漫画学校って専門学校だけど入試っていうのはあるの?
大学と違って専門学校の場合、入試はなしという学校が多いですね。
とりあえず当初の納入金を支払えば、そのまま入学が着るという学校が多数です。
ただ漫画やイラストの場合、専門職の1つでもあります。
そういった面も踏まえて、入試制度を取り入れている専門学校もあります。
勿論大学のような綿密な試験、とまでは行きませんが、当人のやる気など見ておきたいという感じですね。
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入学試験というのは
学生の皆さんの場合、この単語を聞くとそれだけで気分が悪くなったり、落ち込んでしまったりする人もいないではないでしょう。
そして学生でなくなって何年経っても、やはりこの言葉は悪夢のように心の底に何時までも残っているものです。
まあ試験というもの、入試もですし就職試験にしても同じことで、いい思い出を持っているという人は少数派ですよね。
誰かに自分の知識や技術をチェックされるというのは、気持ちのいいものではありません。
悲しいことに、社会人になってもこの試験というもの、つきまとっていますね。
昇給試験は勿論のこと、毎日の仕事という物自体が、実力を試されている試験の連続と言う感もあります。
入学試験もそうですが、試験の後の行動がまた大事になってくるわけで、もう試験のない人生はないのだ、と悟っている人も結構いるはずです。
そう考えれば、たかが入試くらいと軽く見ることも、出来ないではないですよね。
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特に高校卒業あたりだと
高校生の場合、必死になってやっと入試に受かって高校に入学したら、もうすでに大学入試の壁が見えているという、時期です。
高校に入学してホッとする日まもなく、その後の進路、もうちょっと深刻に言うと人生のルートを決めなくてはいけないと言う、本当にきつい時期です。
若さで乗り越えていくわけですが、それでも試験という言葉には敏感になりますよね。
こんな苦労して大学に行くんなら、いっそ入試とは無縁の専門学校で技術つけたほうが、この後の生活にもいいんじゃないかと思って当然です。
大学卒業という名前を取るか、技術の専門的な習得を取るか、そこまで考えてはいなくても、入試準備にしゃかりきにならずに済む専門学校行き、ちょっと憧れますね。
特に漫画家になろう、イラストレイターになろうと目標が定まっている場合、美大目指すよりも専門学校でと思うのは当然です。
何しろ美大関係の競争率は結構高く、技術試験もかなり高度です。
それに加えて一般教養の試験もあります。
ある意味普通の大学の入試よりも、準備が大変なのですね。
だったら苦労して入った大学で、基礎ばかりの授業を受けるよりも、専門学校で実践的な授業を受けるほうがデビューの近道、とも考えてしまいます。
なんと言っても、入試の準備が無くて済むと思うと、心が傾きますね。
一般的には入試というのは専門学校には
一般的に専門学校の場合、学費さえ支払えば定員数内なら誰でも入学が出来ます。
その代わり、やる気がなければ置いていかれるという、結構シビアな面もあります。
大学だとまだ先生や講師の後押しもありますが、専門学校だとやる気のない生徒に教えることはない、と切り離されてしまうこともあるのです。
そういった面では、実は専門学校の方が入ってからは大変なのです。
では本当に漫画の専門学校も、入試なしに入れるのでしょうか。
殆どの漫画の専門学校は、入試の心配なしに入学が出来ます。
申込数が多い場合、定員数を超えると断られることがありますが、それ以外ではまず問題なく入れます。
入試準備の時間がこれで自分のために使える、よし遊ぼうと思うのも、じゃあ絵の勉強をこの空いた時間にと考えるのも、その人次第です。
すでにシビア、開始です。
しかし学校によっては、入試を行っているところもあるのです。
漫画の専門学校の入試ってどんなものが
漫画の専門学校の入試だから、きっと実技だろうと考えてしまいますが、結構多岐にわたっています。
また入試自体に種類もあって、それによって試験内容も違ってきます。
AO入試
専門学校の場合多くは、オープンキャンパスに参加、その時に申込をという流れになります。
AOエントリーをしておくと、グループ面接の通知が来ます。
面接を受けた時点で、AO合格認定が出されます。
後は入試を受けるだけです。
あれ、AO合格しただけでは入学が決まらないのか、と思うかもしれませんが、このAO合格の時点でかなりの特典がつく学校が多いのです。
しかも当人のやる気がしっかりとアピールできるので、これを通過しておくのはおすすめですね。
一般入試
これが一番普通の入試です。
学校によって内容は違ってきますが、まあそれほど試験の内容が多いわけではありません。
一般教養や作文が主です。
技術に関しては、試験実施する学校としない学校に分かれます。
というのは、美大と違って描く方のテクニックは在学中に鍛える事が可能だからです。
また技術の点数で振り分けてしまった場合、ストーリー作りに長けている人を見逃してしまう危険性もあるからです。
画力というのはある程度鍛えられますが、ストーリーを作るセンスというのは、持って生まれたものが多いのです。
作文が筆記試験になっている学校が多いのは、そのためですね。
勿論面接試験もありますので、その準備、自分のやる気のアピールなどはしっかりと表現できるようにしておきたいですね。
社会人入試
社会人の入試を行っている学校もあります。
社会人の場合、学費免除などの大きな特典がありますので、夢をもう一度と思った場合、この制度のある漫画の専門学校で入試を受けてみて下さい。
すでに社会人の場合は、やはり画力をある程度持っているかどうかが、入学の対象になります。
学費の免除が結構大きくあるので、それなりの実力も必要だということです。
勿論面接もありますし、もし選考基準に満たない場合は一般入学になってしまいます。
そのあたり覚悟の上で、でも学んでみたい学びなおしたい場合、この入試システムを取っている学校を選んでみて下さい。
何もわざわざ専門学校で入試準備をと思わずに
まあすでに社会人の場合はともかく、高校卒業後に専門学校で漫画を専門的に勉強して描いていこうと思った場合、入試などない学校でと思ってしまいます。
しかしここでよく考えたいのは、しっかりとした入試システムを取っている学校は、それなりにしっかりとした授業をしている学校だということです。
適当に、来る者拒まず去るもの追わずの学校に比べると、それなりにプライドを持った学業を実践しているわけです。
ただもし、法外な入学試験のための願書料金とか、入試にたくさんのお金をとったりする学校は要注意ですね。
入学試験にことよせての、お金集めをしていると見て間違いありません。
そのあたりも含めて、よくよく学校の授業内容とかも比較して、自分に合った専門学校を選んでいって下さい。
実際のところ、入試をしっかりとしている学校というのは、大手で支部も多いそれなりの実績を持った専門学校ばかりです。
大手なら卒業後のフォローもきちんとしていますし、それ以前からイベントなどで卒業後の進路を、準備してくれたりもします。
専門学校に入るのに受験準備なんて、と考えずに入試のある漫画の専門学校、チェックしてみるのがおすすめです。
まとめ
専門学校なら入試のための準備はなくて楽、と言うのはまあ事実ではあります。
しかし漫画のような特殊な技術を要する、それを教える専門学校となると、それなりに才能のある学生がほしいと学校側も思いますね。
そんなこんなで、大手の漫画の専門学校の場合、入試をしっかりとしているところが多いのです。
入試があるから止めておこうではなく、入試があるから張り切ろう、になりたいものですね。