専用のペンタブ並みの性能を持ったiPad用のイラストアプリ
イラストを描くには専用のペンタブを使うのが1番と言われていますが、そんな専用のペンタブと同等かそれ以上に使いやすいというのがiPad ProとApple pencilとiPad Proで使えるイラストアプリです。
今回はそんなiPad Proで使えるおすすめ度の高いイラスト作成アプリを具体的な機能と合わせて紹介していきたいと思います。
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Photoshop-sketch
Adobeが提供しているiPad用のイラストアプリです。
PCのPhotoshopとの連動が可能であり、ブラシやツール情報もiPad上でPCと同じように使えます。
画像編集も可能で、イラストのみならず画像編集アプリとしての活用でもおすすめアプリではあります。
Apple pencilを使えば専用のペンタブと同じように操作も出来、Photoshop特有のにじみの操作も鉛筆の滑らかさも反映してくれます。
価格は無料であり、Appleのアプリストアからインストールが可能。
iOS10.0以降のApple製品で使用できiPad Proでももちろん使えます。
機能紹介
キャンバスはA4サイズの用紙など色んなサイズの用紙を選ぶ事ができます。
グリッド機能や遠近パース機能もあり、遠近法を用いる背景を描いたり、定規機能を使い建物や小物類なども描いたりできるようになっています。
メモリをよく使うレイヤー機能はA4サイズ用紙の大きさで20枚まで出力可能。
かなりのレイヤー数を使えるのでプロでも問題なくイラストを描けます。
更にレイヤー機能は乗算から始まりオーバーレイなど9種類の機能を搭載。
光沢のある絵も問題なく描けます。
更にショートカット機能もあり、PC上のPhotoshop同様に指でジェスチャーを行えば取り消したりが出来ます。
ファイルの保存や読み込みもjpgだけでなくPhotoshop独自拡張子も使えるのでレイヤー情報もそのまま反映したり保存したりが可能です。
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paintstorm studio
iPad ProとApple pencilを持っていてpencilを使い最先端のツールでイラストを描きたいという人におすすめのイラストアプリです。
Apple pencilの機能はほぼ全て使用できるというアプリであり、イラストを描く操作性も他のアプリより滑らかで一際スペックの高い物となっています。
海外製であり、アプリの説明も英語ではありますがイラストを元々それなり描いていた人なら直感的に扱いやすいやすくはあり、レイヤーなどの位置が違う程度でペンの選択も目で見てすぐ分かるようになっています。
無料で扱えるライト版と有料版があり、有料版の価格は1,600円です。
iOS10.0以降のiPad ProとApple pencilでの使用が前提です。
機能紹介
こよアプリの最大の特徴はスペックの高さであり、キャンバスのサイズも縦横6,000pxまで広げる事が可能。
レイヤーの枚数も上限枚数はなく、使用しているiPad Proが重くなるまでレイヤーを入れる事が出来ます。
iPad Pro9.7など古めのiPad Proですとそのせいでアプリが落ちたりする事もあるので注意が必要です。
レイヤー機能も数多く、26種類のモードにマスク機能も完備、レイヤーを整理できるフォルダまでもついていてイラストを描く際のストレスを減らしてくれています。
Apple pencilの機能は筆圧、傾きだけでなく曲線調整、パームリジェクション機能もありフルにApple pencilの機能を使えます。
ショートカット用のボタンも配置しており、カラーパネルで色を混ぜたりグラデーションや塗りつぶし機能なども使えたりして初心者からプロまで幅広く使えるアプリになっています。
Autodesk Sketchbook
スマートフォン向けから始まりタブレット向けとしても人気で初心者でも扱いやすいイラストアプリです。
ストロークが扱いやすく、線もかなり滑らかに引くことが出来ます。
エアブラシ機能に特化しており、補正の強いアプリを使いたい人にはおすすめ。
アプリ自体は無料でインストールが可能であり、ツールをたくさん使いたい場合はプロツールを購入するという風になります。
購入価格は600円です。
iOS10.0以降のiPadに対応しており、Apple pencilが無くてもそれなりの絵が描けるので初心者向けではあります。
機能紹介
キャンバスがかなり広く使え、25,000pxと4,000pxが最大となっています。
更にレイヤー枚数も上限は無いですが、増やしすぎると重くなるので注意が必要です。
レイヤー機能は17種類から選択可能であり、不透明度調整もレイヤー毎に行う事が出来ます。
Apple pencilにももちろん対応しており、筆圧感知から傾き、パームリジェクションが使えます。
他の独自機能としては録画が可能で見返したり出来ます。
更にミラー機能があり、同じ絵を対称的に描くという事も可能です。
Clip Studio Paint
ワコム製ペンタブやPCでのイラストを描く時に日本で人気のあるソフトウェアです。
それがついにiPad用のアプリとして登場しました。
機能は全く同じであり、iPadでそのまんま作業用ペンタブやPCと同じようにイラストを描く事が可能です。
マルチタブ機能のあるiPadですと別のアプリを起動しながらのイラスト作成も可能であり、別の事をしながらイラストを描きたいという人でも安心して使えます。
アプリの使用価格は月額980円。
iOS11.0以降のiPadやiPad Proで使用できます。
機能紹介
機能面はほぼPCと同等であり、キャンバスサイズも縦横20,000pxまで広げられます。
レイヤーの枚数も999枚まで使用可能です。
しかし最新ではないiPad Pro9.7や第5世代iPad、iPad Air2以前のモデルですとかなり重くなる可能性があるので注意が必要です。
Apple pencilにももちろん対応しており、筆圧と傾きをしっかり把握し反映してくれます。
ショートカット機能やジェスチャー機能もあり、ジェスチャー機能は編集して自分に合った物にも出来ます。
他の機能ですとベクターレイヤーという機能があり、指定した部分の線の大きさや太さを後から変更する事が可能です。
更に他のアプリよりも優れた塗り潰し機能があり、自動で色の境界線を把握して境界線がない、線が閉じられていない場所があったとしてもはみ出さないように塗り潰してくれます。
更にイラストだけでなく漫画の絵やコマ割りをiPad Proで描けるようにもなっており、漫画に必要なトーンや集中線なども選んで使用できます。
手ブレ補正機能が搭載されているのでごく普通にペンを持ち漫画を描く感覚でiPad Pro上に漫画を描けます。
3Dの背景素材を読み込んで漫画やイラスト用の背景として活用する機能も独自機能としてあり、その3D素材レイヤーを編集すれば一発で白黒の線画を作れるようになっています。
拡張子もイラストや画像用の拡張子に対応しており、独自の保存拡張子もあるので中断も簡単に出来ます。
まとめ
今回紹介したアプリはどれもかなりスペックが高く、ちょっと前の専用ペンタブやパソコン用のイラストソフト以上には扱いやすくイラストが描きやすいアプリばかりです。
初心者でも簡単にイラストが描けるものもあり、iPad Proの性能やApple pencilの性能をフル活用した物も。
キャンバスもA4サイズなら楽々と描けるのでiPad Proで描いてそのまま投稿したりも可能となっていて便利です。