【初めてペンタブを買う人におすすめ】安くて高機能なペンタブ4選
初めてペンタブを購入される方の中には「とりあえず安いものがいい」という方も多いのではないでしょうか。
「まずは安価なペンタブを購入し、ある程度使いこなせるようになったら大きめのペンタブを買う」というふうに考える方も少なくないと思います。
今回は安くておすすめのペンタブをいくつか比較し、おすすめのペンタブを4つご紹介していきたいと思います。
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目次
まずは王道のワコムから「Intuosシリーズ」
ペンタブの中で代表的なメーカー、ワコムのペンタブをご紹介します。
ペンタブの中には10,000円を切る安価なモデルも多数あります。
特にワコムの「Intuos」は初めての方には購入候補に上がりやすいモデルです。
Intuosがおすすめの理由としてまずは「とにかく安価であること」が挙げられます。
また大手のメーカーであるため「ハズレの少ない」という意味では無難なチョイスであるといえます。
ペンタブには「筆圧レベル」というものがあって、筆圧レベルの数字が高ければ高いほど、よりなめらかな筆圧を体験することができます。
ワコムのIntuosの場合、筆圧レベルは1,024で、一般的な使用においてはこれでほぼ問題ないと思います。
Intuos Drawの場合、Intuosシリーズの中で最も安価な7,000~8,000円程度で購入可能です(2018年2月現在)。
Intuosシリーズをおすすめする理由「付属ソフトが豊富」
Intuosシリーズには特徴的なポイントとして「付属ソフトが豊富」ということが挙げられます。
これはあくまでオプションの部分ではありますが、Intuos Comicや、Intuos Artなどバリエーションによって最適な付属ソフトを選ぶことが出来るのもIntuosシリーズの特徴です。
これによって初心者でも購入後すぐに作業開始することができるという点では他のメーカーと一線を画す魅力の1つです。
特にIntuosシリーズの中でIntuos Comicは人気のモデルです。
その理由として、Intuos Comicには付属ソフトとしてあの有名な「CLIP STUDIO PAINT PRO(2年ライセンス)」が付属しています。
漫画やイラストを描くためにペンタブを購入される方には垂涎の魅力だといえるでしょう。
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コスパとスペックを両立する「HUION Insupiroy Q11K」
「ペンタブといえばワコム」と言われるほど、日本のイラスト業界でのワコムブランドは根強い人気を誇っています。
しかし、ペンタブのメーカーは世界中に数多くあり、その中でもワコムと肩を並べるほどの人気があるブランドとして「HUION」が挙げられます。
こちらは付属ソフト等はついてはいないのですが、実際に使った感想を言えば「驚き」の一言に尽きると思います。
実際に使われた方にはわかると思うのですが、わずか10,000円程度の定価でこの書き味を維持しているということに驚かれる方も多いと思います。
というのもHUIONのビギナーズモデルである「Insupiroy Q11K」は、なんと8,192レベルの筆圧に対応しており、大きさもA5からA4サイズの描写スペースが使えるという驚きのスペックなのです。
スペックでワコムと比較した場合、「IntuosPro」とほぼ同程度の性能になります。
ちなみにIntuosProの場合、定価は25,000から30,000円台で、描画スペースが「Insupiroy Q11K」とほぼ同じサイズであるLサイズの場合、定価は40,000円を超えます。
そう考えると非常にコストパフォーマンスの高いペンタブだといえます。
日本語サポートもついているため安心
ですが「HUION」というブランドは聞き慣れない名前で、本当にサポートを受けることができるのか?
という疑問もあります。
ですがHUIONは日本にも代理店があり、日本語での保証も受けられるためもしもの故障にも安心して対応することができます。
現在HUIONのInsupiroy Q11Kは12,000~13,000円ほどの価格で販売されています。
大きくゆったりとした画面で制作を行いたいという方はこちらのモデルを試してみるのもいいかもしれません。
破格の価格で業界最安値「GAOMON S56K」
次にご紹介したいのは、「GAOMON」というブランドです。
こちらも聞きなじみのないブランドですが、実は先ほどご紹介したHUIONのさらに上を行くコストパフォーマンスなのです。
「新しくペンタブを始めてみたい…でも10,000円も叩いて買ったペンタブも、結局使わなくなったらもったいない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そういう方にはGAOMON S56Kがおすすめです。
このS56Kは何が凄いかというと、コストパフォーマンスと性能が両立されている点です。
GAOMON S56Kは定価が3,800円と驚異的な安さであるにもかかわらず、対応筆圧はなんと2,048レベルとなっています。
これはワコムのペンタブと比較すると圧倒的な安さです。
さらにこのGAOMON S56Kにはもう一つ魅力的な点があります。
薄さ僅か2mmのS56K
S56Kの魅力としてコストパフォーマンスをあげました。
おそらく業界最安値であるS56Kですが、手軽さという点においてこれ以上の魅力はないでしょう。
さらにS56Kは本体が分厚いゴムでできており、厚さわずか2ミリ。
なので机の隙間や本棚の隙間などに置いておけるコンパクトさも魅力的な点となっています。
安定したスペックとコスパの良さで選ぶなら「XP-PEN STAR05」
最後にご紹介するブランドは「XP-PEN」です。
このXP-PENの「STAR05」は、ワイヤレスのペンタブで、ペンの部分も安価なペンタブとしては珍しく電池不要のモデルです。
普通、安価なペンタブはペン自体にバッテリーを内蔵しているケースが多く、必然的にペン自体重くなってしまうという欠点があります。
しかしSTAR05は電池不要のタイプなので、軽々とした書き心地で作業を進めることが可能です。
またワコムのペンタブなどは、「ワイヤレスキット」と呼ばれる無線通信モジュールを別途購入しなければワイヤレスで作業をすることができません。
しかしSTAR05は、7,000~8,000円程度の価格でワイヤレスモジュールを標準装備しています。
さらに読み取り範囲も広く、203.2ミリから127ミリもあるので、広々とした描画スペースを楽しむことができます。
ペン単体で購入できる自由度の高さが魅力
またこの手の海外ブランドに多い「ペン先などの付属品がネットに売っていない」という事はなく、アマゾンで普通に購入することが出来るのも魅力的です。
使用頻度にもよりますが、ペンタブを購入して1年や2年使っているとペン先は必ず摩耗します。
ですのでどこのメーカーも「ペン先を購入できるかどうか」という点も注意して購入しなければなりません。
XP-PENのSTAR05の場合は、ペン先はもとより、ペン本体も別途購入することができるため、もしもの時も安心して使用することができます。
まとめ
いかがでしょうか。
新しくペンタブを買う際、安価で高性能な海外モデルも試してみてはいかがでしょうか。
「既にグラフィックソフトを持っており、付属のソフトなど使わない」という人の場合、HUIONやその他のブランドも選択肢の一つとしておすすめです。
みなさんも初めてペンタブを買われる際は、安価で高性能なペンタブを使い、慣れてきた際に自分にあった一台を選んでみるのも悪くはないかもしれません。