にお伝えしたい点としてこのハブがすべてのタブレット端末に適応するわけでもないですし、特にiPadはこの外付けは、現段階では無理だということです。
Appleとしてもこれから、様々な製品に対応できる外付けについて考えている様子はありません。
なので、アップル製品について今回は言及しないで説明を続けていきます。
この分野においてはAndroidのほうが、融通が効いている感は否めないです。
そこでおすすめなのがこちらのUSBハブです。
エレコムスマートフォン/タブレットPC用USBハブU2HS-MB02-4SBK
外付けハードディスクが使用できるならそれは最高であるといえます。
ここで、問題なのがタブレットにしては大きな消費電力である点です。
その問題を解決するためにACアダプターによって自己力で起動できるUSBハブです。
セルフパワーモードでは2000mAまで使えるので十分なキャパだといえます。
ただ、こちらも対応しているかどうか事前にチェッカー用のアプリやネットでの商品説明で自分のタブレット端末と対応しているかを確認しておく必要はあります。
さらに、おすすめできるのが、USBOTGでのHDDの利用です。
HDDの為のUSBOTGの有効活用とは?
このUSBOTGとは一つのケーブルでタブレット端末と他の周辺機器をつなげるものです。
従来の方法では、親であるPCが子である周辺機器につなげていくというスタイルですが、このOTGは周辺機器そのものが親になってお互いがくっつくというような考え方です。
例えば、プリンターとデジカメがこのUSBOTGによってPCを介さずにつながるといったような考え方です。
こちらも基本Andoridでこそ使えるケーブルです。
それに、オスであるmicroUSBポートに対応したタブレット端末なのか確認する必要もあります。
また、タブレット端末がUSBOTGに対応しているかもチェックする必要があります。
あと、知っていただきたい点としてUSBホストケーブルもOTGケーブルなので同じものであると理解していただけます。
ここで、タブレット端末の為のおすすめできるUSBOTGがこちらです。
サンワサプライAD-USB19BK
こちらのUSBOTGは¥1200ほどで、安価でありながら様々な周辺機器をつなげて利用できる優れものです。
もちろんUSBホスト機能に対応していないものは活用することはできません。
後、HDDもセルフパワーのものだけ使用することができるのも確認しておきましょう。
こちらのUSBOTGでもタブレット端末の弱点を補ってくれるものです。
後は、クラウドの有効活用で容量が少ない弱点を克服する
HDDを使ってのタブレット端末の利用でPC並みの情報量を持ち運ぶことができます。
ただ、HDDを持ち運ぶことも面倒だと考えられるかもしれません。
そのような場合は、もうクラウドの使用で情報を補うということになります。
クラウドといえば、GoogleDrive, DropBox, OneDrive, Box, Yahooボックス, iCloud, CoreDrive, などたくさんありすぎるぐらい存在します。
それぞれ、無料で利用できる容量が1G~20Gと幅広く活用できます。
さらに情報を共有したい知り合いが同じクラウドを持っているなら情報を共有できるのでそのようなメリットも考慮に入れてチョイスできます。
おすすめできるPCに近い利用のためのタブレット端末
PCに近づけるための拡張という分野において主にご紹介しました。
タブレット端末そのものもPCに近い機能のおすすめタブレット端末は存在するのか?
となります。
タブレット端末も現にタブレットPCとして存在します。
クリアーするための条件はいくつかあります。
まず、タブレット端末の画面の理想的な大きさです。
そして、OTGに対応するのか?
あるいはHDDをつなげられるのかも知る必要があります。
そこで、おすすめなのが2in1タイプのタブレット端末です。
上記の条件に近いタブレット端末をご紹介します。
Lenovo 2in1 タブレットideaPad Miix 310 80SG00APJP
こちらは10インチでいて当然、Office Mobileも付いているので外出時でのオフィスワークでも十分に活用できます。
バッテリー駆動時間も12時間以上ですから1日中出っ放しの時でもサポートしてくれる心強い味方です。
ストレージも64Gですから、必要なアプリをこちらに搭載してあとは、クラウドとUSBでのHDDの利用かといった感じです。
USBポートも2つついていますからこの辺の問題はクリアーしています。
また、振動にも対応できるeMMCが搭載されているのも強みです。
解像度もタブレットにしては高く1920×1200もの解像度ですからはっきりと画面を見ることができます。
これで、外に出てもクオリティーを下げることなく仕事ができるのでおすすめします。
まとめ
当然のこととして、PC並みのレベルまで要求することはできないのがタブレット端末です。
それでも、クオリティーの高いものを選択するのなら仕事上でもプライベートでも旅行中でも大きな助けになります。
あらゆる場所で情報の収集とそれを上手に処理する能力はこれまでにないほど求められていますから、その為にもタブレット端末を上手に活用していきたいものです。
そのためのPCに近づける工夫を凝らして、今を過ごしつつ新たな技術の誕生を待ってみましょう!